観光地で働いていたころ、お客様にどちらからですか、と聞くと
「東京です」
とドヤ顔で答える人が多かった。「成城です」「青山です」「港区です」みたいな。
他府県だと
「大阪です」「名古屋です」「京都です」「新潟です」
「そうなんですか。大阪の(名古屋の、京都の、新潟の)どの辺ですか?」
「~です」
「ああ、そうなんですか。実は親戚が(親が、友人が)近くに住んでいるんです。いいところですね」
「え!そうなんですか。わあ、偶然ですねえ」
「ねえ」
にこにこにこ。ってなる。共通の話題いぇー。
しかし
「東京です」ドヤァ!
「ああ、そうですか。東京の…[全文を見る]
東京で生まれ育った両親を持った母はネイティブ東京都民以上に東京都民としての選民意識があり、
東京都も23区中18区くらいまでしか東京都認めず
東京都下はすべて嘲笑の対象としてすきあらば嘲笑ってきたが
生まれも育ちも神奈川県秦野市です。
あらあ、なんじゃろうな。
道産子生まれ新宿育ちの継母が道産子の誇りを持ってるのと似たようなものなんじゃろか。
ハイクに何も書かないときのわたしは
・オフライン生活が充実していてハイクが後回しになっている
・オフライン生活が惨憺たるもので世界が怖くてハイクできない
のどちらかなのですが、今日は前者です!やったー!やったー!
家どころか寝室どころかベッドから出たくないよう
と思いながら暮らしている今日この頃なのに
「着物着ていくね、女子ちゃんのぶんも持っていくね!」
と勢いで約束してしまうやる気があるのかないのかわからないわたし。
ウケがとれたりはっとしたりされると
自分は生まれてきて生きている価値があるんじゃないかという気持ちになる。
Tears For Fears - "Everybody Wants To Rule The World"

こんなとき、いつも
「でもりかちゃんのお洋服いっぱい作ってくれたからいいや」
と思う。あと絵本を読んでくれたことと、本をたくさん買ってくれたこと。
小さいころどれほど母を愛していたかを思い出すと圧倒される。
きれいでいい匂いがして美味しいごはんを作ってくれてかわいそうでだいじな母。
母が死ぬとき自分も死にたいと思っていた。
うちの両親はあのころの子育てでいまだに子どもに愛されていて幸せものだと思う。
子どものおかげで出来のいい義理の息子までできて果報者だと思う。
娘が掘りごたつや風呂場で死んでなくてよかったね。
4歳年上の兄が小学校一年生のころ、弟妹を風呂に入れる母に
「ぼくもいっしょに入っていい?」
と言ってきたが
「おにいちゃんでしょ」
と言って入れなかった、いま思えばまだあの子もあんなに小さかったのに、と母はいまも涙ながらに話す。
一方母が弟の体を洗っている間
やっとつかまり立ちが出来るようになったはてこを風呂桶の縁を掴んで立たせていたら
「ぶくぶくぶくって音がするから何かと思ったらはてこがw沈んでてwww」
という話をいまも母は引き笑で話す。何度もあったらしい。
このほか掘りごたつで麻雀やってたらはてこが中に落ちて踏まれ
「出したらぐったりして泣かないのよw一酸化炭素中毒ww」
というのも大笑いネタになっている。長女受難。
甥介1歳を見ていると、
「自分はこの歳でまだやっと立つくらいのことしかできず、それなのにもう弟がいたんだな」
と幼いはてこの長女受難が目に浮かぶ。
いろいろ辛いなあと思ってネット見てたら興味深いものを見つけたのでもちおに相談。
「あのね、お金振り込んで電話したら天使と繋がりができるようにしてくれるっていうのを見つけた。ろくまんえん」
「それ振込詐欺だから」
ああ、そうか。
普通って
「甥介ってどうして爪先立って歩くんだろう、自閉症かな?この落ち着きのなさはADHDっぽいよね?」
と継妹が言うので、
(こんだけ大人に笑顔を振りまいて人を操作できて体もやわらかくて運動の能力も言語も遅れがないからたぶん違う)
(ていうか自閉症ならADHDらしき男と結婚しておまえの息子と遊んでるぜ)
と思いながら
「スピルバーグやビル・ゲイツみたいになったら楽しみだね!」
と言っておいた。
生産的なこと、人に言えること、褒められることは何もできない
そんなときに投稿したネタにも星がもらえる
ハイクだけが心の癒し
甥介を抱いて乞われるまま父のベッドまで連れて行った。
寝起きの形に凹んだ枕を見ながらふと父が二度と戻らなくなる日のことを考えた。
「父がいなくなったら甥介はどんなにか寂しいだろう」と思った。
浦沢直樹の「MONSTER」で暗殺者が仕事から足を洗った理由を
「標的が珈琲に砂糖を何杯も入れるのを見たから」
というエピソードがあったけど、よくわかった気がした。
やたらに呪えない。
弟からiphone4sを、父からギャラクシーをもらった。
ハノイでイーモバイルの最安値スマホを落としたんだけど捨てる神あれば拾う神ありだ。
気になることがあって眠るより眼がパリパリになって頭がずきずきして肩ががちがちになって気を失うまでフリーセルしたい気分。
朝6時に家を出てあれこれセットアップ済みのipad持参で家に来るようにと父が言っているってもちおが。
さよなら、日常。