『ジュネーブのドクター・フィッシャー あるいは爆弾パーティ』 グレアム・グリーン(著) 宇野利泰(訳) 早川書房
ほぼ一気読み。比較的短い小説とはいえ。そしてとても毒のあるわらいと残酷に満ちた小説。さすが英国カトリック作家。毒々しいMPが好きなら超オススメ。
この本で初めて、グリーンからジョナサン・キャロルを連想した。似てると思う。とても。キャロルの父親は『第三の男』に関わってたっけか?『死者の書』手元にないから解説の確認ができない。しかしキャロル自身がグリーン好きなことはまちがいなかろう。たぶん。
