『ジュニア・ブラウンの惑星』 V.ハミルトン(作) 掛川恭子(訳) 岩波書店
積ん読消化。昔赤木かん子のYA向け読書ガイドブックで感想を見てから気になって、買っておいたもの。
内容については、ストリート・チルドレンの話、くらいしか覚えてなくて、ただ、「バディーのように支えることを覚えそちらに回ってしまった子はもう助けられないのかも」云々というのが、印象に残ってる。なぜか『BANANA FISH』のアッシュを思い出したのだ。
でも、わたしは、このラストで、彼も救われたのだと信じられた。バディーはいうなれば美しくないアッシュで、それゆえの幸運もあったのだけど、彼がこういうふうに救われる話だってあるんだと思うとすごく嬉しかった。
かなりかなーりおすすめです。これは自分の本なので、読みたい人には貸せますよ。
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