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伊藤正敏『寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民』ちくま新書

面白かった! 情報量が多くて(ていうかわたしが今ようやく色々理解し始めたあたりなので)まとまらない。
あ、ちゃんと網野説にツッコミはいってた。網野さんの本て大好きなんだけど(小説のネタとして最高なので!)、なんか違うなあって思ってたあたりだった。それと日本の中世も長すぎるよねw
わたし的には「共同体論」という括りとして読んだ。
「信長め!」に大受けしたので他のご本も読むぞ。

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井上順孝『神道入門 日本人にとって神とは何か』平凡社新書

なんかやっと流れが掴めてきたかも。顕密体勢論とか権門体勢とかさー。
ところで、ゆえあって戦後講和について調べたりしてたときに出たアレン・ダレスの名前が出たり細川家関連でよく出てきた吉田兼見とかいてチョット嬉しかった。
あと、「言挙げ」とか。
比較宗教学方面をあたればいいのかもだけどカトリックやイスラーム他との「場」と「身体」の研究本ないかなあ。

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黒田日出男『龍の棲む日本』岩波新書

『中世の身体』に出てきて恐らくこれでドンピシャだと。あたり、大当り。龍が好きなんだよ、龍の出ない話しはろくに書いてないくらい好き。あと地震と龍は『帝都物語』でこう、なんか刻まれたよね?? 狙いまくってた語句ともつながったので大収穫。

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山田康弘『戦国時代の足利将軍』吉川弘文書館

リアリズムとリベラリズムとコスモポリタニズムで書かれてたので有り難かった。どうやら想像通り戦国時代の研究は細分化してるぽい。ていうか、戦国以外もそうなのでは?みたいな気もしてる。6070年代生まれのひとの本にはそう書いてあるような?
足利将軍はただの傀儡じゃない、てのは書札礼等が守られてるので納得する。そう言えば人頭税が馴染まなかったんだよね、この国は。徳川幕府は三度目の正直的なアレで秀忠はやはり暗愚ではなかった説のほうがしっくりする。秀忠は好きじゃないけど。て本の感想じゃないよ笑

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『わが家の母はビョーキです』
マンガ、たぶん2回目。『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』読んだあとだと、ちょっと印象変わるな。イタリアで精神医療の中心になってる地域生活支援センターの日本における具体例入門編、とも読めるかも。

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『殺す者と殺される者』ヘレン・マクロイ著 務台夏子訳(創元推理文庫)
ほんとにごくごく最初のところでネタはわかっちゃうし、そのためすべて想像どおりの展開になるのだけど、書かれたのが50年前と考えるとやっぱりすごい。このままSFになっちゃってもずるいと思わん、と途中で思った。珍しく。

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小西甚一『中世の文藝 「道」という理念』講談社学術文庫

どうにかこうにか古今集や新古今や花伝書なんかは読んでるけど正徹やら心敬やらを読んでないのでやはり読んでないものについてはワカラン。とはいえ、やっぱり自分は定家卿が大好きで、それなりにではあるけれどここに書かれていること自体はなんとなくわかるので、ちゃんと頑張って読んでるんだなあとおもいましたまる。
あと「禅」ね、これがやはし大事なのだという、いや、そんなの教科書レベルでしょって言われそうだけど、いや、その、わたし「教科書レベル」のことをちゃんと自分の頭と身体に落とし込むのが…[全文を見る]

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日記はどの場所どの時代でもだいたい面白いように思ってます。
はい、そうですね。西大寺派真言律宗、または称名寺とか記憶の片隅にあるのにちゃんと理解してなかったなあと。それこそ神奈川県立歴史博物館にいったことあったことすら行くまで忘れてて常設展をみて、あーってなりました。

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はい、勢い余って読みました~。
『旗本御家人』は面白そうですね! 

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『刀匠 河内國平という生き方』里文出版

写真集? 楽家15代との対談で中川一政の書について、またそのひとの話しが面白かった。

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童門冬二『細川幽斎の経営学』PHP文庫

そんなものまで読んだのですかとツッコミを入れられそうですがw 
幽斎の『御教戒の歌』の存在を知れたので大変ツボりました。

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五味文彦『中世の身体』角川書店
「『徒然草』の身体への関心を糸口に、身体を使った表現(踊り、芸能、武芸)、身体の作用としての表現(書、似絵、絵巻)、身体がとらえた空間(家、村、都市)などを検証。新視点の史料解析で描く中世史。」ttp://www.kadokawa.co.jp/product/200602000196/

面白かった! そういえばルゴフに同名の書があるね。庶民救済とか、あれだ、聖フランチェスコ的な動きが日本でも同じころに起きてるのが面白い。
真言律宗て先日の「中世東国の茶」展で見るまですっかり忘れてましたw  仏壇屋さんに一年ちょっといましたが西大寺派はお見かけしたことがない。
あと、そうだよ、角川っていったら和歌とかの本だしてるところだよねえ、ていう感じのよいご本でした。『徒然草』読み返したいな。
絵巻物について語りながらなので、絵をかくひとにもお勧め。

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『細川家の700年 永青文庫の至宝』新潮社

いわゆるとんぼの本、ムック本なのですぐ読み終わった。よくまとまってるし写真も綺麗なので買おうかな。「細川家、情報戦を制す」が面白くて、いやー、やっぱりこれがあるからだよなあと。旗本と付き合ってた、ていうのに合点がいった。あと「暗君」がいない、ていうのも、あーそう言われたら、と。情報収集を自分たちでしてる、てあたりがこう後には変わってしまうわけだけど(御留守居役になる)、茶会付き合いも大事だったのだなあと。
あと「殿様」こと護立さんが抜群に面白かった。

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有川浩 「旅猫リポート」

主人公について第三者によって語られる物語。
その第三者とは、主人公の愛猫、そして愛猫の最後の飼い主となった主人公の叔母。

幸せの種を拾い集めながら旅をする主人公と猫。
こんな風に猫と愛し愛されたいという、猫好きさんの気持ちが痛いほど分かります。
本題はそこではないのかもしれませんが、無償の愛について思いを馳せずにはいられない、そんな物語でした。

ファンタジーと呼んでも良いのかわからないけれど、やっぱりファンタジック!と言いたい。

少し前に「阪急列車」も読みましたが、こちらの方がいい意味で肩の力が抜けるお話しでした(^ω^)

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加藤弓枝『細川幽斎』笠間書院

面白かったー! 和歌が五十首はいってて成立順に並べられ解説がついてるのでとても読みやすい。あ、このひとのお歌好きだ。本人としては文人じゃなくてやはし武将だなあというのが見てとれるし、あと当意即妙エスプリがある。さすが秀吉のお伽衆、大変だw ていうか、こうしてみると秀吉は文化的なこと大好きなんだなあ、コンプレックスあったっていうけどそういうのを純粋に「楽しめる」というのは凄いことだ。武将の読んでるとやはり楽しめないひともいるので。
あと、わたし、じぶんのみそひともじ駄文をもっと量産してもいいかもしれないとおもえた。
このシリーズで正徹・心啓もあったのでソッチから入ろうかな。楽に読める。

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北影雄幸『戦国武将の美学』勉誠出版

ぺらぺら捲ったら気になる武将の言葉があったので。元ネタはどうやら『名将言行録』なようだけど、そしてそれは史学では「俗書」扱いなみたいなわけですが、しかしこの国で「正史」としてウンタラてこう、なんだろう、いや各藩の記録や三井家の文書みたいなものとしてはあるんだろうけど、すでに『今鏡』ですらメタフィクション(!!)であることをつい先日知ったわたしは史実と逸話の違いに無頓着になろうとはおもわないと言いつつも、なんかこう、あるていどイイ意味で吹っ切れたかも。
それからじぶんは「二君に仕えず」がのみこめないところがあって、どうにもサムライはそこがよくわからん、て幼いころからおもってるのがここでまた再燃した気がするw
昔から細川家が好きなのはソコかー、みたいな。

id:dadako
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『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』大熊一夫(岩波書店)
ほとんど冒頭といってもよい辺りでの、「牧畜業者」という言葉があまりに衝撃的で…… 日本の精神医療がなぜ今のようなお粗末なことになったのか、この本の第一章読めばよくわかる。
わたしには、「世間」の認知症に対するイメージ及び扱いは統合失調症に対するそれとよく似ているように見える。精神病院が彼らをどう考えどう扱っているのか、は、認知症者や高齢者介護をこれからどうしていくのか、と、直結しているように思える。
これまで『小さな村の物語イタリア』を見ててなんとなく疑問に思っていたことの幾つかが、少しわかったり納得できたりもした。

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『あたらしい哲学入門 なぜ人間は八本足か?』
土屋賢二

面白かった。視界が開けた。哲学関係の本で、初めて、実際のもやもやを解く手がかりを得た気がした。そしてツチケンのあのおかしいエッセイのナンセンス部分は単なる感性ではなくりくつの捻れに対するこういう認識があったのだと大いに納得。

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「だれも猫には気づかない」アン マキャフリー
・ウィットに富んだかわいらしいおとぎ話。
・猫、かわいい。

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了解です!
「忍者だもの」は、つぼいマックスさんが読んでいらしたので、図書館に予約しておいたのです。
「グハァ…」が気になります。