「食べて、祈って、恋をして」
・公開時に王様のブランチで「女の子ならみんな共感☆自分探しのガールズムービー」的なテンションで紹介されていたけど、全然違うと思う。もっと淡々系。どっちかって言うと「めがね」とかあっちに近い感じ。「めがね」を自分の殻を破るガールズムービー、とは溶解しないでしょ。実際はかなりそうだと思うけど。
・主人公はニューヨークからイタリア、インド、バリ、と旅をして、何かを身につけようとするんだけど、そのどの国に行っても、最初は「こんなはずじゃなかった」感があるのが良かった。それでそれぞれの場所で何かも見つけるし友…[全文を見る]
『ジュリー&ジュリア』
・二度目なのだけど、改めて見て、凄く好きな映画だと思った
・実際あった話だから、リアリティが有る、と言うのではなくて、リアリティを持たせて書いている。主役二人が、美人に描かれていない所。垢抜けない所。ジュリーが、何となく連鎖的にすべてが旨く行かなくて、当然その日の料理も失敗して「詰め物すらできない!」と荒れる所。
・一筋縄じゃ行かない。そこが気に入ってる。
「素敵な金縛り」
・素直に面白かった。三谷さんは、映画でこれをずっとやりたかったんだろうな、と思った。これを見て映画館を出るのは、気分が良いだろう。
・深津絵里のキュートな映画女優ぷり。竹内結子はもっともっと女優と絡んでほしい。この映画みたいに。
・エンディングは泣いてたんだけど、スタッフロールに
「アシスタントプロデューサー 中野友加里」
と言う名前があり、私の涙腺は崩壊しました。(ゆかりん!だよね?)
*その後、映画解説と言う体で話すけれど全く情報が増えない、なんなら余計なことを言って興ざめさせるフジテレビの軽部アナウンサー…[全文を見る]
「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」
・かなり早い段階で私の眼と脳が、3Dの情報処理を拒否した。値段高くして帰ってチャチくなるってどーいうことなの、っていう。
・そんな訳で基本的に眼鏡外して見てた。ぶれてるところもあったけど、動きはちゃんと見えたし、カメラとの距離によっては普通に見られたし、良かった。3Dでも耐えられそう、と言うとこだけ眼鏡かけた。「鉄鍋炒飯を奪い合って闘うところ」と「月のプールで入浴後の海中サーカス」と「腐海の底におちた直後」くらい。
・ゲキシネ撮影してるスタッフと、編集してるスタッフは、今すぐそのノウハウをこの撮影メンバーに教えるべき。
『はやぶさ/HAYABUSA』……3行以上のコメント。
・「のぞみ」の失敗からちゃんと書いてるから、「成果」という言葉が生きる
・私が、HAYABUSAを奇跡ともてはやすのがあまり好きじゃないのは、これが一つの科学の成果にすぎず、そしてもし、帰ってこなかったとしてもそこに成果はあって、調査と実験は続いていくと思うからだ。
「成功しなければそれが出来ない」(金銭的な問題で)んだとしたら、それは国や制度の問題であり、それは科学者・学者だけが乗り越える問題なのだろうか?と言う気がする。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」という話じゃ、ないんだから。
この映画は…[全文を見る]
『はやぶさ/HAYABUSA』
・戻ってきたHAYABUSAの奇跡!的な宣伝じゃなくて、素直に「HAYABUSAとそれに関わった科学者の映画」「仕事の流儀」とか「プロジェクトX」とか、そう言う切り口の映画ですよ、と言うところをもっと宣伝すれば良かったのに。
はやぶさの奇跡!ともてはやしたところに乗っかりすぎちゃってて、宣伝見る限りつまらなそう、と思ってたもん。
・でも実際は「プロジェクトX」か「仕事の流儀」。科学者のお仕事映画です。面白いよ。
・HAYABUSA擬人化とかやらなきゃいいのに。普通に、竹内さんがナレーションしてくれたら、それでいいのに。
悪人
・正直途中どうなる事か、と思う位気がめいったけど(盛り過ぎじゃねえ!?ばあちゃんだまされる下りいらなくねえ!?お願いどれか1つでいいからなくしてもうやめて私のライフはゼロよーー!、くらい、気がめいった)見終わった後の感じが全然悪くないのが凄い。
・本当に何一つ解決してないし、救われた訳でもないんだけど。妻夫木の人を殺しそうな、だけど殺せなさそうな、無表情と言う表情の凄さ。
・そして一緒にいる深っちゃんの顔が、どんどん妻夫木君の顔に似ていったのが凄かった。感情は高ぶっていくのに、表情がどんどん無機質になっていって。
「50/50」について、もうちょっと詳しく書くよ!
あ、これ、興味深いなー。説明ってやっぱりいかに削ぎ落して理解させるか、だよ。
制作側は勇気のいる事だと思うけど。私はその勇気を称えるよ、と思ったりしたので。
・ちょっと神経質で基本受け身の主人公の、癌になってからのだらだらとした疲れ方がリアル。
「立ち上がれって言われたら、たてるよ?でも、だるい。」みたいな。
あまりにもリアルで、見ている私も主人公と一緒になって疲弊した。
「50/50」
・ちょっと神経質で基本受け身の主人公の、癌になってからのだらだらとした疲れ方がリアル。
「立ち上がれって言われたら、たてるよ?でも、だるい。」みたいな。
・行き詰まって爆発したら新たな視点を得た、というのはベタな演出ではあるけれど、泣けた。病気できつい、という事実があるとしたら、それは当人の母親にも友人にも、別種の辛さがあるからね。(恋人にだってあるからね!)
・セラピスト役のキャサリンがかわいい。シズニーとコルピとコストナーを足して割ったようなおきゃんなかわいさ。お母さんは、レオノワにしか見えなかったが、途中から小林幸子になった。