最近ノーベル文学賞を受賞したカナダ人作家のアリス•マンローさんの本に「恋占い」という短編がある。
この人の作品はどれもが本気で内容が濃くて、長編小説を読んだ後のような読後感がある。
って、そんな説明はどうでもいいんですが、
チェコ人の若い大柄な家政婦さんが駅から「家具」を他所の町へ運ぶというこの物語の大筋とは全然関係ない、
主人公がドレスを買いに行く、田舎町の仕立てのいい洋服を売ってるお店について、ぼくは時々考える。
その店の女主人は、みんなこういういいドレスを買う時には、安いものがあるといって、
わざわざ遠くまで、高いガソリン代を使…[全文を見る]
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あー、その前に一度でいいから、本場広島の牡蠣を生と焼きで食べてみたかったなあ。
まあ牡蠣ならなんでもいいんですが。
冬のカキフライとかは、本当に格別に美味しいですよね‼︎
ぼくは揚げたてカキフライにコーミソース派です。エビフライも同じく。
ひとりごとのことを語る
結構ゲテモノ好きというか何でもかんでも食べてしまう人なので、
海外のへんてこりんな料理を見ると、どんな味なんだろうと思ってしまう。
まあ土からカブト虫の幼虫を掘り出して食べたり、韓国の人糞酒とかエイの発酵食品とかはごめんだけど。
そんなぼくが今食べたいのは、アメリカルイジアナ発祥のガンボだ。
簡単にいうカレーっぽいシチューだ。
こういうのって、結構食べてみると、微妙なものが多いんだけど、
マカオの西端の海が見えるレストランで食べたアフリカンチキンや
ベルギーのイタリア料理店で食べたムール貝のグラタン風みたいに
時々ホームランがあるから侮れない。まあ勝率は20%くらいなんだけど、
世界の美食を求めて、ぼくの挑戦は続くのであった。
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「冬の散歩道」はまるで自分のことのような曲だなと朝起きて一番に思う。それくらい寒いのだ。
そしてこの曲と同じように、ぼくはなんだか自分の可能性を探しているうちに年を取ってしまったような、やるせない気分になった。
サイモン&ガーファンクルの曲はすごく美しいけれども、なんだかそういうシニカルでビターな曲が多い気がする。
ぼくが一番好きなのは『ブックエンド』というアルバムに入ってる「アメリカ」という曲だ。
この曲も、アメリカを探しに行った恋人たちが疲れ果ててしまい、最後は自分を見失ってしまうという曲だった。
元気で幸福な恋人たちが本当に疲…[全文を見る]
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バイタリティに溢れてる。
もしくは仕事上では結構攻撃的な性格とぼくは評されることがあるんだけれども、
基本のんびりぼーっとしていることが好きだ。
まあ善は急げで、思ったことは即言わない、やらないと気が済まない性格だけれど、
それは書くことや絵を描いたり、創作することに限る。
うん、何が言いたかったんだっけ? そうリアリティの話。
ぼくは学生の頃から作詞作曲が趣味らしい趣味だったんだけれども、これに限らず創作物に関して、
「これでいい」って思えるのは、それに本人がリアリティを感じられるかどうかが問題なのだった(そうじゃない感性の持ち主も…[全文を見る]
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『ビフォア•サンライズ』と『ビフォア•サンセット』というイーサン•ホークとジュリー•デルピーが
主演しているマイナー作品が自分の中で最も好きな映画になっているのは、たぶんこの世の中には、
どこかに運命の人がいて、出会うことができるってまだ信じているからだ。
で、この映画は主演の二人がひたすら話しているだけの映画なんだけれども、
すごく会話が粋でチャーミングなのだ。そして、切ない。
特に続編のほうはなんだか古典映画の『哀愁』のラストシーンその後みたいな感じで。
特にジュリー•デルピーが可愛くて(彼女はフランス政府だか国連にいて、
今は環境系…[全文を見る]
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十徳ナイフのノコギリで、焚き木になる丸太を切ってたら、
そんなもので切ってたら、日が暮れるわ、無駄よw
と彼女に言われる夢を見た。ぼくはむっとしたけど、
大事なのはいま自分がしてることだよベイビーと諭した。
そう意味がないことでも続ければ、それなりに結果が出る。
蹴ってもびくともしない丸太は、小さいノコギリであっても、
切るべきなのだ。斧があれば一番ベストなのは分かってるけれども。
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深夜のドライブに出かけて、かなり深刻に暗い気持ちになっていたので、
何年かぶりに松屋に入って、牛メシを食べたんだけど、本当に美味しくなくて、
思わず笑ってしまった。
でも、まあこんなもんなんだろう。
それよりも24時間当たり前にお店がやっていることに感謝だ。
ぼくみたいに年中鬱な人はそういう存在に助けられてるんだ。
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今年もスフィアン•スティーブンスの『イリノイ』を引っ張り出してきて聴く。
このアルバムはいつもiPhoneに入ってるけれど、春や夏に聴く類じゃないのだ。
というわけで、結構ちゃんとした、といってもBOSEだけど、ヘッドホンでしっかり聴く。
わりに音楽はしっかり聴くほうなんだけれども、それでもこのアルバムは聞くたびにいいなあと思う。
それくらい深いし、でありながら、すごく軽くて、色んなものが混じりながら、
これでもか‼︎というほど、美しいのだ。
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23歳の頃、ぼくは毎日生きることに必死だった。
頑張ってたということじゃなく、絶え間なく襲ってくる世界と自分との乖離感や
本当に大事にしていたことを守れなかった自責の念に駆られ衝動にひたすら耐えていたのだ。
夢は破れたのだ。そして、もうどう人生を元通りに直したら、いいのかが分からなかった。
そんな時、ぼくがやっていたのはとにかく毎日部屋を箒で履き、雑巾をかけることだった。
そして二層式の洗濯機で洗濯をすることと毎日大学の授業に出ること。料理を作って、アパートに住む友人のところへ行って、ご飯を食べることだった。
最近、フランクリンプラン…[全文を見る]
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だけれども、薄くなったとはいえ、ぼくには船乗りの血が流れてる。
海は生活の糧を得るところであって、死に行く場所ではないのだ。
ぼくは難破した船みたいな自分の人生を見つめる。沢山の水が船内に入り込んでいる。
けれども致命傷ではない。それはじわじわと染み出る類のものだ。
何とかできる可能性は充分にある。
取りあえず近くの港を目指そう。それから先のことはまた次に考えればいいや。
ぼくは水を掻き出して、余分な荷物を海に投げ捨てる。
今まで完璧な航海なんてないし、求めたりしたことがなかった。
豪華な大型旅客船や大型のタンカーに乗って、太平洋を渡…[全文を見る]
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いったい何のためにここに来たんだろうか?
どこまでも続く堤防に腰かけて、ぼくは煙草に火をつけて、思った。
何台ものタンカーが沖に浮かび、製鉄所か発電所の煙突からは細い蒸気が伸びている。
その海は、ぼくらの家族にとって、全ての始まりの場所だった。
もし、ここが綺麗なだけの海だったならば、ぼくは生まれてこなかっただろう。
沢山の死が流れ込み、茶色に汚れた海が沢山のハゼやアジなどの魚の群れや貝をつくった。
(それは本当にうんざりするほど、取れた。家中が魚臭くなるくらい)
それが祖父の肉体をつくり、母の肉体をつくり、ぼくの肉体をつくったのだった。
素晴らしく大きな円環。壮大な詩。ぼくは死んだら、また海に戻るだけだ。
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長い間、祖父の一族は船乗りで生計を立てていた。10年、20年とかの歴史でなく、何百年にわたる長い間。
そして、祖父は、戦前•戦後、船で10人近い大家族を養い、妹たちを学校に入れて、卒業させたのだった。
陸に上がってからは、自分で会社を興し、沢山の子供を持って、また育てた。
君は将来何になり、何でご飯を食べたいのだ?と祖父はぼくによく聞いた。
その「何でご飯を食べるのか?」がぼくの人生で一番大切な思想になった。
けれども結局ぼくは何者にもなれてない。ぼくの人生はまるで海の真ん中で遭難している船のようだった。
行き先も、帰る場所もよく分からず、燃料が尽きかけているのだった。
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結局、祖父の骨は海に撒かれたのだろうか?とぼくは凪いで、霞のかかった海を歩きながら考える。
浜辺から少し離れたところには海苔の養殖か何かをしているマスが見えた。
海への散骨は、厳密に言えば死体遺棄と同じで違法行為になるということを
ぼくたちは葬儀屋の方から教えられて、初めて知ったのだった。
祖父の骨は鉢一杯分くらいあった。ずっしり重そうだった。
そんなものをお墓に入れたら、いくら新品でもお墓がいっぱいになる気がしたが、
骨っていうのは一年も経つと土に分解されて、跡形もなくなるのらしい。
というわけで、いずれにしても、祖父は海に還れるのだった。たぶん一年も経たないうちに。
そうやって沢山の死が海に流れ込んでいるのだ。人間だけだくでなく、動物や昆虫、木や様々な植物たちも。
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海水浴場は思っていたより簡単に見つかった。
海岸道路のすぐ脇まで海が迫っていた。所々切れる防波堤から、海の様子を眺めながら、
この辺だろうと、目星をつけた先に、その海水浴場があった。
記憶よりも、その浜辺はさらに小さかった。本当によくこんなところで泳いでいたなと思えるくらい。
白く巨大なホテルがあると思っていた建物は潮風に吹かれるマンションだった。
そこには誰もいなかった。
猫の額ほどの砂浜には白く干からびた貝殻に混じって、死んだイカが打ち上げられていた。
微かに腐臭の混じった懐かしい潮の匂いがした。
岸壁には小さなフナムシの群れが動かずに甲羅を干していた。そこがぼくの記憶の海であり、祖父が愛した海だった。
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記憶を辿って、ぼくは子供の頃によく来ていた海水浴場を探しに来た。
川沿いで、お寺のお墓の裏手側にある猫の額くらいのとても小さな海水浴場だ。
夏の早い頃は防波堤に登ると、
道の色が黒から白に変わった。
何百、何千ものフナムシが一斉に移動するのだ。ちょうどとなりのトトロのまっくろクロスケのように。
沖にはタンカーが浮かび、さらにその向こうには鈴鹿山脈が微かに見えた。
骨のように白く尖った貝殻、打ち寄せられた昆布、花火のゴミ、プラスチック容器。
強烈な潮の匂い。
「海は黒いものなんだ」と小さな頃のぼくは信じて疑わなかった。そのくらい80年代前半の海は汚かったのだ。
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愛知県も南の方に行くと、南国気分が漂ってくる。
ただでさえ道が広い愛知だけど、知多半島の海岸道路はもはや高速道路か一般道か分からないような状態が続く。
椿かハイビスカスのようなショッキングピンク色の花の茂みが道路フェンス代わりになっていて、所々現れる町の影で、
ああここは一般道なのだと気づかされる。それくらい信号がないのだ。
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WEDGEって雑誌は嫌いじゃないし、
面白いんだけど、露骨なまでに
原発推進派で産業界の代弁してるみたいなんだけど、本当にそうか?
企業は差し置いて、個人で発電目的の原発推進•維持派なんて、
どのくらいいるのだろうか?
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今日はもう仕事終了。
勉強しようっと。
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朝の台所で、もう秋だなあとしみじみ思う。
ぼくの頭の中では「ガール」や「イン•マイ•ライフ」、
「ミシェル」などが自動再生される。ビートルズ日和なのだ。
ってことで、久しぶりにビートルズでも聴こうと思って、
iPhoneをMacに繋いんだんだけど、OSが古すぎて、
ついにiTunesとiPhoneの接続ができなくなってしまった。
全くなんてことだ!!
ってことで気を取り直して、ストーンズを聴きながら、会社に行ってきます。
ホワイトMacではiOS7は使えないんですよお嬢さん!!
