『からくりがたり』 西澤保彦 半年一作くらいのわりで全8作の短編連作。 久しぶりに読んだ西澤保彦……はじけてるなあ(^^;) あまり気軽に誰にでも勧められるような小説家ではなくなってしまったかしら。基本は推理小説で、全体の構造でも仕掛けを作ってあるのですけど、それより各キャラクターの妄念とかエロ描写につい目を惹かれてしまう、どっかずれてるわたくしでした。 これも人物表作りながら読むほうがいいかも。