手元に届いた再発行されたクレジットカードを眺めながら、
今年いくつか目の「大きな決断」をしました。
それは8年で最低160万円は注ぎ込んだiTunesをやめて、
ミュージックカードのみでApple Musicへ登録することです。
この決断で1万曲近くあるライブラリーがただのゴミになった
感じがすごくするんですが、色々ものすごくスッキリしました。
年間20万円くらいかかっていた音楽への出費も年間1.2万円になります。
AmazonのKindleの支払いも同じように今日中に変えます。さらに、
ETCカードも使わないようにする。これで年間支出が50万円減る気がします。
財布を落としたのは「クレジット払いを見直せ」という天啓だったんだろう。
「音楽、書籍にはちゃんとお金を払う」をわりに律儀に守ってきた人間なんですが、
かなりレボリューションな決断でした。というか、もっと早くすべき決断だった。
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ひとりごとのことを語る
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先日戻ってきた財布を手入れした話をしたんですが、ブライドルレザーの財布ってやはりすごかったです。
この手の話は女子禁制なんですが、ブライドルレザーの財布ははじめ白っぽい粉が吹いてて、
カッチカチなんですよね。で、時間が経つにつれ、艶が出て、ふっかふかに柔らかくなるんですが、
クリームを塗ったら、恐ろしいくらいしゃんとしました。新品の靴みたいにカチンカチンです。
皮にはコードバンやカーフっていう種類があって、全部何かしら試しているんですが、ぼくはブライドルが一番好きです。
何というか、気さくでいて、フォーマルも似合うオールマイティな奴だと思います。
変化の幅があるものというのが、何につけても、ぼくは好きなのです。
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自分の中に「なるはや」という言葉がない。
全部時間と日にちで相手に指定するし、自分も優先順位をつけて仕事をしてるので、
使ってる人を見ると、この人は時間で困ったことがないんだろうなとか思う。
期日の曖昧さが、ぼくは本当に嫌な人間なのだ。
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出張先で昼食に入った中華料理屋さんの雑誌コーナーが見事に人妻エロマンガ雑誌で埋まっていた。
ぼくはエロ自体は嫌いではないですが、濃厚な熟女ものを見ながら、中華を食べる気には全くなりません。
まったく一体なんでこんなきとになっているんだろうと5分ぐらい考えてました。
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近くのプールで1km泳いでから(約1年ぶりだ)、夏の間に気になっていたオートキャンプ場へ行き、
椅子を出して、本を読む。もう完全に秋風が吹いていて、自然の中にいると、寒い。
車に入れてあるガソリンストーブを取り出して湯を沸かして、
コーヒーを淹れて飲む。火を見ると、人間はとても安心する。
水くみ、火おこし、寝床の確保というのはキャンプに欠かせないものだけれど、
人間の基本的な作業なんだよなあと思う。
一体マングースさんは何をやっているんですかという話だけれども、
ぼくは今日秋空の下で、コーヒーを淹れて飲みたい気分だったのだ。
風と川の流れる音しかしないという世界はとてもいい。少しの間だったけれども癒された。
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新しいヘアサロンへ行ったら、20年ぶりくらいに顔を剃られた。
さらに眉毛もシャキシャキ剃られて、動けない状態で眉毛にバリカンも当てられてしまった。
「し、しまった!田舎のヤンキー風に細眉・うす眉毛になる!」
と恐怖でいっぱいだったんですが、終わってみると、キリリとした自分がいて、驚いた。
ちなみに男性にとって、眉毛にバリカンを当てることは一般的に普通なものなんだろうか?
ぼくは眉毛のカタチは整えても、毛自体の長さを整えるのは初体験でした。
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最近、お世辞と賞賛の違いについて、考えていたんですが、本を読んでいたら、
いい定義が書いてあった。
お世辞とは「相手の自己評価にぴったり合ったことを言ってやること」だ。
お世辞とは誰もが喜ぶものではないが、驚嘆や賞賛は誰もが喜ぶものである。
なぜか?前者は真実でなく、後者は真実だからだ。
なるほど、その通りだなと思う。
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「人を裁こうとするな。人に裁かれたくなければ」。
おおよその人のイメージと違って、若き日のリンカーンは好戦的で、
人を嘲笑し、愚弄することが好きな弁護士だった。馬鹿にしたい人があれば、
グウの音もでないような文章を書いて、新聞へ投稿して、相手の名誉を傷つけた。
これが祟って、彼はより好戦的で、短気な相手との剣による果し合いを申し込まれることになる。
幸い友人の仲裁によって、その果し合いは回避されたのだけれども、以来リンカーンは嘲笑を避けたのだという。
大統領になっても、南北戦争の間も、彼は人を裁きたい(値踏みして、馬鹿にしたい)思いに
しばしば囚われたんだろうなと思う。
カーネギーの本にこんなエピソードが載っていて、最後にこう締めてあって印象に残ってる。
「神でさえ人が死んだ後にしか裁かない。我々にそうした(生前中に人を裁く)ことができるだろうか」と。
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ぼくが1968-73年の間の音楽が好きなように、大体それって5年くらいの周期で変わってんやなとか思う。
73年と74年の間には、決定的な何か違いが存在するんですが、同じように2008-2013年(基本ポストロックの時代)は終わり、
2014-2018年っていう新しい時代がもう始まってるんだよなとか思う。
あんまり流行りに音楽は聴かないんだけれども、ああ確かにと思う。
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天皇陛下がタヌキの糞に関する研究論文を発表されたというニュースを見て、
なんだか全身が和んでしまった。東日本大地震や災害があるたびに、
被災者にかけられる声や表情で、ぼくは天皇陛下がすごく好きになったんですが
何年にもわたってタヌキの糞の研究をなされるところにも生物への温かいまなざしを感じる。
しかし、皇居の中というのはすごいな。東京のど真ん中に野生のタヌキが棲息してるなんて!
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本屋さんが自分の生活に戻ってきた。
都会に住んでいた時は職場から歩いてすぐの場所に丸善が、少し歩けばジュンク堂もあったんですが、
仕事と勉強で一杯だったので両方ともほぼ行かなかった。
もっとも、ぼくが大規模書店があまり好きじゃないのもあるんだけれど。
ぼくは、何といっても「本屋のはしご」が好きなのだ。
本屋は基本広くなくていいのだ。
店長と店員の誰かが本の内容をちゃんと把握して、「棚づくり」をしていることが大事なのだ。
そういう中小規模の書店が生活圏内に2、3件あったら、ぼくは満足だ。
というか、色々幸せをなくしてしまったんだけれども、青年期までのぼくの人生の喜びは書店巡りだった。
人生悪いことばかりじゃない。ぼくは自分の人生にちゃんとした本屋さんを取り戻したのである。
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・「自分は損害を受けた」という意見を取り除くがよい。そうすればそういう感じも取り除かれてしまう。
「自分は損害を受けた」という感じを取り除くがよい。そうすればその損害も取り除かれてしまう。
・すべての出来事は正しく起こる。もし君が注意深く観察するならばこのことを発見するであろう。
(マルクス・アウレリウス『自省録』第4巻7と10)
ギリシア哲学ストア派後期でセネカやエピクトテスとともに有名な哲人皇帝アウレリウスさんの言葉です。
約1850年前の人だけれども、すごい核心をついているように感じます。
岩波文庫のこの辺りの本はおしなべて50-60代の年…[全文を見る]
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「幸うすき人間どもにとって、
まさに生涯の最良の日は、真っ先に逃げていく。」
2000年くらい前に書かれたセネカの本が身に染みる。貪るように読む。
こんな風に本を読んだのはいつぶりだろう?
10年前にドストエフスキーの『白痴』や『悪霊』を読んで以来かもしれない。
何せ2000年も前の本だから、色々言ってることを翻訳しなければならない。
けれども、その頃から、基本的に人間の本質は何も変わっていないんだなと驚く。
色んな嬉しいことも、悲しいことも、挫折も失敗も重ねてきたから分かる。
きっと苦しくなかったら、セネカなんか読まなかっただろうし、こんなことを思うこともなかっただろう。
ましてや「今日はぼくにとって、最良の日だったのだ」と気づくこともなかっただろう。
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やることはその場その場で終わらせるしかない。書き出す、やる、消す。その繰り返し。
相変わらず、禁煙で元々疲れてる人がさらに困窮、廃人化してるのですが、立ち上がらなくっちゃ。
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木村衣有子さんの『京都の喫茶店』。
図書館でラフマニノフの交響曲全曲集と一緒に借りてきたんですが、
喫茶店ブームをつくるきっかけとなった『京都カフェ案内』が出てからもう15年なんだなあ。
ぼく的にはくるりの1stアルバムとイメージが被るんですが、木村さんもなんかブレることなく、
京都っぽいというか、何か生活に根ざしたものをテーマに着々と素敵な随筆を書き続けている気がする。
京都の喫茶店の話は間違いなく面白い。
行くとほんとうに珈琲が好きな人が珈琲を淹れ、店を守っているのが分かる。
ぼくは喫茶店という空間が好きだし、そこでひとりで過ごす時間が好きだ。
わりに行く店は固定化されているんだけれども、冬に行く時には1、2軒周りたい。

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禁煙21日目。一つの目安としていた3週間を超えた!
ただニコチンガムの使用量は減っていないので、11月末にゼロを目指して、
使用する個数の管理が必要。15年という月日の習慣をなくすのは中々大変。
ストレスもハンパないので、脳が戻るまで日々工夫&工夫です。
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晴れて無事年末を迎えられたら、下鴨神社に御礼のお詣りに行こうかと。
宇治平等院→萬福寺→清水寺→昼食→
下鴨神社→三角中洲でボンヤリする→二条城→西陣の美味しいお店で友人とゆっくりご飯→JR二条駅。
わりと忙しそうですが、完璧なプランだ。冬の寒そうな京都の青い空が目に見える。
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禁煙20日目。
・食事に変化はないけど、珈琲がものすごく美味しく感じる。
・坐禅をしていて、吸う息、吐く息が軽すぎる。特に吐く息。
・脳が明らかに働かない。ボンヤリして、落ち着かない症状がやや落ち着く。
頑張ってるぼくは偉い。
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台風すごかったんだな。
ぼくは今日はわりに楽しくて、大雨の時に懐かしい場所にいたので、全然気になりませんでした。
東日本の方は引き続きご注意を!
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絶対聴きたいと思っていた大滝詠一の「さらばシベリア鉄道」や浅川マキの「夜が明けたら」、
くるりの「赤い電車」がタイムリーにかかる神番組。
大滝詠一さんはこの曲もですが、小林旭さんに楽曲提供してる「熱き心」にもグッときます。
ぼくは雪、雨、シベリア、明け方、汽笛、日本海が好きな人なのです。
/ひとりごと