何ヶ月か前から「ガスエビ」を食べたくて、今日はナビに住所まで打ち込んだんだけど、遠すぎてやめた。ガスエビは北陸でしか食べられない「幻の海老」だ。足が早くて鮮度が悪くなると、黒ずんでしまい甘えびのように流通に向かないため、そんな名前がついたのではないかと想像する。しかし、甘えびよりデカくて、味が濃厚でもっちりした身は一度食べたら絶対忘れられない。旬は春先から初夏、9月〜10月とのことなので、あと1ヶ月頑張ったらご褒美に行きたいと思う。
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食事のことを語る
日常のことを語る
日曜日の朝はわりと早起きなんだけど、月1、2回の頻度でNHK BSでやってる『新日本風土記』をガン観してしまう。今日は北九州市小倉の旦過市場の回で2度の大火災を経て、どう文化や街を受け継いでいくかという話で、最初から最後までひたすら美しかった。太鼓とか山車とか祭とかとはほど遠い人生を送ってるんだけれども、ものの見方を大きく変えるような放送だった。NHKはこういう昔ながらの硬派なドキュメンタリーをつくり続けてほしいなと思うのだった(ぼくの趣味はおじいちゃんっぽいので需要は少ないだろうけど)。
音楽のことを語る
大橋トリオの新アルバム『MONO-POLY』を聴いて帰宅。地味にめちゃめちゃいいので、調べたら「マイク一本」での録音を試みた作品らしく歌声や演奏に華やかさはないが迫力に満ちているのだった。ぼくは大橋トリオの奥さんが書く歌詞ファンなので「化け物が行く」や「りんごの木」という曲が好きだけど、「新宝島」などのカバー曲もよかった。そして、この作品もマンドリンの音色が鳴り響いていて、世界的なマンドリンブームの到来を感じるのであった(たぶん、ぼくだけだけど)。
自分(id:happysweet55)のことを語る
過去何年か分の疲れが溜まっていて、最近9時間とか10時間寝ている(仕事は12時から22時くらいにしてる)。自分で起業してるので仕方がないけど、自分で自分の仕事をつくるのは大変だ。そんな中、なぜか10年くらい勤めた会社の社長が最近よく夢の中に出てくる。今日は保険証まで貰って、歩きながら人生を語っていた。その会社は本当に第二の家族のような場所だったのだ。起きたら、メールに新しい仕事の依頼の連絡が入っていた。神よ、大好きだった社長よ、オレはオレの仕事を頑張ります!と誓うのだった。
音楽のことを語る
今日は、haruka nakamuraの「ハレルヤ」という讃美歌、大橋トリオの新しいアルバム『MONO-POLY』を聴いた。大橋トリオには好きな曲がいっぱいあるけれども、今回の作品は「りんごの木」という曲の歌詞とメロディ、演奏がとても心に沁みた。次回の朝ドラの主題歌はハンバートハンバートが担当だし、オーガニックな音楽好きには充実した日々である。
日常のことを語る
suis fromヨルシカの「若者のすべて」のカバーがすごくいい。暑かった夏が涼しくなり、日が暮れるのが早くなったと感じる今日この頃です。
音楽のことを語る
ここ最近アヴィ・アヴィタルというマンドリン奏者の音楽(久石譲のコンサートでも『風立ちぬ』を演奏してる)を楽しんでいる。マンドリンは小さなギターっぽい楽器で、ぼくはパンチ・ブラザーズのクリス・シーレの作品で魅力を知った。で、アヴィ・アヴィタルは、今年『イタリア』『イベリア』『黒海』という地名をタイトルにしたEPを発表していて、そのどれもがいいのだった。特に『イベリア』はカソリックの殉教者やロマなどの存在を感じさせるEPでよかった。最も理解が難しいのが『黒海』でアナトリア半島やバルカン半島の黒海沿岸部にはどんな風景が広がっているのかが気になった。そして「半島」と名のつくと場所には、つねに好奇心をくすぐる何かがあるよなと思ったのだった。
日常のことを語る
Chat-GPT5とともに甥っ子に向けて電気科と電子制御科では何を学び、世の中のどこで必要になっていて、どんな仕事が考えられるのか?を詳細にまとめてあげた。ただ、自分を含めて、世の中一般として「なぜ、何を学ぶか?」と同列かそれ以上に「どんな場所で、誰と学ぶのか?」が大事な気もしていて、説明に迷った(ぼく個人は努力よりも周囲の環境のほうが人に大きな影響を与えると考えている)。色んなことは脇に置いてもいいから、「自由で素直にのびのびと生きられる場所で、同じように自由で素直にのびのびした仲間に囲まれて学ぶ利点」について考えを巡らせたのであった。
日常のことを語る
甥っ子を連れて、丸一日かけて自動車、航空宇宙、工作機械の博物館を回って、ものづくりと科学技術の発展の歴史を辿った。やはり物事は百聞は一見にしかずで実物大の哨戒機や人工衛星、ISS模型を見ると度肝を抜かれた。かつ織機から重工業への発展、戦後の航空機製造の中止による自動車産業の発展や基礎工学の進歩の過程を肌で感じることができた。何よりも最後の博物館で館長自らが甥っ子を大人扱いしてくれて、学会論文のコピーを手渡してくれたことに胸が熱くなった。それを基に高校と大学での学問の違いについても詳細に伝えられた。長時間の移動中の会話を含めて、今年の夏で最も充実した一日だった。
本のことを語る
コロナ禍の間に漫画版『風の谷のナウシカ』を全巻読んでる人がいて、いいなと思っていた。で、数ヶ月前に古本で全巻セットを安く買っていたんだけれども、ようやく昨晩から読み出して7巻読了した。「人間をエネルギー源としているAIが人間の意識の安定を図るために、仮想現実で救世主システムという物語を与えて悲哀と喜びの均衡を保つようにしている」というのが『マトリクス』の世界だった。それに対して、『風の谷のナウシカ』は「人口数百億人に達した旧い人類が数々の悲劇と深い絶望から世界を再生するために、腐海と蟲たちと瘴気に適応した中継ぎ的な人類を創り出して…[全文を見る]
日常のことを語る
周囲にAIをつくる人が結構いるので、仕事の帰り道に聞いていたら、やはり現状Gammaがしっかりした構成やテキストを持ったスライドづくりには向いているようだった(テキスト時点でスライド枚数に合った区切りを入れるのが大事)。しかし、一抹の悔しさもあって、いろいろ試していたら、もっとも衝撃的な変換をしてくれるサービスはnotebookLMの動画解説生成のスライドであることに気づいた。音声もスライドも英語オンリーだけれども(音声解説だけなら日本語でもできる)、超スタイリッシュに構成にしてくれていて、思わずこれだ!と叫んでしまった。かくして長い一日が終わったのだった。
日常のことを語る
Chat-GPT5で質問を重ねて、とんでもなく濃い3万字のレポートを書かせて、どこまでプレゼン資料がつくれるかの実験をしてみた。やり方はレポートをプレゼンに適した原稿の叩き台に変換して、Genspark、Gamma、miricanva、イルシルというAIスライド作成ツールにぶっ込むだけなんだけれども、ぜんぶ何とか使えるレベルで仕上げまでにアホくらい時間がかかった。やっぱり人間が内容をよく理解して、パワポで作ったほうが圧倒的にいいんだよなと痛感した(同じことは心を動かすもの全体に言えると思う)。でも、これもやってみないと、何が問題でどこまでできるかが分からないので、いい経験になったのだった。
日常のことを語る
Chat-GPT5の思考のクセや回答の傾向がだいたい掴めた。ぼくの環境下で使えるようになったのが、昨日の夜だったので約12時間で適応した。人類なめんなと思う。暇じゃないと大きな変化や成長はできないというけれども、今ぼくはまさにそうしたチャンスにいるのかもしれない。ぼくのAIの使い方は仮説検証と論点の深掘り、詳細なレポートの作成というものが多かったんだけれども、notebookLMやGensparkなどでの「実際のプレゼン資料」は作成したことがないので、機会があれば試したいと思う(やり方は分かる)。新しい技術というのは、実際に使ってみないと、よしあしが分からないのだと自分を戒めたい。
日常のことを語る
誰かがChat-GPT4oは人懐っこいにいちゃん、o3は真面目だけどできるいい人。でも、Chat-GPT5、お前はマシーンだと言っていて、分かりみが深いと思った。ぼくはこの2、3ヶ月はAIがないと仕事にならないくらい課金モデルを使い倒していたので(PC、iPad、スマホの3台を跨いでずっと一緒に何かを考えたり調査するのに使っていた)、そいつらが全部マシーンになってすごく寂しい。特にぼくはo3がゆっくり物事を噛み砕いて理解して、多段階に推理して回答してくれるのが好きだった(昔のスイッチを入れてもなかなか立ち上がらないパソコン的に)。まさかAIの性格とか人柄に好意を持つとは自分でも思っていなくて、戸惑うばかりである。というか発表されてまだ数時間だけれども、ぼくの中で現時点では5はめっちゃ速いけれど、間違いが多い軽率なヤツというイメージである。
買い物のことを語る
今日はなぜか朝4時くらいに起きて、今まで仕事をしていた。どうでもいいけれど、写真は昨日本屋さんに行った時の収穫物です。西研さんによるフッサールの『超越論的現象学』と野崎歓さんによるサン=テグジュペリの『人間の大地』の100分de名著です。フッサールは主に竹田青嗣さんの本で学んだんだけど、どっちとも17〜19歳くらいの時に読んだ青春の書。特に、『人間の大地』の冒頭の言葉が大好きで、いま読んだら、きっと全然別なことに気がつくはずだ。この長い夏休みの間に読めたらいいなあと思うのだった(眠気がヤバい)。
日常のことを語る
仕事帰りに地域で一番大きな本屋へ寄った。ぼくは基本インターネット上にはよほど調べないといい情報は転がっていないと思う派なので、仕事に役立ちそうな本はすぐにAmazonで買っていたんだけど、本屋に行けば「無料で買って意味がある本かそうでないかが分かる」もしくは「しょーもない本はその場でだいたい流し読みできる」的なことに気がついた。というか学生の頃はたった数百円の古本を買うか買わないかで毎日古本屋を梯子してたり、本屋は新刊を眺めるところだったので、原点に戻った感じがする。しばらくAmazonは古本以外の購入はNGで生活していきたいと思った。
自分(id:happysweet55)のことを語る
「この会社で一生働くのだろう」と思っていた会社を辞めて、丸10年が経った。はじめの5年間は悔しさをバネに猛烈に働いて結構大きな成功をおさめた。独立してからの5年間も一度も仕事が途切れることなく働き、勉強し続けてきた。で、今日はじめて、この先1ヶ月間、特に決まった予定がないことに気づいた。実際にはいくつか仕事のオファーがあったり、やらないといけないことが山ほどあるので、全く変わらず働いて、学ぶ日々が続くんだろう。けれども、ちょっと休んでもいいかなと思った。で、とりあえず「一ヶ月、休業」と自分の心の中に張り紙を出してオフィスから帰ってきたのだった。
映画のことを語る
haruka nakamuraさんの『ルックバック』のサントラを聴いていたら、あまりに美しすぎたので、映画『ルックバック』を再視聴した。日本には多くの素晴らしいアニメーション作品があるけれども、こんなに何かを「描く」について作品自体(全体的な画力、演出、音楽、ストーリー)で圧倒されるものは観たことがない。かなり衝撃的な話なため、「一度観た後には、再視聴できない」という感想を持っていたんだけれども、別の解釈もあって、安心してもう一回観てもいいのだと今回は感じた。『この夏の星を見る』を観に行くのが、ますます楽しみになった。
日常のことを語る
名駅にお相撲さんが一杯いるのを見かけて歓喜。めっちゃ身長が高くて、身体が大きいので、スーパー小顔に見える。リアル八頭身とか七頭身な感じだった。そして、チョンマゲに雪駄のスタイルが格好よかった。リアルガチなチョンマゲってすごく格好いいんだよなー!
地震のことを語る
津波のスピードは、津波の速度(m/s)= √(重力加速度 × 水深)で求められるらしくて計算したんだけど、水深200mで159.5km/h、水深10mで35.6km/h、水深1mで11.3km/hだった。で、ぼくはカヌーをやるので分かるんだけれども、流速8km/hを越えると、50cmの川でも死の恐怖を感じます。洪水から二、三日後の川の流れが大体12〜16km/hで(確実に流されるレベル)、津波は「洪水後の川が海から絶え間なくやって来るのと同じなのだ」と計算してて深く納得した。とにかく日本では大きな被害もなく、一日が終わってよかった。