海野弘『ホモセクシャルの世界史』(文春文庫)
フーコーをよむ助走的に、文庫になったので
感想というよりじぶんの物知らずを告白すると、イギリスとドイツ、そしてアメリカのことも知らなさすぎるじぶんにガックリw ほんっとおおおに無知すぎる、ヤバいっておもいましたw
個人的に、美術史家ヴィンケルマンが殺害された理由がホモフォビアにあったというのがいちばんビックリでした、しかも「そのこと」は書かれない 隠蔽されている
またオスカー・ワイルドのそれは問われても、ウォルター・ペイターは問われない(このへんは前から気になっててちょびっと調べたりしたのでやっぱり、て感じでしたが) 政治的な判断
あ、それから、ラファエル前派 やはり女性モデルとのはなしばかりとりあげられるけどそこにあらわれる両性具有イメージについて、ヘレニズムやプラトニズムの視点で見直してみる必要がってかいてあって、うん、そうだろうなあと(http://h.hatena.ne.jp/florentine/171938547936393891)
スパイと同性愛と物書きとか、ナチズムと同性愛の問題、バレエリュスとかご興味あるひとにはおすすめかもです
