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自分(id:happysweet55)のことを語る

最近ノーベル文学賞を受賞したカナダ人作家のアリス•マンローさんの本に「恋占い」という短編がある。
この人の作品はどれもが本気で内容が濃くて、長編小説を読んだ後のような読後感がある。
って、そんな説明はどうでもいいんですが、
チェコ人の若い大柄な家政婦さんが駅から「家具」を他所の町へ運ぶというこの物語の大筋とは全然関係ない、
主人公がドレスを買いに行く、田舎町の仕立てのいい洋服を売ってるお店について、ぼくは時々考える。
その店の女主人は、みんなこういういいドレスを買う時には、安いものがあるといって、
わざわざ遠くまで、高いガソリン代を使って、安いものを買いに行くのだと言って嘆いていた。
で主人公の若い家政婦さんもどうしたらそういう流れみたいなものに逆らって、
こういう店を維持できるのだろう?と考えていたんだけど、私にはそもそも人を集める能力がないから
無理だわとわりにあっさり諦めてしまうのだった。
で、これを人の目に止まらせたり、集客の問題解決は得意と考えてるぼくはどう解決するのだろう、と。
ことあるごとにぼくは考えるのだった。
なぜなら、ぼくの好きなレコード屋さん、洋服屋さん、喫茶店、バーがよく潰れるからだ。
で、たぶん、ぼくは仕事でやるんなら、まずその店の利用客がどんな人で、何に価値を感じて、
購買してくれてるのだろう?ということを徹底的に調べて、分析をするんだろうな。
で売上構成や購買者の暮らしぶりや他によく行く店などの生活スタイルについて想像する。昔の博報堂みたいに。
で次に、いくつかプランを考える。
そこで、恐らく最もはじめに来るのは、他所とその店にしか提供できないもののを鋭く尖らせることだ。
手動の手で廻すエンピツ削りのように、その店の品揃えやサービスについて、じっくり話し合う。
そして、それを言葉にしていき、その言葉を具現化する行動を実現する方法を考える。
先行きに不安があっても、今なんとかなってるのには、何か理由があるはずだ。
それを基にものの仕入れ、見せ方や、売り方について、行動しながら、観察し、ゆっくり変えていきましょうと。
なぜなら、こういうお客さんがいて、女主人さんの店のこんな服やサービスに、こういう価値を感じているからですよと。
こうしたら、もっとうまく行くんじゃないですか?と。