9.11
昨日は金曜ロードショーで、オリバー・ストーンの『ワールド・トレード・センター』 を
放送していた。この機に、ほかの”9.11”作品についても いくつか。
当時 同時期に公開され、『ワールド~』 とこれとが比較されることも多かった、
『ユナイテッド93』。監督は『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』の
ポール・グリーングラス。
2002年、事件から1年の日に合わせて制作された 『11'09'01/セプテンバー11』
は、各国の監督が参加したオムニバス作品で、日本からは故・今村昌平監督。
ほか、英のケン・ローチ、イスラエルのアモス・ギタイ、米・俳優のショーン・ペン
などが監督した。
直接9.11を描いた訳ではないが、S・スピルバーグの 『ミュンヘン』、
M・スコセッシの 『ギャング・オブ・ニューヨーク』 には、ワールド・トレード・センター
の(意図的に)映しだされるシーンがある。
最後に、2005年、”大阪ヨーロッパ映画際” で見て印象に残った作品、
『ハンブルク・セル』(2004英 / 監督:アントニア・バード / 出演:カリム・サラー ほか)。
ドイツのハンブルクで、それまで政治にも宗教にも興味のなかった青年が
勧誘されて、ある種の洗脳状態に陥り、実行犯となってしまう姿を描いたものだった。
(監督・脚本家らの綿密な取材に基づいて作られたということだった。
映画祭では上映されたが、その後の一般公開は なかったかもしれない。)
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