20時からの再放送分を途中から視聴。
実業家の松方幸次郎が戦前に収集したコレクションがもとと
なっている、国立西洋美術館の成り立ち。
造船所の社長であったという松方は、資産があるがゆえに、
一度に買う美術品の量も多く、非常に豪快な買い方をしたという
逸話が残っているらしい。しかし、松方を長年研究している
ジャーナリストによると、当時、政府からドイツのU-ボートの
設計図を手に入れるよう密命を受け渡欧した松方が、
”豪快な美術収集家” に見えるよう、大げさに芝居をうった結果、
そのような逸話が生まれたのではないか、というのである。
U-ボートの設計図云々の話は 今回初めて聞いたので、とても驚いた。
日曜美術館のことを語る