「誕生日が来ると、それまでの自分がいなくなるような気がして、前の日には毎年泣いてしまう」
と話したら、同級生の女の子から
「わー、なんかメルヘンだねえ!」
と言われ、メルヘンってあんた・・・ドイツの民話?・・・あ、サンリオ?え、どの辺?と困惑した。
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学生時代の思い出のことを語る
学生時代の思い出のことを語る
枕投げで思い出したけど、中学の修学旅行で、何かの理由で部屋から出て戻ったら、自分の布団がなくなっていたことがあった。
どこだろうとしばらく探したけれどよくわからない。みんな布団に入ってシーンとしている。でも何か嫌な空気。
こいつら布団隠して困らせようとしてるな。でも聞くのはしゃくだ。布団がないなら布団部屋から出せばいいや。
それで大部屋の手前にある布団部屋へ行ってみた。
ところが布団部屋に行ってみたら、豆電球に赤く照らされた四畳半に押入れだけというこじんまりぶりに強く惹きつけられた。
それでそのまま押入れに入って襖を閉め、まったりし…[全文を見る]
学生時代の思い出のことを語る
高校1年のとき、授業中男子生徒の態度にキレた男子教師が生徒を立たせ、ばっしんばっしん叩き始めた。
当時はビンタの一発二発当たり前という風潮だったが、これはちょっと行き過ぎじゃない?!というレベル。
クラス中が固唾を飲んでいたら、一人の男子生徒がすっと立ち上がり、教師の振り上げた手をガッと掴んで
「先生、もうよかろうが」
と言った。怒りに燃えた教師と肝の座った眼でたたずむ男子生徒。静まり返る教室。
「○○ぅ、おまえ、放課後柔道部の部室へ来い。いいな」
教師は柔道部顧問であった。ヒーロー男子は黙って頷き、叩かれていた生徒も放免され、席に着い…[全文を見る]
学生時代の思い出のことを語る
小学一年のある日、指名制で班を作る企画を担任が出してきました。
生徒は順番に指名され、一緒の班になりたい生徒の番になったら挙手して
「ぼくは・わたしは○○さん・くんと同じ班になりたいです。
なぜかというと○○さん・くんは○○だからです」
の、○○の部分を埋め、クラスの前で宣言して同じ班になるわけです。
さて、わたしの番になりました。予想外に多くの手が挙がっています。わお。
担任に当てられたしらきはらきよみちゃんが言いました。
「わたしはくたびれはてこさんと同じ班になりたいです。
なぜかというとくたびれはてこさんは絵が上手だからです。」
…[全文を見る]
学生時代の思い出のことを語る
四年生のときひやかわよしこちゃん9歳が階段を降りながら
「口笛はなぜ わたしを呼んでるの あの雲はなぜ わたしを待ってるの」
と歌いだし、
「おしーえてーおじいーさんーおしーえておじいーさん」
と朗らかに歌い上げたあとふいに踊り場で立ち止まって
「おじいさんは言いました。『ハイジ、あの雲はおまえを待ってはいないのだよ』」
とまじめな調子で言ったことは、わたしの一生の思い出になると思います。