Angelo: Dici che nel resto del mondo non hanno problemi?
(アンジェロ:じゃあ世界の他の国には問題がないっていうのかい?)
Chiara: Beh, è chiaro che tutti abbiamo dei problemi. È nolmale. Farne un film o scriverne un libro è un tentativo di risolvere o, per lo meno, di capire il problema.
(キアーラ:だから、どこだって問題くらいあるわ。普通じゃない。それについて映画を撮ったり本を書くのは問題を解決しようとするか、できなくてもせめて理解しようとする試みなわけ。)
Carlo: E se riesci a farlo con ironia ne…[全文を見る]
お話しするにはログインしてください。
勝手に引用のことを語る
勝手に引用のことを語る
…自分にとっての自明性の世界に気づくことで、それには「異質なもの」を経験することである。広い意味でのカルチャーショックの効用で、自分と違う多様な生き方、考え方、人生経験をしてきた人との出会いである。そうした社会的な場と機会の創出に真剣に取り組む必要がある。
人生後半期におけるまなぶことの意味はこの点にある。そして、これは最高に贅沢なことかもしれないのだ。
勝手に引用のことを語る
何のために学ぶのかを考えたとき、これまでは自分のためと思ってきたが、自分自身に知識がないことは人を傷つけることだと知った。
人を傷つけないために、そこにある痛みを知らなければならない。そのために学びたい。
都内高校卒業式にて、卒業生代表
勝手に引用のことを語る
本格ミステリには「ヴァン・ダインの二十則」や「ノックスの十戒」など伝説的な禁則(それらが実際の権威をもった時代はないのだが)があり、作家にストイシズムを要求する。それをもって、なんと窮屈で非文学的なのだろう、と嗤うのは間違っている。数多の名作が禁を破ることによって名作の地位を得ているし、そもそもルールを美しく裏切ることは本格ミステリの最高の栄誉なのだから。様式美や厳格げなルールは本格ミステリの外面であって、おそらく本質ではない。では、何が重要かと言えば――すべてを裏返せ、ずらし続けろ、自由であれ、ということなのだろう。
(有栖川有栖)
勝手に引用のことを語る
まずこっちで
物語における読者
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CA%AA%B8%EC%A4%CB%A4%AA%A4%B1%A4%EB%C6%C9%BC%D4%A1%A1
「【目次】
序
1 テクストと百科辞典
1・1 テクスト理論、第一世代と第二世代
1・2 コンテクストと状況とに関する選択
1・3 テクストに向けられた指針としての意義素
1・4 潜在的テクストとしての意義素、意義素の拡張としてのテクスト
1・5 /前提/という傘形用語について
2 パース――テクスト共同作業の記号過程的基礎
2・1 解釈項、根底、意味、対象
2・2 根底
2・3 力動的対象と直接的対…[全文を見る]
勝手に引用のことを語る
今思えば震災について本気で考えたことがありません。いつもどこかに綺麗事をまじえて考えていたような気がします。
私は大好きな母を忘れそうになっています。
震災が起きる朝に交わした言葉も、声も顔も動作も、思い出せないことが多くなっています。それがとても怖いです。
そして忘れていってしまう自分が嫌でしょうがありません。
(中略)(進路説明会の時のこと)
けれど、みんな親がきて隣に座る。それを見た瞬間、少しだけ泣いてしまいました。
母に会いたい気持ちが溢れてきます。
母は死んでしまったけれど、まだ生きている、いつか会えると信じます。
その気持ちが私にとって前に進むための理由になります。これから大切な仲間とともにたくさんのことを体験し、心に残る思い出にしていきたいです。そして、母に会ったら自慢して、一緒に笑い合いたいです。
宮城県東松島市立鳴瀬第二中学校卒業生 高橋まなきさん
勝手に引用のことを語る
私はあの日より、少しだけ強くなりました。母への想いと残された家族や友人、多くの方々の支えがあったからです。親孝行もできませんでしたが、自分らしく生きることが恩返しだと思っています。
政府追悼式 被災3県 遺族代表のことば(抜粋) 避難中に一緒に津波にのまれ、母ゆかりさん(当時42)を亡くした岩手県代表、山根りんさん(18)
勝手に引用のことを語る
一日いちにちを生きることがこんなにも大変なことだったのかと、過ぎ行く時間の重さを感じ続けた2年でした。自分は何のために生きているのだろう。何度も同じ疑問が浮かんでは、そのたびに息が詰まり、答えを出せずにいました。それでも、ひとつだけ確かなことは、あなたがいた私の人生は幸せだったということです。自分に残された年月をかけて、愛する2人の人生の続きを、私が歩んでいこうと思います。
政府追悼式 被災3県 遺族代表のことば(抜粋) 7か月の一人息子、直人ちゃんと妻由里子さん(当時27)を亡くした宮城県代表、西条卓哉さん(32)
勝手に引用のことを語る
「上品というのはなんです?」
「上品てのはおのれの欲望にスローモーなだけ」
立川談志「やかん」より
勝手に引用のことを語る
適度な飲酒は体にも良いといわれてるのでタバコとの比較は難しいところですね。
タバコやお酒の是非というより最近、正論を語るときの声の大きさが気になっているので
引用してみました。
どちらにせよ他者の嗜好については寛容でありたいものです。
勝手に引用のことを語る
適度な飲酒は体にも良いといわれてるのでタバコとの比較は難しいところですね。
タバコやお酒の是非というより最近、正論を語るときの声の大きさが気になっているので
引用してみました。
どちらにせよ他者の嗜好については寛容でありたいものです。
勝手に引用のことを語る
「タバコの害についてこのごろ威丈高に言うものが増えたのは不愉快である。
いまタバコの害を言うものは、以前言わなかったものである。
いま言う害は全部以前からあったものである。
それなら少しはそのころ言うがいい。
当時何も言わないで、いま声高にいうのは便乗である。
人は便乗に際して言うときは声を大にする。
ことは正義は自分にあって相手にはないと思うと威丈高になる。
これはタバコの害の如きでさえ一人では言えないものが、いかに多いかを物語る
ものである」
山本夏彦『良心的』
勝手に引用のことを語る
「タバコの害についてこのごろ威丈高に言うものが増えたのは不愉快である。
いまタバコの害を言うものは、以前言わなかったものである。
いま言う害は全部以前からあったものである。
それなら少しはそのころ言うがいい。
当時何も言わないで、いま声高にいうのは便乗である。
人は便乗に際して言うときは声を大にする。
ことは正義は自分にあって相手にはないと思うと威丈高になる。
これはタバコの害の如きでさえ一人では言えないものが、いかに多いかを物語る
ものである」
山本夏彦『良心的』
勝手に引用のことを語る
多くのビジネス書はビジネスにおいては何事も、明確なゴールと、ゴールまで最短距離で行き着くことが重要だと説いていた。わたしは、このゴール志向がビジネスをつまらなくしていると考えていた。ゴールはただの結果に過ぎない。そして、ゴールよりもプロセスが大切なのだという論を展開した。わたしはもっとうまく説明したかったが、そのときはまだ駒沢敏器を知らなかった。知っていれば、自分たちがビジネスをするのは、ゴールのためではなく、いや、何かのためにではない、特別なことが、働くということの中にはあるのだと言えただろうと思う。
平川克美の路地裏人生論「何かのために、ではなく」3/16
勝手に引用のことを語る
「五月人」について
http://www.gendaishicho.co.jp/news/n6013.html
「火星人やフランス人や日本人や文化人がいるのとまったく同じように、五月人がいる。そして最初の五月人がいれば、その後の五月人だっていることになるわけである。原則は論理的につねに保持されなければならない。運動(運動?)の総括などと言っても、その実体のない軛につながれていることをいまだに自らが望むのであれば、五月の空は逃げていくばかりである。永劫の昔から魔女キルケーの鍋の中でぐつぐつと煮立っていたのは、あえてこんなことを言わねばならないのは非常に気恥ずかしいが、…[全文を見る]
勝手に引用のことを語る
蜘蛛の巣は柔かで、耳さえ塞いでしまえば、自分の体が其処に囚われているという事実から目を逸らしさえすれば、何処へ行く必要もなく寝ていられる。しかしそのままではいずれ死ぬ。死なないために塞いだ手を離し、目を開け。
(宮木あや子『花宵道中』 - 青花牡丹,新潮文庫,2009年,162頁)
勝手に引用のことを語る
佐野元春、30th Anniversary 東京ファイナルの録画を見る。
ラストでステージにメンバーと並んで。
「ファイナルということで… 何かましなスピーチをと思ったんです。
演奏の中で、何かましなことを言おうと思ったんですけれども、
たいてい… そんなことすると… 変なことを言ってしまうので、(客席笑)
(ポケットをさぐって折り畳まれたメモを出す)
メモにまとめてきました!(客席拍手と笑)
ちょっと聞いてください(照)」(とメモを見ながらメッセージを読む。)
(メッセージ自体は略)
新しいパターンながらやはり佐野元春だなあと笑いと涙がこみ上げてきて(大げさ)
勝手に引用のことを語る
当然、家庭も学校も職場も感情文化に取り囲まれているわけだが、学校がとりわけ組織的に感情を社会化する強力な機関であることは言を俟たない。
日本の学校では、特に「気持ち」や「みんなの心を一つにすること」が重視される。感動や涙をめざして卒業式の練習が念入りに繰り返されるのも、その一例といえよう。
卒業式の練習がそうした感情の社会化場面であることは、次の回想からもうかがえる。
(中略)
このように、卒業式が「社会的な期待にそって心をこめるべき事態」であるという規範と、その規範に従う方法が、あらかじめ繰り返し教えられる。
式の参加者が感…[全文を見る]
勝手に引用のことを語る
このような「方程式」の存在は、卒業式の歌を集めたCDの帯や楽譜集の表紙からも読み取れる。
「涙で声を詰まらせた感動の名曲」「学校生活最後の日、みんなで心ひとつに通わせてうたう」「全国の卒業生が涙した」などのフレーズは、卒業式の歌に求められるものが何であるかを物語っている。
また、『涙を超えた感無量の卒業式をつくる』『生徒の涙が輝く卒業式を演出する』といった教育実践書のタイトルからも、それが意匠に満ちた演出によって構成され、感情に働きかけようと企図する営みであることがわかる。
その結果として、みんなで感動しともに涙する「感情の共同…[全文を見る]
勝手に引用のことを語る
歌の上手い下手という問題を感じさせないオジーの凄さは存在感!そして、オジーがいくらスターのギタリストを使ったところでオジーを支える役目になってしまう(いくら花にはなっても)。トニー・アイオミだけが横に並ぶことのできるギタリスト。
(はたけ(シャ乱Q):ブラック・サバス『リユニオン』(1998年)ライナーノーツより抜粋)