白雪姫は
ねんがんの苺を手に入れた
八百屋で買った300円の
一粒たりとも分けてはやらぬ
母のよに熟れ
母のよに尖る
母のよに凡(おお)く
母のよに歪(いびつ)な
苺よ、その山を
苺
苺苺
苺苺苺苺
苺苺苺苺苺苺
苺苺苺苺苺苺苺
呆れてなじる母の前で
食うように貪り 貪るように食うた
一粒噛むごと復讐をして 次の春
姫はようやく城を後にした

白雪姫は
ねんがんの苺を手に入れた
八百屋で買った300円の
一粒たりとも分けてはやらぬ
母のよに熟れ
母のよに尖る
母のよに凡(おお)く
母のよに歪(いびつ)な
苺よ、その山を
苺
苺苺
苺苺苺苺
苺苺苺苺苺苺
苺苺苺苺苺苺苺
呆れてなじる母の前で
食うように貪り 貪るように食うた
一粒噛むごと復讐をして 次の春
姫はようやく城を後にした