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本今日買った本のことを語る
本読了のことを語る
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『ひとりっ子』 グレッグ・イーガン(著) 山岸真(編・訳) ハヤカワ文庫
イーガンたぶん三冊目。
それぞれの短編の、最終的に行き着いたところ・見させられるものには心が動くのだけれど、そこへ行き着くために選ぶ道筋(手法)が、わたしがふだん選ぶものとはまったく違うので読みづらいのだろうかと今回気づいた。ハードだから、というだけの理由ではなくて。
解説で使われたザッハリッヒ(sachlich)という言葉に膝打った。
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『言の葉の樹』 アーシュラ・K・ル・グィン(著) 小尾芙佐(訳) ハヤカワ文庫
「正史」を持たずにいる文化の記録と保存について。膨大な、些細なメモや文章や、物語や、あらゆる語りを平等に扱い保存することについて。
外部から未知の文化に、どのように接触することがよりよい道なのか。
『ミスター・ピップ』でも強く感じたのだけれど、葬式は、出席者が自分と故人との物語を語り他者と共有することによって、故人の物語を整理し新たな面を知り、死者を思い出の中の生者として、「記憶の世界の物語の人」として生まれ変わらせるためにおこなわれるものなのかもしれない。
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http://b.hatena.ne.jp/entry/www.amazon.co.jp/gp/product/4309709664
『黒檀』が、『黒檀』が……嗚呼、言葉が、ことばがちっとも追いつかない。
凄いとか凄まじいとか、そんなんじゃ、足らない。
今年はこれがイチバンかも。
そりゃあ、レムもキシュもパヴィチもゴンブローヴィチもオオエも途轍もなく面白かったし、プルーストも、ボッティチェリおたくとしちゃタマラン代物であるが(いま2巻よんでるなう! いやもうこれは、ルネサンス美術おたく的には読んでるだけで快感です)、ちょっとこれは譬えようがない。
もちろん、小説じゃないってところで、すいと棚からよけ…[全文を見る]
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『はなれわざ』 クリスチアナ・ブランド(著) 宇野利泰(訳) ハヤカワ・ミステリ
途中でトリックも犯人も真相も、わかるべきところでわかってしまった。なんかこの話はちょっと好きになれないな。なんだか全体になまぐさいというか。
地中海ツアーを楽しむイギリス人たちという設定の上に50年前の翻訳なので、当時日本ではなじみのあまりないイタリア料理名の日本語表記のしかた及びその訳注がなかなかおもしろかったです。
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大好きです、伊坂幸太郎。
ゴールデンスランバーにハマって、ロケ地巡りに出てしまいました。
私は章の名前が思い出せないけれど、孫のカットをする美容師の老婦人の話が好きです。
窓の外の海が見えるようで。
よく言われることですが、伊坂作品は細かなリンクがあるんですよね。
何冊も読んでいくと、いた!とにやにやしてしまいます。
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DEAD MAN'S FOLLY by Agatha Christie
思ったほどオリバー夫人の活躍がなくてちょっと残念。もうこの本の時点でポワロは過去の人扱いされており、警察内部で「だいたいあの人もう年いくつなんだよ」「さあ…?」てな会話がされていておかしかった。
クリスティの描く母親や父親は、かわいそうだなとよく思う。
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「ちいさいおうち」中島京子
・感想を書くとネタバレしちゃうので…。
・読む価値あります。
・美容院で読み飛ばしたのに心が重いです。
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What I Wish I Knew When I Was 20
Tina Seelig
面白かった。面白かったけど。現役の若者が、書かれたものと適度な距離を保つことを知らず、字面どおりに受け取ったらしんどいだろう。勝間さんの本とかでもそうだけど。行間にあるはずの「ただし」部分って若いとわかんないことも多いから。
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大江健三郎『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』(新潮文庫)
面白かった~!
『水死』がメチャクチャ超絶技巧でびびったので、とりあえず大江さんをチョボチョボ読み始めている(今まで片手くらいしか読んだことなかった。この夏、『芽むしり仔撃ち』も読んだ。パクられまくってる理由もわかる、骨格のしっかりした、若さある、カッコイイ作品だった)。
で、こちら。
突っ走ってる感じ。32歳くらいかな。これで1967年、か。馬力あるなあ、と。
三島作品との関係も含めて、ゆっくり、でも丁寧に、読んでいこうと思ってるところです。
次は、『みずから我が涙をぬぐいたまう日』だ!
(いつ読み始めるかわからんがw)
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これもまたハイカーさんの影響なのですが
文庫本が出てたので即購入。
読まないとならない!?本が山積みなので
どこから攻めるか悩みどこです。
秋は活字ですな。

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『ミスター・ピップ』 ロイド・ジョーンズ(著) 大友りお(訳) 白水社
ディケンズの『大いなる遺産』を絡めた、ブーゲンヴィル抗争の只中にある島の現実と物語を描いた物語。
初恋の人、永遠の恋人みたいな思い入れのある本とか作家とか、そういうものを持っている人にはたまらない本だと思う。
ひとことにできない。読んでる途中経過はこのあたり↓
http://h.hatena.ne.jp/dadako/9236561346345732633
http://h.hatena.ne.jp/dadako/9236561346345732633
http://h.hatena.ne.jp/dadako/9234098465269461631
http://h.hatena.ne.jp/dadako/9234080881841031661
珍しく、強くオススメ。
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『エリザベス朝演劇集Ⅰ マルタ島のユダヤ人/フォースタス博士』 クリストファー・マーロー(著) 小田島雄志(訳) 白水社(
)
NHK芸術劇場で放送された『ファウスト博士の死』がとてもおもしろかったので、原作読んでみたくなり借りた。
この人はあくなき「欲望」にとりつかれた人間を書くのが大好きだったようだ。しかしわたしは、『マルタ島のユダヤ人』の主人公バラバスの、金銭欲と言うよりも復讐心(シャイロックにもっと根性があればこうなったと思うし、この方がわたしはやけくそで大好きだ)、『フォースタス博士』はなん…[全文を見る]
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BY THE PRICKING OF MY THUMBS by Agatha Christie
なんとなく↓が浮かんでしまった。
「子供叱るな 来た道だもの 老人笑うな 行く道だもの
来た道 行く道 二人旅
これから通る 今日の道 通り直しのできぬ道」
映画『アガサ・クリスティーの奥様は名探偵』とグラナダのミス・マープル版『親指のうずき』の原作。実はミス・マープル版の方が真相はじゃっかん原作に近いことが判明。
……うっそぉ……
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『わたしの美しい娘ーラプンツェルー』 ドナ・ジョー・ナポリ(著) 金原瑞人・桑原洋子(訳) ポプラ社
『逃れの森の魔女』の時と同様、ほぼ一気読み。
執着は魔を呼び込んでしまう。力は、制御できない感情にも忠実にふるまい、自分でも思ってもいない結果を生みだしてしまう。
魔女はどうして魔女になることを選んだのか。素朴な願いが執着になってしまう、その哀しさ。
なかなかにぞっとします。そして、ほっとも、します。
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『木曜日だった男 一つの悪夢』 チェスタトン(著)南條竹則(訳) 光文社古典新訳文庫
江戸川乱歩版『ボートの三人男』と思ってしまった。もしくは地獄巡り。
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ENDLESS NIGHT by Agatha Christie
クリスティのあの本、の直後に読んだクリスティがこれってなんという皮肉。あれの裏焼きみたいな話。
邦題に『終わりなき夜に生まれつき』ってつけたのは拍手だ。光はそこにあったのに。
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「大地の子」山崎豊子
2回目。
陸一心と趙丹青が、最後和解してキスするのが納得いかないー
キスしなくてもいいじゃんよ、キス。
/本

