本屋さんが自分の生活に戻ってきた。
都会に住んでいた時は職場から歩いてすぐの場所に丸善が、少し歩けばジュンク堂もあったんですが、
仕事と勉強で一杯だったので両方ともほぼ行かなかった。
もっとも、ぼくが大規模書店があまり好きじゃないのもあるんだけれど。
ぼくは、何といっても「本屋のはしご」が好きなのだ。
本屋は基本広くなくていいのだ。
店長と店員の誰かが本の内容をちゃんと把握して、「棚づくり」をしていることが大事なのだ。
そういう中小規模の書店が生活圏内に2、3件あったら、ぼくは満足だ。
というか、色々幸せをなくしてしまったんだけれども、青年期までのぼくの人生の喜びは書店巡りだった。
人生悪いことばかりじゃない。ぼくは自分の人生にちゃんとした本屋さんを取り戻したのである。
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