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Tips:書きやすい書き方が、読みやすい文章になるというものではない。時には読む側の目になって自分の書き物を見直してみよう。
id:dadako
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『黒い蜘蛛』ゴットヘルフ(作) 山崎章甫(訳) 岩波文庫
挿絵がかなり入った、民話を元にした教訓小説なのだけど、その教訓的な部分が鼻につくわけではなく、物語としてほんとにおもしろかった。
クオリティ高いアニメで見たい。黒い蜘蛛や緑の男、動いてるのが見たい。
でもこどもにはトラウマになるかもな。

id:a-cup-of-snow
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『トロイメライ』池上永一
・今まで読んだ池上作品のような湿度や温度、異世界の濃密な空気はなく、爽やかで明るく楽しい話でした。
・時代物の短編ですが、登場人物は現代っ子っぽいです。
・『テンペスト』を読まなきゃいけない気になります。

id:a-cup-of-snow
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『ミミズクとオリーブ』『嫁洗い池』芦原すなお
・読まなくってもよかったかなぁー…って。
・『謎デイ』読んだときも「ぐはっw」って思いましたが、同じ感じ…。
・これはミステリーではない、大人のラノベだと思います。

id:florentine
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どういたましてーv
ていうかもう読んでらっしゃったとは!!w やはし!
それと、そこは霊、ですな
たしかにエルヴィスのメンフィス http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9_(%E3%83%86%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%83%BC%E5%B7%9E)ってのは大きいっておもいます 名前も名前だし(エジプト!) あらためて読むと凄いなあ、と すっかり忘れてましたが(ははは、こういうところでピピッと思い出せないくらい疎いから難しかったのだよなあ)、キング牧師はここで亡くなってましたね 
先日、菊地成孔さんのラジオで山下氏が出ててパリに…[全文を見る]

id:florentine
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アメリカ音楽史
ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで
著者: 大和田俊之
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2584972
 
そのサウンドと<歴史>はいかなる欲望がつくったか

ロック、ジャズ、ブルース、ファンク、ヒップホップ……音楽シーンの中心であり続けたそれらのサウンドは、十九世紀以来の、他者を擬装するという欲望のもとに奏でられ、語られてきた。
アメリカ近現代における政治・社会・文化のダイナミズムのもと、その<歴史>をとらえなおし、白人/黒人という枠組みをも乗り越えようとする、真摯にして挑戦的な論考…[全文を見る]

id:tulutulu026
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『ループ』鈴木光司
以前、映画の『リング』シリーズのプロデューサー氏のインタビューを読んだんですが、彼が「当初はループも映画化するっていう話があったんだけど、ホラーじゃないからやめた」と言っていた意味をようやく理解。リングは最終的にこんな世界に行ったのね。これは映画にはできないわぁ……
うーん、イマジネーションがふくらみすぎて脳みそがぱかーーんと破裂しました。よくこんな話思いついたなぁ。(内容は1もらすと100までバレる話だから言えない。言いたい)

id:dadako
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The Thirteen Problems by Agatha Chistie
『鏡は〜』読んだ直後にこれ読むと、時の流れを感じるなあ。あれはミス・マープルのシリーズの中でも特別な小説なんだって今さらわかった。オールキャストっていうか。
ミス・マープルって海外にもよく行く人だけれども、基本的には小さな社会でおなじみの友人に囲まれて暮らしてる人なのよねえ。そしておっしゃるとおり、human natureは、いつでもどこでもさほど変わりはしない。
サー・ヘンリーやドリーは出てくるのに、ヘイドック先生本人の出番がないのが残念だった。

id:dadako
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『最後の言葉』グレアム・グリーン(著) 前川祐一(訳) 早川書房
グリーン本人選の最後の短編集。まだ短編読んだことがなかったので新鮮。
近未来SFっぽいものもあれば、スパイ小説も星新一が書きそうなのからウッドハウス本人の体験を思い出させるものもあり、渋い心理推理も。映像で見たいものから映像無理でしょ、ってものまで、さすが幅広いわー。
切れ味鋭いクールな短編。でもわたしは長編のほうが好きかも。珍しく。
うん、珍しく。

id:a-cup-of-snow
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『限界集落株式会社』黒野 伸一
・ルポルタージュだと思って予約していたら小説だった。
・『神去なあなあ日常』みたいな第一次産業もので、『下町ロケット』みたいなサクセスストーリー。
・農村の人間関係や生活の中で変わっていく主人公にスポットを当てるか、農業の株式会社化の困難にスポットを当てるか、どちらかにしたらよかったのにとも思いましたが、そもそも1冊で済むテーマではないわけですよね、それって。こういうテーマへの入門編としてはよい本だと思いました。

id:florentine
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黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在 シカゴの黒人ファミリーと生きて
http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=505
  
じぶんの抱えてる「問題」としてよんだ、よめた 
あーーーーーってなった あーーーーーーって
むろんわたしはカラードでアジアテークで黒人ではないわけですが、女性の貧困とか教育についてとか「家族・共同体」の孕む問題とかなにやかやで、「誰も守ってくれない」という「感覚」を知らないではないわたしは、あーーっの連続だった
それから、エド・サリヴァンショーのプレスリーの「腰ダンス」の件に関して( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC )卑猥だからではなく、「黒人みたいだから」、という理由は当時の状況からしたらうなずける しかも先年だったかグラミー賞も黒人音楽その他がリストラされている(http://www.asahi.com/culture/update/0204/TKY201202040152.html) 
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id:dadako
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『永遠の夫』ドストエフスキー(著) 千種堅(訳) 新潮文庫
ドストエフスキーにしては気楽に読めるものかも。なんとなく、舞台とか映像で見たい感じ。トルソーツキーは醜悪で哀れかもしれないけど、ほんとはヴェリチャーニノフのほうが身勝手なエゴイストにも見える。

id:a-cup-of-snow
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「死ぬ時はひとりぼっち」レイ・ブラッドベリ
・ハードボイルドミステリなのですが、この街は火星にあるのではありませんか?というくらい、ブラッドベリ。
・各シーンの印象が強過ぎて、場面転換した時に気分がついてゆけなくて苦労しました。具体的には時間帯がわからないなど…。
・ラストは冗長とも感じられますが、どんどん爽やかになってゆき読後感がよいです。

id:dadako
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『グレアム・グリーン全集25 ヒューマン・ファクター』
第二次大戦時、諜報機関に勤めていたグリーンの直接の上司がキム・フィルビーだったそうで、彼をモデルにしているのでは、と言われているスパイ小説。
見事なタヌキとキツネのばかしあい、誰がプレイヤーで誰が駒なのか、情報戦と言う名の派手さのまったくない孤独なゲーム。
イデオロギーとは無関係の裏切り。個人にとっての故郷とは、土地か、繋がりか、それは選びとれるものであるはずなのに。
グリーンにはずれなし。

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「君たちはどう生きるか」吉野源三郎
ウォンバットid:riverwomさんから教えていただいた本、一気に読みました。
「コペルくん」の由来と油揚げのこともわかりました。
1937年に発行されたとは思えず何度も確認してしまうほど、古さをほとんど感じない内容・文章です。
(多少の改訂はされているようですが)
自分が10代の頃に読んでいたら何か変わっていたかもしれないなと思い、
自分の子どももある程度理解できるようになった頃に読んでくれたらいいなと思いました。

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飛行機の揺れがほとんど気にならないぐらいのめり込んで読みました。
濃密な物語でございました。

id:a-cup-of-snow
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「江戸の名所」田澤拓也
幕末期お上り下級武士の江戸名所食べ歩きの記録。名所の説明はごく簡単なものですが、これだけ歩き回ったのかーと思うと、知識を得る以上に夢が広がるというか胸がいっぱいになるというか…。ものすごく共感できました。
行ったことのあるところにも行ったことのないところにも、むずむず行きたくなります。

id:dadako
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『負けた者がみな貰う』グレアム・グリーン(著) 丸谷才一(訳) ハヤカワepi文庫
会社の大株主の気まぐれで、二度目の結婚式をカンヌであげなければならなくなった、バツイチ・40代・経理の平社員の「ぼく」。そして、カンヌといえば、カジノ。賭事など興味がなかったのに、自分の見出した必勝法「システム」にのめりこみ始め……
経理って、確かイギリスではまったく冒険心も遊び心もない人の代名詞だったはず。グリーンはそういう人がいきなり何かにかっさらわれちゃう話を描く人だなあと思う。これもそういうお話。2/3くらいまでは気分悪くなるんだけど、そっから先がすてきだった。
二回映画化されてるらしいのだけど、どちらも見たことない。なんか、「御老体」は今だったらモーガン・フリードマンとかがやりそう。

id:dadako
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『貧しき人々』ドストエフスキー(著) 木村浩(訳) 新潮文庫
ゴーゴリ『外套』のパロディともいわれる、ドストエフスキー処女作。カバー裏の解説文に「〜の不幸な恋の物語」とあるんで一瞬あれっと思ったが、考えてみると、ドストエフスキーは恋物語でないもののほうが少なかったりもするか?
『外套』を薦められての反応、すごいリアル。彼女が本当にそういうつもりでそうしたのかはわからないのに、そう考えて脊髄反射してしまうあたり。
お金がないと、見える範囲が狭くなるよね。空間的にも、時間的にも、思考的にも。

id:florentine
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ほんと、そうなんですよー、誰かが、ほんとひとりでもいいから、そこを受け止めてくれたら嬉しいです、とっても!
そして、そうですよねそうですよね、ノーベル賞作家! 大江さんはやっぱり小説ちょうぜつ面白いひとですからね、そりゃあ嬉しいことでしょう、あー羨ましいなあ、いいなあいいなああ(ちょっと妄想はいってるw)
エッセイ読みたくなりましたv
あやふやで間違ってたの書いちゃいました(すみません)が、そんなでもお返事してよかったですーv

id:florentine
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おおっ! >炊飯ジャー&ピンチハンガー
あやふやなことがハッキリしてかえってどうもありがとうございます~☆ いやー言ってみるものだv 
そのエッセイも面白そうですね、小説(じゃなくてもそうでしょうが)はやはり細部が大事とおもうのでそのネタは是非とも読んでみたいですねー
 
春樹さん、わたしも前に書いたように御本人の翻訳エッセイなどはとても楽しく読みました 小説は、そうですね、一冊しか読んだことがないんですが苦手でしたねーそう、物語、はい、わかります 技術は素晴らしいとおもいました
へそまがり万歳☆ そういうひともいていいでしょうv