「人形館の殺人」綾辻行人
・だいぶ作法がわかってきて、前よりも面白さが増してきました。
・架場君が好みです。
・京都に行きたいです。
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「沼地のある森を抜けて」梨木香歩
・家とか、女性から、生命に視点が移っていく流れが、短編集と読めば違和感なく、長編っていうと少しぎこちないかなぁと思いました。
・白銀の草原の部分はル・グィンに似て感じました。
・「命とは?」という疑問に最初に手にするには、とてもよい作品だと思います。ティーンズって書いてあるし。でも主人公は30代だしなぁ。
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結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ / 佐々木玲仁
著者は心理学者、臨床心理士
この本じたいが面白かった! 感想は後ほど
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「貴婦人Aの蘇生」小川洋子
・貴婦人、洋館、剥製、儀式…という舞台なのに静かな印象。
・この伯母が傷つけられたりしないかと、何か不幸が起きないかと、びくびくしながら読み進めました。つまり、私も一目でこの伯母に見入られたのでしょう。
・蘇生と言われると、他に言葉がないけど。
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いくつか、SFのアンソロジーを読みました。これはそのうちの一冊。おもしろかったりそうでもなかったりしました。当たり前か。円城塔のが良かったです。それではここから基本にもどって「1984」などを読もうと思います。
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『ジュネーブのドクター・フィッシャー あるいは爆弾パーティ』 グレアム・グリーン(著) 宇野利泰(訳) 早川書房
ほぼ一気読み。比較的短い小説とはいえ。そしてとても毒のあるわらいと残酷に満ちた小説。さすが英国カトリック作家。毒々しいMPが好きなら超オススメ。
この本で初めて、グリーンからジョナサン・キャロルを連想した。似てると思う。とても。キャロルの父親は『第三の男』に関わってたっけか?『死者の書』手元にないから解説の確認ができない。しかしキャロル自身がグリーン好きなことはまちがいなかろう。たぶん。
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小野不由美『鬼談百景』
新刊です、おひさしぶりの。そして待望の奇談集。やっぱ怪談は起承転結がしっかりしたのよりも、こういう「ザ・断片」て感じのやつが好きよー。
読み終えた直後よりもしばらくしてからじわじわきます。でもあえて夜中に読んでこそ、ですよ。ひー
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Death Comes As The End by Agatha Christie
古代エジプトを舞台にした連続殺人事件。読み始めてすぐに山岸凉子の短編を思い出してしまい、全編彼女の絵で脳内再生されてしまった。まあまちがってはいまい。というか、それ読みたい。
クリスティの中では、推理小説よりもメロドラマに分類してもいい気もする。
というか、クリスティ連続読みしてると、性描写ぬきのハーレクィン読んでるみたいなもんなんかなという気もしてきた。
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あ、そうだそうだ!
4人の女性は二十歳そこそこなのです。が、その分、かなえさん(一人の母)や初枝さん(旧家のお姑さん)の存在と言葉が、思い返すほどに際立ちますね。
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「からくりからくさ」梨木香歩
・一つで一作品できるテーマをいくつも含んでいて、目眩がしそうです。なのに、さらりと話は進み、終り…。でもお話が本の外まで続いていそうな、そういうかんじです。
・登場人物がいろいろな経験はするけれど、多分に精神的な体験なのです。それを補完するように、お面のエピソードや宿縁が語られるのだけど。人一人が人生を生ききって悟るような事柄が、1年という時間の中で多感で聡明な女性4人(+時間を超えて現れる人々物事)の関係性の中で描かれているので。う〜ん。
・登場人物たちと同年代の頃に読むべき作品ですね。
・でも面白かったです。全部ぐわーって読むより、ぱらりぱらりと読む、それも再読すると、よりよい本だと思いました。
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海野弘『ホモセクシャルの世界史』(文春文庫)
フーコーをよむ助走的に、文庫になったので
感想というよりじぶんの物知らずを告白すると、イギリスとドイツ、そしてアメリカのことも知らなさすぎるじぶんにガックリw ほんっとおおおに無知すぎる、ヤバいっておもいましたw
個人的に、美術史家ヴィンケルマンが殺害された理由がホモフォビアにあったというのがいちばんビックリでした、しかも「そのこと」は書かれない 隠蔽されている
またオスカー・ワイルドのそれは問われても、ウォルター・ペイターは問われない(このへんは前から気になっててちょびっと調べたり…[全文を見る]
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「迷路館の殺人」綾辻行人
・ほぼ、正解!
・道具立てや筋立てのお約束が気持ちいいですね
・最大のお遊びの部分では、何がしたかったかはわかるけど、必要かは、う〜んってかんじです。
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「カラーひよことコーヒー豆 」小川洋子
・「カラーひよこだなんて悲しい話だったらどうしよう…」と思ったら、悲しくはないし、そもそも小説じゃなくて随筆だった。
・「こんなに飾らない普通の言葉で文章を書いちゃって、自分を守れるのかしら、非難されたらうんと傷ついちゃわない?」と思いつつ読むうちに、この人は強い人だとわかりました。
・バームクーヘン、或いはブッセみたいな、味わい。
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「この庭に―黒いミンクの話」梨木香歩
・絵本…ではない。
・わからなくはない…けど?
・って持ってたら、続編的位置づけの作品だったのか!
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綿貫んちから、ただいま。
「家守綺譚」梨木香歩
・村田エフェンディの名は時々出てくるけど、直接的にはエピソードは絡まない。
・登場人物が(人に限らず)よい。でも綿貫さんが一番魅力的です。
・読後感は、悲しい。
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「村田エフェンディ滞土録」梨木香歩
日記でもない、ただの書き付けのような、ただ或る時間をすくいあげただけの、ほんの短い数ページが重なって、そこに生まれた物語。確かにこれは遺跡だ。人と物と出来事が積み重なってはじめて、繋がっていく。
すごい。お話の内容以上に、こんなふうに物語が紡ぎだせる(いや、だって紡いでいないし、出してもいないんだよ)なんて、すごい!
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清水ミチコ「私の10年日記」。
『TV Bros.』連載コラムの10年前からの総まとめ。だからまだナンシー関も亡くなってないし小林聡美と三谷幸喜も夫婦だし。だいぶ本の意図から外れてせつなーく読みました(´・ω・`)
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奥谷禮子「魅力の礼儀作法」
マナーブックを読むのが趣味です☆
小説かくときの資料でもあるから実益をかねてるかも
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「時計館の殺人<新装改訂版>」 綾辻行人
・江南君が再登場。
・夏の盛りに読むのがよいです。
・さくさく読めます。
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山本芳幸「カブール・ノート 戦争しか知らない子どもたち」
しばらく前にやはりアフガンを舞台にした「灰と土」(http://h.hatena.ne.jp/florentine/299850191559632379 http://h.hatena.ne.jp/florentine/171937421121640294)、それからたて続けにイスラム三部作をかいたヤスミナ・カドラをよんだ(http://florentine.hatenablog.com/entry/2012/08/02/151404 三部作の全部は翻訳されてない、翻訳プリーズ!!! )
今日、図書館でこちらを見つけたのでよみはじめて、さっき慌ててお茶をのんだw 喉乾いてるの忘れてたよってかんじ
岡真里「アラブ、祈りとしての文学」とか思い出しながらよみました
/読了