「窓の魚」西加奈子
西加奈子さんの小説はあったかくて好きだけど、これは歪んだ愛情のお話でした。
四人の登場人物の目線で同じ1日の出来事が書かれています。
違う目線で読んでいくごとに段々四人がただの仲良しカップルたちじゃないことがわかり…なんだか悲しいかんじでした。
これからもずっとこの四人は歪んだ愛情で生きてゆくのかしら。

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amazonから到着。

ぷらみんさんに教えてもらった加藤楸邨の句集『猫』。
近藤ようこ「アネモネ駅」。この人の描く漫画にはなぜか惹かれる。
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布団部に再入団してぬくっくぬくで読みました!
カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』
・ガエル君が主演した映画「ブエノスアイレスの夜/PRIVATE LIVES」が大好物
という方なら狂喜乱舞してお召し上がりいただける一冊。
アタクシも主人公セサル=ガエル君を妄想して官能読了。
・アルゼンチン・ノワール(ノヴェラ・ネグラ)はアルゼンチン黒歴史が現代まで続くため、
時代感覚が身近。(「ブエノスアイレスの夜」も同様)
アツアツで提供されるので
「こうしてる今にも、もしかして起きているかも」とゾゾゾ度アップ。
・そんな血の歴史を長く追う…[全文を見る]
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『夜の蝉』北村薫

久しぶりに再読。相変わらず上品な言葉づかいは読んでるこちらまでハイソな気分になれるざーますのよ。をほほ。
有井諸九の「朧夜の底を行くなり雁の声」にまつわるエピソードは、今思うと俳句やら短歌を好んで読むようになった最初のきっかけかも。面白かったんだもの、その解説が。
やっぱり「それがどうして面白いのか」を解説してくれる人がいるのといないのとでは食いつきが全然違うもんね。
――はるか天空の雁の声を《底を行く》といい、更にその上の夜の無限を示すというのは恐ろしいような感覚だ。そしてその夜は朧に霞む白い夜なのである。
ってな感じでねぇ。「何事も先達はあらまほしきことなり」ってやつですね。いやちょっと違うか。
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『ツレがうつになりまして。』
『その後のツレがうつになりまして。』
映画を観に行ったあとダーリンが緊急購入して一気読みして
「これは読んでおきなさい」と宿題として渡されてたのを
「どうせこれから再入団するんでしょ」とくやしがるダーリンの言いつけどおり
朝寝しながら。
宿題が終わったのでひきつづき『ブエノスアイレス食堂』が読みたいけど
そろそろさすがに退団のお時間です。おはよう
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『情事の終り』グレアム・グリーン(著) 田中西二郎(訳) 新潮文庫
「いま読んでる本」にも書いたけれども、前半で苛立ったのが、第三部でひっくりかえった。このタイトルとこの前半から、まさかこんな、信仰と愛と憎しみについての物語が描き出されるとは思っていなかった。感情が盛り上がってではないと思うが、気づくと泣いていた。
人格のないものを、人間は愛することも憎むこともできない。個人にとって意味のある存在するものとして認識することもできない。信仰の対象となるものを、自己にとって意味ある個の存在とする、その過程。
シャマランの『サイン』を思い出した。愛そうが憎もうが、その存在を信じていることには変わらない。悔しいことに。
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SOMERSET MAUGHAM'S BEST STORIES RAIN/RED by SOMERSET MAUGHAM (講談社英語文庫)
グロテスクな2編。モームにとって生きることはしばしばグロテスクそのものに見えたのだろうか。
物語自体は、一見陳腐で先も見えてしまうのだけれど、陳腐であるが故になおいっそう絶望の度合いは深い。
思い出は変わらない。変わらないから、変わることを必至とする人間は、思い出に、変わらないものにしがみつく。
人生はグロテスクなものだと自覚でき、そこから抜け出すことを決意し、実行できる者は幸せだ。
実行できたことを祈る。
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『大転落』 イーヴリン・ウォー(著) 富山太佳夫(訳) 岩波文庫
タイトルは、ユニコーン『大迷惑』みたいなイメージで(笑)
でもこっちはもっとのんきよ、本人。
正座して昆布茶かなんか飲んでたら、あれよあれよという間に座布団の下が坂みたいに傾いて、正座の形のまま地下に運ばれちゃって、でも事態をよく把握しないままぽかんと口をあいてたら、また勝手に上に戻される……みたいな話。ここまで徹底的に巻き込まれ型の主人公も珍しいんでは。
……なんか最後のピーターがちょっとかわいそうだったわ。マジで。アラステアもほんとはピーターみたいだったんかもな。
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以前読んだ「戦国誕生」が良かったので、渡邊大門先生の新書を二冊セットで。

「奪われた三種の神器 皇位継承の中世史」

「戦国大名の婚姻戦略」
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“And Then There Were None” by Agatha Christie
だんだんミステリーというよりスリラーになっていく物語。エピローグの出し方がうまいというか、ああ、さすがロマンス作家だなあ。そしてこの犯人像よ。クリスティお得意のタイプだと思う。
『箱の中の書類』 ドロシィ・セイヤーズ(著) 松下祥子(訳) ハヤカワ・ポケット・ミステリー
なんか殺したくなるほど嫌な気持ち悪い女が複数出てくる話で、奥歯ぎりぎりかみしめそうに。ぐわああ。
ラストの解決の部分が、化学をろくにやんなかったわたしにはものすごく難しかった。前半の手法は小説ならではなんだけど、ラストの部分だけ、「映像」で見たい。たぶん、すごく劇的でかっこいい。
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西尾維新「傷物語」
なんか読んだことある…と思いつつ、初出見たら、やっぱりパンドラで読んでた。
あとがきにあるように、時系列的には問題ないんだけど、内容忘れてたからなぁ…でも、化があって、アニメもあって、それなりに理解したうえで読むべきと思った。
にしても、つくづく羽川。もう羽川さんでいいじゃない!
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坂口安吾「明治開化 安吾捕物帳」角川文庫
最初のほうは、なんとなく推理モノの体裁だけれど、後半は、殺人をめぐる人情噺という感じ。
人間関係が複雑すぎて、整理しながら読まなきゃいけなかった。アニメで、どう翻案されるか楽しみ。
青空文庫では、もっと話数あるみたいだけど?
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『〈時間SF傑作選〉 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』 大森望(編) ハヤカワSF文庫
タイトルが魅惑的で借りた。
解説で書かれてた「時間SF好きの日本人」に漏れず、わたしも時間SF好き。時間SFにはミステリとか舞台裏ものを読むのと同じ感覚がある、ような気がする。
「観察」する感覚。
短編集最後を飾る表題作は、一瞬の決意が、流れすべて、過去も未来も現在も変えてしまい、未知の体験を作り出すことを示していて、とても好きだった。
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古野まほろ「天帝のはしたなき果実」が……
新訳・全面改訂で、幻冬舎から出るらしい!!というかもう出ているらしい!!!
講談社と袂を分かったというのは、本当ナンデスネ。
画像だけ見たのですけど、表紙…orz これは無いだろ。しかも、新訳では別の人が死ぬとかなんとか。
うーむ…もう一回、講談社版読むかな。
それでもって、シリーズ最新作「天帝のあまかける墓姫」も出るそうです!
まほろ待ってたよー!
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「鹿男あをによし」万城目 学
・これ、おもしろい!
・遺跡を歩いているシーンでは古の都の姿がふっと浮かぶ。実際に歩いたら、こんなふうに風を受けて、こんなふうに空を見上げて、こんなふうに昔に想いを馳せるのかなぁって。
・ことの始まりを知って、すごく幸せな気持ちになりました。そうだったのー…っていうかんじです。
ネタバレはスタコメに。
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恩田陸『きのうの世界』
クライマックスのバカでかいっつーかバカそのものなスケール感と爽快感は異常
こういう話はチマチマ読み進めても仕方ないので、これから読まれる向きには是非に一気読みをお勧めしたい
問題は上下二分冊で650ページ超っていう、この力の限り一気読みに不向きなボリュームですよ
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正確には昨日。
『バッド・ビューティフル』 ジェフ・ダイヤー 村上春樹訳 新潮社
monkey business vol.14 ヴィレッジブックス
『それでも人生にイエスと言う』 V.E.フランクル 春秋社
『坂東三津五郎 踊りの愉しみ』 岩波書店
ぶっちゃけ同じ本屋の支店のはしごした(秋葉原、恵比寿)のは初めてだけど、
やっぱり土地柄によって棚の種類が違うのを眺めるのが楽しい。
で、三津五郎さまなんて買っちゃうわけだけど^^;
『バッド・ビューティフル』はジャズメンに関する文章をあつめたものだけど、
monkey businessに時々載っていて【勝手に引用】しちゃうくらい好きだったので
こんなに早く単行本になるなんて思いもしなかった。かなりなサプライズ。
有隣堂さんの丁寧なカヴァー掛けに敬意を表して画像は付けません^^
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「白夜行」東野圭吾
ドラマ版が好きで、山田君も綾瀬はるかちゃんもハマってたと思うんだけど、この本については、展開を知らずに読んでみたかったなと思った。あぁこの二人が…っていうところの衝撃を味わいたかった。
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「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉
図書館で300人待ち(わたしのあとは700人待ち!)だったところ、会社の人に貸していただきました。
「そんなに騒がれるほどでもない」と言われたのですが、本屋大賞って小粒な良作がという印象で、実際のところ、手軽に面白く読めました。なんだろう、ポスト赤川次郎…っていうには古すぎるかもう。
初東川さんだったのですが、ほかの作品も面白そうで読んでみたいです。
ドラマ化されるそうですが、北川景子はピッタリな気がする。執事のほうは…個人的には櫻井君より、松ジュンかニノかなぁ。櫻井君は、一生懸命事件を解決してくれちゃいそうなイメージが勝手に…。
/本