南の虹のルーシー、二話めでなんで見なかったかなんとなくわかったんだけど、見続けるとさらに嫌なことが増えてきて、このさき、夢破れかけたお父さんがアルコール依存になると聞いてるので、憂鬱になってる。確かにまだ最初の何話かしか進んでないけど、お父さんの言動にその予兆みたいなのがないこともない。見るのやめたがいいかなあ。
※同居人が「フローネと同じようなもんが始まったと思って見なかった」と言ったんで、あーそうだったかも、と思ったんだけど。わたしの場合はルーシーが、特に声がダメで。そんで金持ちオヤジがいるんだけど、その人の言動全てが陰惨な気分にさせられてダメだ……
【勝手に引用】
「脱・病院化は、結果的に精神病院を閉鎖すること、あるいは精神病院が現に占めている中心的位置をかなり縮小させること、を指している。脱・施設化とは、精神医療制度の場面と構造を新しくすることによって精神障害にかかっている人びとの個人的、社会的な疎外を継続させない仕組みにすること、を意味している。われわれは皆、精神障害は本来何かの社会的脈絡の中で個人が経験する苦悩や混乱として存在する、と考える。それはまさに個人的なものと社会的なものが合わさってしょうじたものである」
「われわれは今日の精神医療制度の抜本的立て直しを要求す…[全文を見る]
De-istituzionalizzazione(デ=イスティトゥツィオナリヅァツィオーネ)……「脱・施設化」「非・施設化」。イタリア精神保険改革のキーワード。
ここでいう「施設」は、「心身を犯す体制」「抑圧体制」など。
【勝手に引用】
厚生省は、かなり以前から診察報酬に「重度痴呆加算」(今は重度認知症加算)をつけて、精神病院が老人病院に変わりやすいようにと誘導してきた。精神病の「永久下宿人」(クラークが一九六八年にそう書いた)の大発生がまずいとなったら、厚労省は認知症の永久下宿人化を、奨励しはじめた。業界も渡りに船と乗り始めた。
認知症(一昔前には老人性痴呆)が精神科の疾病の一つであることは否定しない。しかし、認知症と統合失調症は全く専門性の違う病気である。簡単に乗り換えがきくようなものではありえない。しかも、精神病院で治療するべき重篤な認知症など少数であることは、認知症のケアが世界最高水準のデンマークをみれば明らかである。(中略)認知症の大半は、在宅か在宅にきわめて近い形のケア付き個室で生活している。認知症の人々に本当に必要なのは、精神病棟ではなくて優しいケアのついた住宅である。(p.29)
【勝手に引用】
措置入院とは、全額公費負担の公的強制入院のことで、本来は警察沙汰を起こしたような病人に適応される。厚生省は、この公的強制入院制度を「同意入院」(家族の同意による強制入院。保険医療だから自己負担がある)のケースに使ってもよい、という「超法規的運用」(北海道立緑ヶ丘病院長・伊藤哲寛の言葉)を奨励した。入院費用は全額税金だ。患者や家族の出費はない。このお墨付きは業界で「経済措置」と呼ばれてきた。患者や家族を経済的に救済するための措置入院、という意味だろう。
(中略)
家族が金の心配をせずに精神病院を利用できるという利点は確かにあった。しかし、措置入院は同意入院より拘禁性が高い。経済措置のパイの拡張は、日本の精神病院の収容体質を更に強めることになった。(pp.20-22, 『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』)
「牧畜業者」は、日本医師会の故・武見太郎会長が医療金融公庫の融資制度誕生四ヵ月後の発言。営利主義等の精神病院経営者を指しての言葉で、彼らにとっては患者は牧場に放し飼いにする牛か羊と同じ、という意味。
宇都宮病院院長は、自分の病院を「北関東医療刑務所」と吹聴していたそう。
『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』大熊一夫(岩波書店)
ほとんど冒頭といってもよい辺りでの、「牧畜業者」という言葉があまりに衝撃的で…… 日本の精神医療がなぜ今のようなお粗末なことになったのか、この本の第一章読めばよくわかる。
わたしには、「世間」の認知症に対するイメージ及び扱いは統合失調症に対するそれとよく似ているように見える。精神病院が彼らをどう考えどう扱っているのか、は、認知症者や高齢者介護をこれからどうしていくのか、と、直結しているように思える。
これまで『小さな村の物語イタリア』を見ててなんとなく疑問に思っていたことの幾つかが、少しわかったり納得できたりもした。
【今見テ】【同居人】
「この人たちのはリフォーム要らねえよ、こんまりで解決するよ(解体して構造見た)あ、こんまりだけだと無理か……」
こんまり程度で解決できるのに父親が無理で危険な解決を図ってる家、が、うちでは最も不評(笑)
いや二人ともこんまりの技法はそこそこ評価はしてる。思想はかなりキモいがな。
【同居人との会話】
「ねえこの匠の声としゃべり方さあ」
「うん、萬斎に似てるね」
「……やっぱり?」
後で知ったが、ミシュランのビブグルマンだった。うおう。そんなとこを土曜の夕方~夜に貸し切ってしまたとは(^_^;)
ランチならおかあちゃん連れて行けるかも。入り口の段差(15センチぎりぎりのような)だけ問題かな。トイレは、駅近だからだいじょうぶ。
【イタ語】【メモ】
coda di rospo……アンコウ。
今日食べたマリネの魚がアンコウだった。
直訳すると、「ヒキガエル(または、醜いもの)のしっぽ」。
美味しくて、とんでもなくたっぷりだった。
前菜五品、パスタ二品、主菜とつけあわせ、デザート、飲み放題だったが、イタリアーナ二名を含め計二十名で、肉まで完食したのがどうやらわたしだけっぽい……(^_^;) 持ち帰りOKだったので、ほとんどの人が持ち帰った、らしい……
あうあうあ。
今見たら、Wikipediaのファントム・オブ・パラダイスの項に、スワンがマモーのモデルっていうのを書いてるな。やっぱり。
容貌だけじゃなくて、思想とかしこうみたいなものもあそこから取ってると思う。
いやー巻いた巻いた(笑)
マジ、サイズおかしいだろ、ワイルドストロベリーとしては。

昨日に引き続き、本日もイタ語。といっても夜に懇親会、だが。わたしにとってはえらい高い参加費なので、とても苦しい…… 先生オススメの店なので、うまいのは間違いないんだけども。