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Tips:「話題」は“北海道/札幌/中央区”の様にスラッシュ(/)区切りで下位の話題を作り、重層化することができる。
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赤い猪のことを語る
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   赤い猪 9

「これ以上、おまえをここにおいておくわけにはいかない。
すぐに、須佐之男命さまが住んでいる根堅国へ逃げなさい。
そうすれば、須佐之男命さまがいいようにとりはからってくれるでしょう」
そういって、おかあさんは大国主命を見送りました。

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   赤い猪 8

大国主命のおかあさんは、大国主命の姿がみえないので、あちこち探して歩きました。

おかあさんは、山の中で木の切れ目にはさまれ死んでいる大国主命をみつけました。  
急いで切れ目を切り開き、大国主命をひきずり出しました。

そして、一生けんめい大国主命を看病しました。
おかあさんの祈りが通じたのか、大国主命は再び生き返りました。

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   赤い猪 7

ある日。
八十神たちは、大国主命をだまし、今度は別の山へつれていきました。

八十神たちは、大きな木を縦にさき、切れ目にくさびを打ちこみました。
そして、いやがる大国主命を、その切れ目に押しこみました。

八十神たちはそのくさびをはずし、大国主命をはさみ殺してしまいました。

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   青い猪 6

すると。
ふしぎなことに、大国主命の重いやけどがなおり、
元通りの美しい青年に生まれ変わりました。

その様子を遠くからみていた八十神たちは、
「生き返ったのか」とくやしがりました。

八十神たちは、大国主命を殺そうと、再び相談しました。

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   赤い猪 5

二人が下界へつくと、大国主命はまっ黒こげになって倒れていました。
すでに息はありません。

赤貝は自分の殻をけずり、それを焼いて黒い粉をつくりました。
蛤は体液を出し、その黒い粉をこねました。

薬ができると、「大国主命が生き返りますように」と祈りながら、
大国主命の体に薬をぬりました。

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   赤い猪 4

そのことを知った大国主命のおかあさんは、嘆き悲しみました。
泣きながら大空へかけのぼっていき、高天原にいる高皇産霊神にお願いしました。
「どうか私の息子を助けてください」と。

高皇産霊神は、蚶貝媛(きさがいひめ)・蛤貝媛(うむがいひめ)と名のついた、
赤貝と蛤を呼び二人を下界に送りました。
二人は、蘇生の特殊能力を持っている女神でした。

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    赤い猪 3

下で待っていた大国主命は、猪だと思い真っ赤に焼けた石にかけよりました。
そして、その石をしっかり受けとめました。

「あっ」
声をあげた時には、大国主命の体は、赤く焼けた石の膚にこびりついてしまいました。
そして、大国主命は、焼け死んでしまいました。

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    赤い猪 2

頂上へ着いた八十神たちは、木の枝を集め、大きな火をたきました。
そして、火の中へ、猪の形をした大きな石を投げこみました。

しばらくすると、石が真っ赤に焼けました。

「それー、猪だ。つかまえろ」
八十神たちは、真っ赤に焼けた石を、山の上から落としました。
石は、ごろんごろんところがっていきます。

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    赤い猪 1

八十神たちは、大国主命を殺そうと、伯耆の国手間の山へつれていきました。
「この山には、赤い猪がいる」
「赤い猪?」
「そうだ、赤い猪だ。
わしらが山の上から猪を追い落とすから、おまえは下にいて、その猪をつかまえろ。
もし猪を逃がしたら、おまえを殺してしまうぞ」
八十神たちはそういうと、急いで山の上へ登っていきました。