お話しするにはログインしてください。

|

Tips:スクワットは、回数を急に増やすと膝を痛める。調子を見ながら少しずつやってみよう。
id:poolame
読了のことを語る

そういや、これも読んだんだった。

『哲学の先生と〜』と同じ主張が背景にあるっていうのがおもしろかったなあ。
ごまかしのポエムではなく、詩の回路を! っていうところが思いがけず繋がるのだった。

id:poolame
読了のことを語る

俗っぽくてスリリングで真剣でおもしろかった!

id:poolame
読了のことを語る

これは世にも楽しい傑作。
読み終わった時、おもわず最初にもどってしまった。

id:kinaco-mp
読了のことを語る

京極夏彦『書楼弔堂 破曉』

面白かった…!
本当に面白かったです。
後半、馴染み深い御名前が出てくる度に嬉しくてドキドキした。
繋がっているのね〜。
はあ〜本って素晴らしい。
そしてますます「鵺の碑」が待ち遠しくなりました。

id:you_cats0712
読了のことを語る

大崎梢『ようこそ授賞式の夕べに』(東京創元社)

asin:4488017800
Ads by Amazon.co.jp

引きこもっているついでに先日図書館に購入リクエストした新刊本を読み終わった。
大崎梢さんの本は「成風堂書店シリーズ」も「井辻智紀」シリーズも好きだけど、今回は両方の登場人物が邂逅するという特別編。
ある一日を描いて、謎に対して複数の登場人物がそれぞれに調べたり動いたりする様子が並行して描かれて、最後に一点に収束する。
両シリーズとも、いつも謎はある意味ほのぼのしたものが多いけど、今回は最後の部分で目頭が熱くなった。
この本を自分で買わずに図書館で借りちゃったのは申し訳ない気分だけど、置き場所のこともあって単行本はほとんど買わないのでねえ。たぶん数年後に文庫で出たら、それはちゃんと買う。

id:kutabirehateko
読了のことを語る

「死の如く強し」モーパッサン

不倫続けて十二年という熟年カップルが寄る年波に勝てず、若さに嫉妬し老化に怯えてギギギとのたうつ話。
「八方から押し寄せる老齢の無数の攻撃が目に見えない刺し傷のように夫人の胸を痛め始めてからというもの」
やめろ!もうやめろ!二十代か三十代前半までに他人事として読みたかった。
恋とはなんと辛く滑稽なものでしょう。六根清浄、六根清浄。

id:a-cup-of-snow
読了のことを語る

『忍び秘伝』乾緑郎
語り口なんか、きっちり時代小説なのに、何故か滲み出るSF感。いつかオールスターキャストで時空を超えた時代小説を書いてくれそう。しかも辻褄は完全に合っているっていう。合ってるけど…。

id:a-cup-of-snow
読了のことを語る

『失踪日記2 アル中病棟』
プロの作家さんが読めるように描いてくれているので読めるわけですが、自分がこれを読んでどうしようというのだろうと思わずにはいられませんでした。興味本位とか恐いもの見たさとかか。世の中や人間への理解を深めるためなのかというと、そうではないしなぁ…。
失踪もアル中も、どちらも作品にするっていうのは、すごいなぁ。プロだから、ではなくて、失踪からの帰還だって帰還し続けているわけで、アル中からの生還も生還し続けているわけで。これは「私は生きています」ということなのかなぁと思ったりしました。

id:poolame
読了のことを語る

4巻でびしーっと完結。おもしろかった!

映画で例えると、ちょっとほろっと来たり声を出して笑いつつも、「あれ、この映画、結構長くなるのかな、終わり方が想像つかないぞ」とおもったところで怒涛の展開がおとずれ、わわわわわ! と笑ったり泣いたりしてるうちに、尋常ならざるさわやかなラストを迎え、とっても素敵なギターポップが流れてきて、「ああ! 私絶対サントラ買うわ」と決心したところで、エンドクレジットが思いがけず短くて、ラストにちょっとした「打ち上げシーン」もついていて、まあ、80分で何ておとくなの? という感じです。
サントラには主人公の鼻歌バージョンの "Lucy in the sky with diamonds" が入っており、途中で歌詞がわからなくなってごまかしたりなどするという、悶絶もの間違いなし。

id:a-cup-of-snow
読了のことを語る

『忍び外伝』乾緑郎
・オチはわかるし、そこは面白いと思うのだけど、登場人物の説明みたいなかんじはイナメナイ。
・たぶん、主人公が際立っていないかただと思う。
・入れ子構造好きなのかな、この作者さん。
・『忍び秘伝』も借りたので、こちらも読まないと何とも言えない。

id:poolame
読了のことを語る

おもしろかった!

天皇家が他の豪族と力が拮抗してた頃から天武朝までの道路政策に見える、政権の外交、土地政策、財政状況などが多数の図版とともに柔らかい文体で語られています。

id:poolame
読了のことを語る

ひゃー、読むの大変だったあ……。

前著もそうだったけど、何度も読むと思いますし、何度でも読める情報量とほつれと絵の綺麗さが圧巻。

id:fuddy-duddy
読了のことを語る

「白いしるし」 西加奈子
誰にでも恋愛に夢中になってることってあるよなぁ。
落ち着いた頃に考えたら、笑っちゃう。
私も夢中にくるってた時期はあった。
好かれたかったし、他の女の子とは違うって思われたかった。
今はそういう苦しい世界から抜けられたから、冷静にみれるんだよね。

id:fuddy-duddy
読了のことを語る

「ダリア」 野中柊
パパとママがかわいかった。
だって、パパったら
小さい頃のママが誰かにいじめられて泣いてたら、花束をプレゼントして驚かすって。
すてき!

id:poolame
読了のことを語る


著者がともだちと夜中のファミレスで「なぜ我々はプロポーズされないのか」という考察を重ねてたどりついた結論は、たいへんにシビアな結論でした。たとえ結婚してても、この本から繰り出される往復ビンタは他人事ではないです。
一方で、この手の本としては圧倒的にいじわるじゃなくて、ユーモアがあって優しかったです。「友人に対しては決して失わない敬意を、なぜ恋人や結婚相手に対しては容易に失うのか」というのは、ちょっとしたことのようだけれども、著者の今後に繋がるテーマだと思いました。
個人的には、「商品」として小さくとも、とても丁寧につくられたムードがたちこめていて、そこに好感を持ちました。「若い編集者と、初めて本を出す著者が一所懸命丁寧に作った本」という感じがして良かった。打ち上げはさぞ盛り上がったことでしょう。

id:florentine
読了のことを語る

酒井健『ゴシックとは何か 大聖堂の精神史』ちくま学芸文庫

バタイユ研究者として著名なかたのゴシック精神史論
拙作「歓びの野は死の色す」で上手に語りそこねているかもしれないあたりを緻密に、熱く講義してもらった感じ
想い入れというのは素敵だ
ていうかこれ逆に、だからこそ、プロテスタントやカルヴィニスはどう読むのかなあ、というのも気になる
それからシャステルの名前があったいっぽう、本来ならここにあってしかるべきユルギス・バルトルシャイティスの名がないことも不満ではあったりするのだが・・・
個人的に、今までどうしても掴みにくかったヴィオレ・ル・デュクの人物像が明瞭になったのは嬉しかった
ところどころ疑問におもうところもないではないのだけれども、そういう部分も含めてとても面白い本だった

id:florentine
読了のことを語る

西崎憲『飛行士と東京の雨の森』

ようやく読んだ!!!
そして、そして、そして、なんかもう、言葉にならない・・・
小説が好き、というひとは、読んでください

id:florentine
読了のことを語る

小島信夫『書簡文学論』水声社

ひさかたぶりの小島信夫
小説のほうがやっぱり好きは好きだけど(うん、小説家が小説をどう読むのかは確かに面白いし、だからこうして読むのだけど、やっぱ小説家は小説家なんだよね、この感じ、伝わる?)、このひとのどこかすっとぼけたような天然意地悪っぷりは大好きだ

id:a-cup-of-snow
読了のことを語る

『中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい? 』NHK_PR1号
・この方の目指しているものはツイッターじゃなきゃダメだろうなぁ。FBではできないと思う。
・思考と実験、実践がよくわかる面白い本でした。
・この人、仕事できるのもわかるけど、手強そうだなー。
・この内容とは別に思ったこと。
 思考して実践した結果がすぐ出るものって少ないと思う。これも広報の結果は出ていない。ただ経過がリアルタイムで追えるので、何かを手に入れられたように感じられる。それはモノを製造しているのではないから。仮想っていうのは、怖いなぁって思いました。

id:you_cats0712
読了のことを語る

『無花果の実のなるころに』西條奈加

この人の作品は「善人長屋」とか「烏金」とか時代小説を中心に読んでいたので、現代ものは初めて。
元芸者の粋で鋭いお祖母ちゃん「お蔦さん」と二人暮らしをする中学生の望くん。ただし、代々男が料理をする家系で、ごはんの支度は望くんが一手に引き受ける。出てくる料理、出てくる料理が美味しそうで…。
いろいろ事件は起こるものの、本当の悪人が出てこない。お蔦さんと望くんの近所の人たちだけでなく、学校の友達やその家族、あるいは犯人という立場の人でさえどこか気持ちに善良なものを抱えている。
読後感のとても良い作品だった。