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『全滅領域』ジェフ・ヴァンダミア
・面白かった
・ただ、面白かったでおしまいか、もっと何かあるかは続編を読まないとわからない
・私は心理学者が好きです

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すんごいコンパクトに収まってた。おもしろかった。

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『謎の独立国家ソマリランド』高野 秀行
・面白かった!!
・理解不能な謎国家かと思ったら、極めて真っ当も真っ当。地上のいかなる民主国家にも引けをとらないどころか、むしろ先進性を持った民主国家だった(著作ないでは“ハイパー民主主義”と表現されている)。ソマリランドを謎にしているのは、「紛争してなきゃニュースにならない」というこちら側の姿勢によるものだった。
・ソマリランドの民主主義は、イスラムの教え、つまり、神との契約、それに則った社会との契約を厳密に謙虚に真摯に運用した結果生まれた、当事者にとっては当然の産物だった。神様は風土から生…[全文を見る]

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これを持って風呂に入り、90分出て来られなかったということです。おもしろかった〜。

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「<骨牌使い>の鏡/五代ゆう」
とても、おもしろかったです。
<詞が紡ぐ世界の物語>はとても美しかったです…

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木皿泉『昨夜のカレー、明日のパン』

5月に予約したのがようやく回ってきました。
予約のきっかけが思い出せない(-""-;)人気の脚本家らしいが、手がけたドラマはおしなべて見たことなかった。
カタカナ表記が好きなのか?目についた。それは私には合わなかった。構成はとても好き。登場人物が交わりながら話が見えてくるのはおもしろかった。
パワースポットのくだりは最高!こういうユーモア?が人気なのかなぁ。脱テラとか、言葉使いがおもしろい。
新春ドラマの脚本を担当するそうで、来年の楽しみができました。

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「有頂天家族 二代目の帰朝」
面白かったです!
以下、若干ネタバレしてます

・3匹それぞれに訪れる転機、とどのつまりは、boy meets girl. おとこのこはおんなのこに出会って大人になるシステム健在。赤い糸の物語。
・フラグが丁寧で丁寧で、もう動悸がして意気が苦しくて辛かったです。
・森見登美彦さんは悪じゃなくて魔を描く方だと思うのですが、それも純然たる魔。こういうお話でもすーっと入ってくるのが、とても怖かった。
・そして、天狗 meets 天狗の話は続くみたい。気になる。とても気になる。
・狸が狸として狸の幸せにころころしている描写がふわっと入ってくるのが、あまりに透明で切ない。
・二代目がかっこいい!学園祭事務局局長に似ている。

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「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」大森望選
・時間SFのアンソロジー、どれも個性的で面白かったです
・一番好きなのは「旅人の憩い」
・日本人は時間ものが好きっていうのはわかる気がする。アイディアを如何に精緻に組み立てて、かつ叙情的に仕上げるかっていうのが、なんだかツボなのかなぁ。

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「迷君に候」縄田一男選
・面白かった!「主命にござる」の「ぐはぁ…」とは、“迷”な分違って、その“迷”な部分に君の人間性が温かく息づいている感じがしました
・迷君が主役ではなくても、その存在が効いていて、意味合いは違っても「殿様だなぁ」っていうところは外さないのが、面白かったです
・この、殿様であり、人間であるっていうところがいいんだなぁ、きっと
・「ジャズ大名」で楽しくなって、「殺生関白」でうわまたこういうのか…と一度は本を閉じ、でも「主命にござる」の作品たちよりも頑なかんじがあって、生まれついての殿様の混じりっけなしの生なところがそ…[全文を見る]

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『ランチのアッコちゃん』柚木麻子
この作者は初めて。前評判が良かったので、期待していただけに表題作は共感できず残念。
アッコさんは実に生き生きとしたキャラクターで良かっただけに、三智子にはがっかり。そんなに認められるほどの子なのか疑問。なんかもう同棲してるし(-""-;)
短編だからしょうがないのかなと思ったけど、第4話が素晴らしかった!!玲実ちゃんは丁寧に書かれていて、すごく魅力的だった。雅之が変わっていくのもとても好感が持てた。これだけは読み返した。

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坂木司『和菓子のアン』
おもしろかった!
もっとアンちゃんと立花さんのやり取りが見たくて、続編まで借りてしまった。それだけに飽きたらず、次は漫画にも手を出したくなってる。
アンちゃんの一人称で綴られるので、人物像がより掴みやすく、感情移入してしまう。
脇役が実に個性的で、やりすぎ感は否めないけど、これでいいんだ!と思える気持ち良さ。
おいしい和菓子が食べたくなる小説。ドラマ化してほしい!

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「ぼくらの近代建築デラックス!」万城目学・門井慶喜

帯の惹句にある通り。
大阪、京都、神戸、横浜、東京と、文庫オリジナルで台湾、各都市の近代建築を巡り歩きながら、あーだこーだと感想やら蘊蓄を述べ合う。
少なくとも大阪に関しては「あ、あそこね」とか「あれは入ってないのか」とか思いながら、一緒に歩き回っている気分で楽しめた。
私もこれを参考に訪ね歩いてみようかな。
そして、この本の中で建築散歩をしようと思う人のために役立つガイドブックとして挙げられているうちの何冊か、先日図書館で見てきたけれど、ああいうのは手元に持っておきたいものね。購入予定。

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くだらなかった(笑)!
読んでいて負荷ゼロの連続殺人ものという新鮮な事態にとまどいつつ一気に読みました。そして改めて検索してみて、シリーズものであるという事実に行き当たり……まあしかし、それは気づかなかったことにしよう(・∀・)

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トマス・ピンチョン『L A ヴァイス』
(以下、適当に引用)
「ーどうなの、私のこと怒ってるの、怒ってないの?」
「選択肢、それだけか。ちょっと考えるから待って……」
「FBI のあの人たちには、前に一度助けてもらったことがあってね。それで簡単に借りを返せる方法がないかってー」
「どうせそうだよ」ドックは言った。「オレって簡単なんだ」
「やっぱり怒ってる」
「もう収まった。けど、あんた、そういうことは前もって頼んでおくもんでしょ」
「断られるに決まってるじゃない。あなたたちみんな FBI 嫌いだし」
「何だよ、その、オレたちみんなっていうのは? オレ…[全文を見る]

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「火星の人」アンディ・ウィアー
面白かった…
とても面白かった…
ジャガイモが食べたいです

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南直哉「老師と少年」

老師がベッドで寝ているというのが新鮮でした。(第三夜)

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「主命でござる」縄田一男編
「錯乱」池波正太郎こそ、わかっていながらドキドキハラハラして読めましたが、「佐渡流人行」松本清張で、なんということ…と呆然として、「小川の辺」藤沢周平で一息ついて、「兵庫頭の叛乱」で、ひゃー…と脱力し、「拝領妻始末」では、酷いよ酷いよ!と無念堪えがたく、「笊ノ目万兵衛門外へ」山田風太郎にクールに突き放されて終わって、もう!
あの白絹で鈴を包んで黒髪と一緒に柳の下に埋めたい

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「渇き」イワン・シマトゥパン(インドネシア)
・あら?ガンホさんの映画の原作?と思ったら違いました
・移動しているようでいて、堂々巡り、内面から一歩も足を踏み出さず、時に訪れるクライシスも、おかしなマチズモで乗り切り、最後は…
・哲学スラップスティックなのかというと、どう読んでも言い訳だったり、自伝的とは書いていないけれど、私小説だよなぁ…と思ったり
・映像化したら、マジックリアリズムになるのかもしれない…とも思ったり
・でも、皮肉でもないし…不思議だ

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中島敦「李陵/山月記」
・万城目学さんの「悟浄出立」の元だと聞いて読みました
万城目学さんだけでなく、森見登美彦さんにも溢れていました
「山月記」だもんねぇ
・「光と風と夢」は中編にも関わらず挫折しましたが、他は面白かったです
あぁ、この人は永遠のロマンチストにして文学青年なのだな、と思いました
・この方が長く生きていらしたら、どんな作品を描かれたのかなぁと思います
万城目さんの「悟浄出立」は「悟浄出世」「悟浄歎異」への回答のように見えるので、万城目さんは文学青年の先へ行こうとされているのかなぁ

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ドラマ「刑事フォイル」でフォイルが病床のミルナーに「今度持ってくるよ」って言ってた本。むぇっちゃくちゃおもしろかったー。