id:dadako は
自分(id:dadako)のことを語る

【勝手に引用】
厚生省は、かなり以前から診察報酬に「重度痴呆加算」(今は重度認知症加算)をつけて、精神病院が老人病院に変わりやすいようにと誘導してきた。精神病の「永久下宿人」(クラークが一九六八年にそう書いた)の大発生がまずいとなったら、厚労省は認知症の永久下宿人化を、奨励しはじめた。業界も渡りに船と乗り始めた。
認知症(一昔前には老人性痴呆)が精神科の疾病の一つであることは否定しない。しかし、認知症と統合失調症は全く専門性の違う病気である。簡単に乗り換えがきくようなものではありえない。しかも、精神病院で治療するべき重篤な認知症など少数であることは、認知症のケアが世界最高水準のデンマークをみれば明らかである。(中略)認知症の大半は、在宅か在宅にきわめて近い形のケア付き個室で生活している。認知症の人々に本当に必要なのは、精神病棟ではなくて優しいケアのついた住宅である。(p.29)