わたしの記憶違いかもしれませんが、長嶋さんが大江健三郎賞をとったとき、大江さんが炊飯ジャーについてのくだりを褒めていたようなおぼえがあるのですがもう何でよんだのか忘れましたし、わたしの「ねつ造(!)」かもしれませんけど、なんかふと思い出しのたで
間違ってるかもしれないので、確かめるためにぐぐってでてきたのを、お詫びがわりにこちらをおいておきまする
読書が人を豊かにする
第一回大江健三郎賞 公開対談 大江健三郎×長嶋有
http://solitairescope.seesaa.net/article/43021685.html
春樹さんの名前も出てきます
ちなみにわたしもハルキストではありません、ははは
そして、ここで出てくるフローベールは大江さんが思わず、観客のことやらなにやらを置き忘れて素で(だとおもう)、御馴染みのフランス語で喋っちゃったんだなあっていうのがあらわれてて個人的にツボでした、『感情教育』、はい
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こちらも、いこさんの本。きなこちゃん、可愛い(*'ω'*)
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『からくりがたり』 西澤保彦
半年一作くらいのわりで全8作の短編連作。
久しぶりに読んだ西澤保彦……はじけてるなあ(^^;) あまり気軽に誰にでも勧められるような小説家ではなくなってしまったかしら。基本は推理小説で、全体の構造でも仕掛けを作ってあるのですけど、それより各キャラクターの妄念とかエロ描写につい目を惹かれてしまう、どっかずれてるわたくしでした。
これも人物表作りながら読むほうがいいかも。
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The Sittaford Mystery by Agatha Christie
確かに映像化されてるのを見た覚えがある(設定と犯人とトリックを覚えてた)んだけど、ポワロもミス・マープルも出てこない話。物語からいくとやっぱり改変してマープル・シリーズのドラマに入ってるんかしら。
これは読んでて途中で混乱しそうになったんで、人物表作りながら読んだほうがよかったかもしんない。
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id:iko1225さんの本。
カラーページも素敵でしたけれど、後半のハイクネタっぽい感じの話が慣れ親しんだ感じで良かったです (´∀`)
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『本の森の狩人』筒井康隆(著)
積読消化、お風呂の友。
新聞連載の書評を一冊にまとめたもの。取り上げられてる本、見事に一冊も読んでなかった。わたしの読書量はそんなもんです。
なんか積んでない未来の積読本が増えた気はした。
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『内なる私 グレアム・グリーン選集1』 瀬尾裕(訳) 早川書房
主人公は、自分の言動のひとつひとつを批評する「内なる私」に悩まされる。「それ」は何を基準にわたしを批評するのか。いつ、何を基盤にして彼の中に築かれたのか。
彼は追われる。何が彼を追いかけるのか。
死人を活け戻すのは誰なのか。現実の死だけでは、死人は死なず、生き続ける。
グリーン本人が認めるように若書きのメロドラマだけれど、それでも読んでよかったと思う。
鮮やかなラストだった。あいかわらず。
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『新釈 走れメロス 他四篇』森見登美彦
・最初に読んだ森見作品を再読。やっぱり面白いなぁ。
・乙女がいなくて女性が出てくる。甘酸っぱさ控えめ。
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「斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 」島田 荘司
・う〜ん…う〜ん…。
・推理小説とはトリックなのか?う〜ん。
・ものすごく大雑把にあくまでも自分のかんじでいうと「謎解きはディナーのあとで」の、質のいいもの…っていうか。
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「ペイチェック」フィリップ・K. ディック
・映画「ペイチェック 消された記憶」の原作を読みたくて借りました。
・短編集なのですが、どれも面白い。面白くないのがない。
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『叔母との旅 グレアム・グリーン全集22』 小倉多加志(訳) 早川書房
主人公は50過ぎの平凡で自己満足した引退生活に入った男、彼は母親の葬式で、50数年ぶりに叔母と再会する。彼女はエキセントリックかつチャーミングな女性で、次々に彼が知らなかった事実や人々の話をする。ちょっとした旅行に誘われた主人公は、二、三日の観光旅行と思い承諾する。彼はまったく知らなかったのだ、叔母が生粋の旅人であることを。
イギリスの小説で叔母と甥となるとだいたい一筋縄ではいかないものだろうとは予測していたけども、これは読んでてとっても楽しかったし、人間的だった…[全文を見る]
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「占星術殺人事件 」 島田 荘司
・面白い!
・これもコメントのしようがありません。
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「指揮官達の特攻」城山三郎
・書名連鎖で書名に惹かれて読みました。
・小説でもないしドキュメンタリーとも言い難い書き方。聞き書き?語り部?
・信じたくない痛ましい事実。こういうことがたくさんの本になって残っていることに、書き残した方々もどれほど辛かったか、言葉がありません。
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『父 パードレ・パドローネ ある羊飼いの教育』 ガヴィーノ・レッダ(著) 竹山博英(訳) 朝日選書
以前ぱさんてさんに紹介いただいた、サルデーニャ島の生活について触れられてる本。著者の自伝・独立編、というところだろうか。
おもしろかった、と同時に、しんどくもあった。タイトルからもわかるとおり家夫長を自認する父親と、長男である著者との相克を書いたものなので。もしかしたらフラッシュバック起こす人もいるんじゃないかと思われるほどの「教育」が描かれている。
後に弟が起こした「反乱」とそれへの著者の反応を考えると、長男がいかにたわめられて育てあげられるものかがよくわかる。そしてその影響から抜け出ることは、本人が理解していてさえも、難しいことなのだろう。著者の後の生活を知り、なんだか哀しくなった。
そのうち、これを原作としたという映画のほうも見たい。
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『ジュニア・ブラウンの惑星』 V.ハミルトン(作) 掛川恭子(訳) 岩波書店
積ん読消化。昔赤木かん子のYA向け読書ガイドブックで感想を見てから気になって、買っておいたもの。
内容については、ストリート・チルドレンの話、くらいしか覚えてなくて、ただ、「バディーのように支えることを覚えそちらに回ってしまった子はもう助けられないのかも」云々というのが、印象に残ってる。なぜか『BANANA FISH』のアッシュを思い出したのだ。
でも、わたしは、このラストで、彼も救われたのだと信じられた。バディーはいうなれば美しくないアッシュで、それゆえの幸運もあったのだけど、彼がこういうふうに救われる話だってあるんだと思うとすごく嬉しかった。
かなりかなーりおすすめです。これは自分の本なので、読みたい人には貸せますよ。
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MURDE ON THE ORIENT EXPRESS by Agatha Christie
これはなんかすごく純粋推理もの的な。なんか、ポワロでなくてもよかったんでは、という気がするくらい。特に最後の方、ポワロを圧倒するような語りになるし。
ちなみに映画はかなり正確に作られてた、でもそれぞれのキャラクターのバランスは難しかったんだろうなあと思わされた。
こないだやったスーシェ版ドラマはもっとドラマティックで、こっちは確かにポワロでなければいかんかったろうと思わされる改変があった。嫌な人は嫌かもしれない。わたしは納得できたんだけど。
クリスティ本人に感想を聞いてみたいような気もする。
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もちろん、報道記者を自負し論説記者の座を拒否する主人公も、当事者として巻き込まれる。
祈りたい時、もういない人に謝りたい時、そういう時に、どうしても求めてしまう存在を、やはり彼も求めたくなる。じっと、竦んでいるようにも見える。
理屈ではないのだ。
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『おとなしいアメリカ人 グレアム・グリーン全集14』 田中西二郎(訳) 早川書房
以前、idページで勝手に引用した「無邪気な存在の危険性」、あれがこの小説の大きなテーマの一つだった。
それから、今目の前で起きている出来事(この小説ではインドシナ戦争)に対して、傍観者/観察者として存在することはけしてできない、すべての人間が当事者である、いずれ巻き込まれるということ。
わたしがインドシナ戦争について何も知らないので最初ちょっと混乱したが、時系列としては、この小説のできごとあと、アメリカはベトナム戦争の当事者になる。そしていまだに彼らは無邪気に見える。
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What Makes Women Happy
Fay Weldon

予想よりマイルドで肩透かしを食らったけれど80すぎてとんがっていろというのもあれか。
巻末にインタビュー記事などが掲載されていて、好きな本コーナーがたいへん参考になった。
枕元に置いて就寝前に読んでいたのだが、毎晩表紙と裏表紙のダヴィデ像を目にしているうちにウエストの素晴らしさに気付かされた。いいわーいいわよー
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読めば読むほどケーキが食べたくなって困りました ;´▽`A``
もう一つ物語が練られていれば良かったな~。
/読了