木村衣有子さんの『京都の喫茶店』。
図書館でラフマニノフの交響曲全曲集と一緒に借りてきたんですが、
喫茶店ブームをつくるきっかけとなった『京都カフェ案内』が出てからもう15年なんだなあ。
ぼく的にはくるりの1stアルバムとイメージが被るんですが、木村さんもなんかブレることなく、
京都っぽいというか、何か生活に根ざしたものをテーマに着々と素敵な随筆を書き続けている気がする。
京都の喫茶店の話は間違いなく面白い。
行くとほんとうに珈琲が好きな人が珈琲を淹れ、店を守っているのが分かる。
ぼくは喫茶店という空間が好きだし、そこでひとりで過ごす時間が好きだ。
わりに行く店は固定化されているんだけれども、冬に行く時には1、2軒周りたい。

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