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くたびれ はてこのことを語る

ところが一方で
「体力ついたら仕事できるんじゃね? 投資する価値あるんじゃね?」
と思うと、体によさそうなことに財布の紐が緩む。

食事や栄養補助食品、医療、本、運動用品などなど。
そしてなんであれ、お金が減ると「たいへんだ! ばかじゃん!」と慌てる。
無収入だから焦るんだよ。仕事してないからダメなんだよ。体力つけたらいいよ。
体力つくことには投資する価値があるよ。

無限ループって怖くね?

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「山へ行って体力がつくまでは乗り物に乗って山の景色を楽しみなさい」
そうか。それで体力ついたらいろいろできるようになるべや。夜も眠れるしな。
と、思うんだけど、いざ登山口でケーブルを見ると、
「ケーブルカー往復900円か。10回来たら9000円だな」
「電車賃入れたらいくら? それ使わなかったら残るんだよね?」
という風に考える。最近ではもちおも
「二人で1800円か」
というようになり、家にいればいいじゃんが加速する。

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というわけで、今日はすれ違う山ガールの服装とレトロハイキングファッションを細かく観察していた。
山ガール、下界じゃとても歩けないような華やかな色柄がすてきだった。
あれは相当お金かかりそうだよ。ほんとに。

現在の登山スタイル基準ではネルシャツ&ジーンズのレトロハイカー調は許されないらしいけど。
化繊が基本で綿は鬼門なんだって。

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後悔は最近の出費にとどまらず、数年前、十年近く前に買ったものにまで及ぶ。
家賃や光熱費、通信費、一番悶々とするのが食費。

これ結局買わなくてよかったよ。そんなに使わなかった。一回いくらになるんだろ。
 これ買わなかったらいくら残ってたかな。そういうの合計するといくらかな。
  作れたんじゃない? モノはいいけど、収入に見合わない贅沢品だったよね。

そういうことがすっごく気になる。

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ちょっと外に出ると何か食べたり本買ったりしてすぐに万札がなくなっちゃう。
最近もちおにこれ買っていいかなというと浮かない顔をするようになった。
そうか、やっぱりもちおもこれはまずいと思っているのか。

「何に使っても後で喜ばないで悔やんでるじゃん。お金使って楽しくないんだよね」

あー。まーねー。

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たぶん今年は一生でいちばんお金使ってる。湯水のごとく。

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山に登れば夜眠くなる。
そんな風に考えていた時期が、わたしにもありました。

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sousouの地下足袋でリベンジするわ、って書いてた男性もいた。
こちらは期せずして草履に着物で登山になってしまった女性。
http://red.ap.teacup.com/hanezu/52.html

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着物熱が激しかったころは和服でどこまでいけるか、何までいけるかに日々挑戦していて、着物で自転車に乗ることがよくあった。
着物を車輪に巻き込むとか着物がダメになるとかおかしいとかわーわー言われたけど、行動範囲も広がるし楽しかった。
いまの自転車はフレームがサドルからまっすぐハンドルの下まで伸びているので着物で乗れない。

so,今日登ってみて思ったけど、高尾山着物で行けそうじゃん。
足元はどうなの。何履いていけばいいの。

雪駄か・・・!

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高尾山に通おうと思ったんだけど、また行きたいか、っていったらそうでもないので困った。
リフト使わないであの辺まで歩いて登ったら楽しいんじゃろうか。

リフト降りたところの展望台にいた山ガール達が、
「こんなところまで登ってきたんだね」
「感動~!」
と鈴木ともこの漫画そのままの会話をしていた。

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わたしが心底面白いと思うものにまったく関心がない人がいることを思うと逆もあるだろうと思うのよね。
うちの妹・弟は割合リア充だからその辺観察しててもよく思うわ。

わたしが面白くない本を読んで、つまんないと思っても読書自体はやめる気がさらさらないみたいに
人とかかわってつまんないと思うことはあっても、それを理由に人を避けようとはまったく思わないみたい。
付き合う相手さえ選べばその場を共有して大いに楽しくやれるからでしょうね。

だから「空気読まない」「笛吹けど踊らず」を煙たがるんだろうな。

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初対面で自己開示しまくってきた人から、二度目以降目の敵にされたことがあったのを思い出しました。

出会った場所が知人の大学サークルの部室で、周りに後輩がいたのに高校時代の恋愛話を熱烈に披露しちゃって、「いま作ってるアニメはそのときの話がモデルで」と壮大なネタバレもあり、バツが悪くなったんだと思うけれど、それで恨まれても困るわ、と思ったことであったよ。

でもたいていの人は二度目以降はもっともっと喋るよ。
「お、きたきた。吾輩の世にも奇妙で面白くためになる話を聞かせてやってもいいぞ?」
って顔をしてまっしぐらにやってくる人も少なくない。

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モテの才能もこれと共通することがかなりあると思う。
モテの場合はこれらに加えて「好かれても相手の気持ちに応えなきゃと思わない」というのが大事だ。

そういう才能がない人はモテてもろくなことがないからモテなかったらむしろ幸せだと思ったほうがいい。
お客はとれるようになったけどお客とのトラブルで店をやめなきゃいけないホストみたくなると思う。

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「リア充の人が普段何をしているか知っていますか?」

人を怒らせないように、機嫌を損ねないように、好感をもたれるようにたえず努力して、
そこで好かれた自分は本当の自分とは言い難いなんて思わないで、
それが特に苦にならない人。

文字を追うのが苦にならないから本をどんどん読んじゃうみたいに、
人の様子に気を配って調子を合わせることが苦にならない人。

そういう人がいわゆる「リア充」になるんじゃないかな。
わたしはダメだ。それで好感もたれても疲れてつぶれちゃう。

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こうやって知り合った人と親しくなると怖い。
その人は返事をする壁に対して好感を持っているからだ。

もしもわたしが感じたことや思ったことを正直に話しはじめたら、
このひとたちは「話が違う!」とさぞ不機嫌になるだろうな、と思ってはらはらする。
相手の機嫌がよくなればなるほど、アンチに回られたときのことが怖い。

最初の画像とどう関係があるかというと、
一部のリア充と呼ばれる人たちは、そういうのが苦にならないんだろうなってこと。
自分に対して本質とかけ離れたイメージを持って、それで好感をもたれることに。
むしろそういう自分を演出したりすることにやりがいを感じるんじゃないかな。

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ネパールくんはインド人店主が話し終え、もう一度自分のターンがくるのを待っている。
でももう二時だよ。帰るよ、わたしも。帰っていいよね。でもどこで話を終えたらいいんだ。

という感じで気を遣いまくり、人の話を聞きまくって帰ってきた。どっと疲れた。
誰かに話を聞いてほしいと思っている人は大勢いる。
でも自分から話しかけるのは図々しい気がして黙っているんじゃないかと思う。
だから話しかけるといろいろ教えてくれる。それは聞いてて面白い。
ただ問題が二つあって、それが疲れる。

一つは話がなかなか終わらないこと。
もう一つは、その人たちはわたしにはまったく興味がなく、
その人たちにとってわたしは相槌をうって質問する壁と同じだってこと。

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「イタことあるでショ、すごいジャン!」
「だから何がすごい?」
「・・・」

ネパールくん完全に沈黙。店主、なぜそこまで。

「ご主人はインドのどこから来たの?」
「カルカッタ」

ここからご主人の話を、カレー食べ終わるまで聞くことに。
ふたたびうつむき、煙草を吸って吸って吸いまくるネパールくん。
あとからカレーを頼んだ正面のお姉さんが先に食べ終えて勘定を済ませる。

なんだろう、なぜわたしはここでホステスみたいなことをやってるんだろう。

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「ア・・・ポカラでス」
「ふん、ポカラか。歩いていける」

店主はいまや明らかに怒っている。でも何を怒っているのかはわからない。

「ご主人もネパールに住んでたんですか?」
「いや、インド」

わたしには怒ってない。

「インドとネパールって近いの?」
「歩いて行けるネ」
「へえ、そうなんだ」
「ワー! すごいジャン!」
「何がすごい?」

なんとか明るく話を繋ごうとするネパールくんに突っ込みを入れる店主。

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「ボクが住んでたとこ、田舎だったヨ! クツなかったヨ!」
ネパールくん、30分前の寡黙さから打って変わって熱くネパール在住時代を語る。
「どこ住んでたって?」
「あ、だからネ、クツなかったんですヨ」

彼は自分の話に夢中。

「ソレはフツーだよ」

あれ、店主目が笑ってない。

「お前どこ住んでたって聞いてるよ。クツとかどうでもイイよ」

え、なにこれ怖い。

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「ボクは子供のとき、クツなかったヨ」
「靴をはかない土地だったっていうこと?」
「違うヨ。お金なかったヨ。でもそこから都会出て、お父さんお母さんお金ためて日本来たネ」
「へえー」
「だからお金ない、それからがんばったひと、いちばん偉いと思うネ」
「そうだね」

「お前、ネパールどこ住んでた?」
店主がいきなり話に入ってきた。