習い事がしたいが老後の資金が減るので躊躇しているという実母。
「せっかく仕事も辞めて時間が出来たんだからやればいいのに」
「だってあと何十年生きるかわからないじゃない。お母さんだって98歳でまだあんなに元気だし」
「何十年か先のためにお金けちってそれで10年後に死んじゃったら意味ないよ」
数週間後、はてこの恩師の前で。
「娘が『ママはあと10年で死ぬんじゃない』って言うんですよ」(訴え口調)
いや言ってない。
数か月後、娘に対して。
「はてこ、覚えてないかもしれないけど、ママに『10年経ったら死ぬかもしれない』って言ったのよ」(告白調)
いや言ってない。
幸い母は昔からこの種の曲解捏造記憶の改ざんが大得意だったので呆けではない。
もちおが一人で実家に顔を出したら継母ちゃんがコロッケを作っていた。
「持っていきなさいよ」
「うちはあまり揚げ物しないんですよ」
「ま~。作ってもらえないのね!」
「後片付け大変ですしね」←片づけ担当
昨日継母ちゃんから聞いた話。
「こないだもっちゃんにコロッケ持っていけばって言ったら
『うちは揚げ物食べさせてもらえないんです~』って言ってたわよ。
『掃除が大変だから揚げ物作ってもらえないですよ~』って。かわいそー」
継母ちゃんはワイドショー的に話を盛って揉め事が見たいだけで悪気はない。
いっつも買うもの忘れちゃうのよねぇと言うので
何買うか今のうちにメモしておきなよと買い物に出かける前に私が声をかけておいた。
それからブツブツ言いながら何か一生懸命メモを書いていた。
一緒に買い物に出かけたスーパーでの一言目が
「あ、買う物書いたメモ忘れた!」
だった。
母がメモを書きながら言っていたぶつぶつを断片的に聞いた私の記憶を頼りに買い物が無事すみました。
もう対策が思いつかないので、今度から誰かと一緒に行く時は同行者を外部記憶代わりにしてください。
母君、会話の流れに応じて、
「私、長女だからー(偉くしていいんだもん)。」と
「私、末っ子だからー(ワガママ言っていいんだもん)。」を上手く使い分けております。
末っ子になれない私と長女になれない妹君はもちろんですが、
子どもの頃からこの論法で優先権を奪われ続けた伯父が気の毒で仕方ありません(合掌)。
江戸東京博物館、ミュージアムショップにて。
私 「犬張子、可愛いなあ。(欲しい)」 母 「飾るとこ無いでしょー。」
私 「えー、あ、ほら、説明あるよ。子どもにあげるんだって。このでんでん太鼓しょってる犬は、
魔よけの意味と、あとでんでん太鼓みたいに裏表の無い子に育って欲しいんだってよ。」
母 「じゃ、アナタ要らないじゃない。」 私 「・・・(汗)。」
母 「Ru-chi(妹)にはもう遅いしねえ。」 私 「・・・ (苦笑)。」
私 「じゃあ、こっちのざるかぶってるのは?竹のざるをかぶった犬=笑ってことで、
いつも笑いの絶えない家になるように、ってことみたいよ。」
母 「それこそウチに要る?」 私 「・・・今は要らないね、確かに。」
結局却下になりました。
わたくしが幼いころカトリック聖歌657番「いつくしみふかき」をよく歌ってくれたのだけど
1番の最後の歌詞「こころの嘆きを包まず述べて などかはおろさぬ負える重荷を」の「重荷」のところをわたくしの名前に置き換えた改変バージョンだった。
嬉々として歌ってたけど「重荷=わたくし」は言葉遊びというより半ば本音だと子供なりに感じて愛とは重たいものであることよと学んだものであった
しつこく甘えてくる孫をあやしつつ、馴染みのレストランで食後のパフェを待っていた継母ちゃん
パフェを運んでくる勤続30年のウェイトレスを見て
「あ、ほら甥介、ばあちゃん(のパフェ)が来た!ばあちゃん(のパフェ)が来たよ!」
と誤解を招くような略し方をしていた。
渋面を作って泣く孫に
「あーら平家蟹雄さん。お久しぶりね!」
と呼びかけていた。
私 「今度の朝ドラ(あまちゃん)は観てるの?」
母 「うーん、ながら見だからねー。まだ良く分からないわ。」
母 「あ、でもね、ウニ出てきたわよ、美味しそうなの。」
私 「・・・そういうドラマなの?」
【今見てるテレビから】
母 「なに?こういうのもバケラッタなん?」
えーとね、パパラッチですよ。
私を含め、うちの家族はよく独り言をいう
父はよく孫の名前をよぶ
父「○○ちゃーん」
母「はーい」
私「あなた○○ちゃんじゃないでしょ」
母「代返してるの」
大学かここは
お寺さんから届いたお香典返しのドリップコーヒーを「インスタントとは違うわねぇ〜。」と喜んで飲んでいた母。今日、家を訪ねたら、私のカップには新しいドリップパックを、自分のには1回使ったドリップパックを乗せていた。
私「いただきものなんだから、思い切りおいしく飲んだらいいじゃないの」
母「もったいないもの」
私「お金払ったわけじゃなし」
母「払った!5,000円も!」
お香典を「金払ったし」と言うなんて。罰が当たるよというと、フヒヒと笑っていた。
「この犬に何か作ってあげたら?」
「これ、犬じゃなくて熊なんですけど!」
「いや、犬だよね?」
「え、熊でしょ?あれ、セントバーナード?」
30年可愛がってきたのに。

「春と秋が無くなって、夏と冬だけになってしまったようだ、
もう生きて居たくない!」と嘆いていた。
「生きて居たくない」は大げさだが、気持ちは分かる。
急遽木曜日までお泊まりになった母に「瑛太の『極北ラプソディ』録画予約した?」とメールしたら「していません。お願いします。」の返事。続けて「他にもお母さんが観そうな番組、録画してください。」
さすがはテレビっ子。
[うちの犬]
お母さんに電話繋がったー。結果私の予想は的中でした。
私「わんこ、病名なんて言われた?」
母「病名っていうか、なんかその名前言われたけどだらだら長くて忘れちゃったの。」
私「脂腺上皮腫って言われた?」
母「そうそう。それそれ。」
きっと他にも色々聞いたのに忘れてるんだろうな…。朝の時点では「良性に近い悪性」としか言えてなかったし…。
安心はできないけど、調べると本当におおくの年寄り犬がこれになったというブログ等あり、少し勇気づけられます…。
私「明日わんこの検査結果わかったらすぐ連絡してね。」
母「うん、わかったよー。」
私「私に嘘つかないでね。ほんとのこと言ってね。」
母「その発想はなかった。どうしよっかなぁ。」
よ、余計なことを言ってしまった><
母はなるようになるしかないでしょ、と、全くどきどきしていないそうです…。
きゃりーぱみゅぱみゅが上手くいえない継母ちゃん。
「ドラえもんが秘密道具を出す時の声で言うと言える」と教えてあげた。
「きゃりぃ~ぴゃみゅぴゃみゅぅ~!(のぶよ)・・・あらほんと(真顔)」
効果に驚いたらしく、その後台所で一人練習していた。
「きゃりぃ~ぴゃみゅぴゃみゅぅ~!・・きゃりぃ~ぴゃみゅぴゃみゅぅ~!・・・ふうん、誰が考えたのかしら(真顔)」
言えてない。
フィギュアスケート女子シングル一緒に観戦。
ネットでの話題など全く見たことのない母上ですが、
冒頭の実況陣勢ぞろいに
「あのアナ?あのアナ?」と冷気漂う確認をなさっておられました。