有川浩 「旅猫リポート」 主人公について第三者によって語られる物語。 その第三者とは、主人公の愛猫、そして愛猫の最後の飼い主となった主人公の叔母。 幸せの種を拾い集めながら旅をする主人公と猫。 こんな風に猫と愛し愛されたいという、猫好きさんの気持ちが痛いほど分かります。 本題はそこではないのかもしれませんが、無償の愛について思いを馳せずにはいられない、そんな物語でした。 ファンタジーと呼んでも良いのかわからないけれど、やっぱりファンタジック!と言いたい。 少し前に「阪急列車」も読みましたが、こちらの方がいい意味で肩の力が抜けるお話しでした(^ω^)