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ギクッ!

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『おかめなふたり』群 ようこ
柄といい子猫なとこといい、ごまふくなのですが、読めば読む程、みい太ちゃん

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10回以上買おうと思って、その都度、「タイトルと装丁に騙されているだけ」と思って買わなかった本なのだけれど、楽しく読めたので、最終的に買ってよかったです。

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二作目でがくんとクオリティが落ちるようなことがなくて何より何より。

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『完全無欠の名探偵』西澤保彦
ずいぶんひっさしぶりに西澤保彦。積読消化。
人に言われて気づいたけど、なるほどこの人のは、けっこうバカミス多いんかも、というかこういうのがバカミスなのかと思い当たるのがいくつか頭に浮かんだり。
でも心理描写はけっこうひんやりさせるところが多くて、とても好き。
ちょっと『腕貫探偵』と感じにてるかな。
土佐弁がお好きな方におすすめ。

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『周防正行のバレエ入門』周防正行
山岸凉子が「今まで見たバレエ映画で一番おもしろかった」と書いてた『ダンシング・チャップリン』、これ読んでたら、すごく見たくなった。
前半の、まったくバレエと関係ない人がプリマと結婚してバレエというもの自体に目が鱗になる部分もおもしろいのだけど、後半の『ダンシング・チャップリン』という舞台作品を映像作品としてどうおきかえ成り立たせるか、その試行錯誤の思考過程がかなりおもしろかった。
周防さんの書くこの手の本、けっこう好き。
……しっかし、ローラン・プティって予想どおりの人だったんだなあ(^^;)

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『私家版』ジャン=ジャック・フィシュテル(著) 榊原晃三(訳) 創元社推理文庫
昔、テレンス・スタンプ主演映画の予告編を見てずっと気になってたもの。ちなみに映画も結局見てない。あらすじは、その予告映像からおよそ想像がついたものだったのだけれど、それでもよかった。映像向きとも思う。
青春の光の象徴と影の象徴の愛憎劇ともいうべきだろうか。二人の関係のやらしさというのか、なんかある意味スケベイな小説だったようにも思う。
テレンス・スタンプ似合ったろうなあ。

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The Tombs of Atuan by Ursuka Le Guin
『ゲド戦記2』でした。『影との戦い』をたぶん十代の頃に読んでそのままになってました。なんとなく当時ぴんとこなかった。
わたし映画のゲドは見たことない(原作がこの本でないのは知ってる)んだけど、これ読んで、宮崎駿がやりたがったというのなんとなく納得した、と同時にやんなくてよかったなとも思った。グインの、他の青春モノに近いやつの方がよりジブリかなーと。

最初のシーンと、最後の方の、二人の会話がすごく好き。
グインの描く故郷は、なぜか、わたしにも、いつか戻りたい故郷だ。

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「プリンセス・トヨトミ」万城目学
・街の描写が好きです。大阪に行ってみたくなります。
・これまで読んだ作品の中で、一番お話と設定が結びついているかんじです。
・登場人物の年齢幅も“国”を感じます。

ほかいろいろありますがネタバレしちゃうので。

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『冷蔵庫で食品を減らす日本人 日本の食文化激変の50年史』 魚柄仁之助(朝日新書)
いいタイミングの出会い、ということが、特に本についてよくあるんだけど、この本は、苦笑するくらいよすぎる。出版直後の2007年に読んでたら、ここまでいろいろ身に沁みなかったろうな。
市場の話だけでなく、介護における食の話とか、震災における食の話。食育ってなにか、沖縄の食事情の変化にまつわる嘘ホント。
魚柄氏は、やっぱり頭いいな。

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『冬の鷹』吉村昭
前野良沢の後半生。
何か描き方が単純化されすぎている気がする。わたしは、刷り込みももちろんあるんだろうけど、みなもと太郎『風雲児たち』の良沢・玄白の方が、より複雑で、人間的で好きだった。いや、むろん、『冬の鷹』も人間らしさを描いてるとは思うのだけど、より矮小な人間性の気がしてしまう。わかるのだけれど。
あと、誰か良沢に、「それではあなたは、あなたにそのつもりはなくとも、あなたが嫌った長崎の通詞たちと同じことをしてることになる」と言ってやれなかったか、と哀しくなった。彼は聞かなかったかもしれないが。

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野阿梓『兇天使』早川文庫
 
あいもかわらず絢爛豪華な世界観、麗しの文体! 酔い痴れましたv
なんとなく『黄昏卿』(これまた変な小説なんだ、わたしはむしろこっちのほうが楽しめたかなあ)http://glitter0217.blog67.fc2.com/?mode=m&no=740のハチャメチャさを思い出して愉快でした。
野阿さんといえばわたしは『バベルの薫り』をいちもにもなくおすんですが(相手によっては『花狩人』を)、解説の大森さんの熱弁にもなっとく。解説にもあるように本格ミステリふぁんが喜ぶ仕掛けがあったりなので、、どちらかといえばSFよりミステリファン向きの作品かも。

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え、そうなんですか?
昔どうも苦手に感じたので、ゲド戦記は避けてきてたのです。いよいよ読めというお告げというか、タイミングが来たのかもしれない。
確かめてみます。

id:dadako
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この前日譚の『THE GIFTS』が読みたいのだが、近場の図書館にはゲド戦記シリーズのものばかりでほとんど見当たらない。しょうがないんでTHE TOMBS OF ATUANというの、予約いれてみた。PUFFINらしいし。
おもしろいかしら。

id:dadako
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VOICES by Ursula Le Guin
言語化、特に発語すること=作ること。読むとは、自分が見出したいことをそこに見つけること。そして人は、真に見出すべきものは必ず見つける、そして何にでもそれを見出すようになるということ。
「音」にすることは、力を持つ。旅は今から始まる。
ル・グインの猫好きもよくわかるお話。

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『絵のない絵本』アンデルセン

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プリーモ・レーヴィ『アウシュヴィッツは終わらない』(朝日選書)

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「オデュッセウスの歌」の章のところで泣いてしまった。スープを運びながらアルザス生まれのジャンに『神曲』の一部を訳しながら伝えるところ。確信はないけれど(原文を知らないし、わたしには推測不能なものもあるので)、この本の章題のいくつかはなんらかの文学作品等(聖書含む?)のもじりなりそのままになっているのではないかと思われる。「夏の出来事」「善悪の彼岸」、さいごは「十日間の物語」だ。
わたしは、本を読む際にその内容そのものよりもそれがどう書…[全文を見る]

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「69億のクリスマス」三谷知子
http://p.tl/xfMO

ジャケ買いしてあたりだったよ。
私がクリスマス好き、と言うのもあるけれど。
坂田靖子が好きな人は好きかも。

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『弁護側の証人』小泉喜美子(著) 集英社文庫
以前読んだ同著者の別の本ほど、文章や描かれてる風俗は古びた感じがしなかった。
しかし大トリックはすぐにわかってしまう。まあそのあたりは昔の推理小説だから、しょうがない。こっちゃ、すれた読者だし(^^;)
真犯人について、ぐるっともう一周くらいするかと思ったら、それはなかった。
しかし、確かに、このヒロインは魅力的だ。

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『アウシュヴィッツの音楽隊』シモン・ラックス/ルネ・クーディー(著) 大久保喬樹(訳) 音楽之友社
序章と17章「この日も他の日と変わらなかった」がすべてのような気がする。『MOUSE』を思い出してしかたがなかった。
生き延びるには、モラルや人間性を捨て去ること、ナチの機関のひとつに組み込まれること、数字の扱いに慣れること、だ。著者は音楽隊隊員になることで、ナチの機関の一つに組み込まれた。『ヒトラーの贋札』の主人公たちと同様に。
身体感覚に訴えるものは、すべてプロパガンダに利用できる。「快」の感覚に人は容易にだまされる。
あと、12章「アンドレとの一夜」で、「なぜ生き延びるか」の答のひとつをもらった。