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Tips:「話題」は“北海道/札幌/中央区”の様にスラッシュ(/)区切りで下位の話題を作り、重層化することができる。
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トロッコ問題のことを語る

ここが、この問題の面白さであり、また、まずさでもあると思う。
設問の意味を読み取り、「5>1」まで条件を削ぎ落とし、切り替えないこともアクションであると気づくのが、一つの正解。
しかし、我々は人にまつわるあれやこれやを現実的には削ぎ落とせない。いや削ぎ落としては「ならない」。「5>1」、そんな賢さはいらない。
この問題に答えが出せないことこそが「人として」は正解であるのだ。

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トロッコ問題のことを語る

現実的には「人の命は計量できない」が、このようにその他の条件を「削ぎ落とし」た問題では『人の命は計量できる』。
「5人は1人より重い」。
その残酷な計算を自らのアクションに結び付けれるか、と言うことだと思う。
すなわち、この「非」現実的な(大事なことなので二回言います)この「非現実的な」設問では、「ポイントを切り替える」が絶対の正解となる。なぜならば、切り替えないこともアクションであり「5>1」しか条件がないからである。
だがむしろ「様々な物事」の絡む現実では「削ぎ落とされた5>1」に身を委ねることはむしろ問題であると言える。
我々の生きている現実では、この設問では削ぎ落とされた様々な物事の方が重い意味を持つからである。

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トロッコ問題のことを語る

難しいですな、「5人を見殺しにする・1人に理不尽な死を与えない」か「5人を救う・1人を殺すアクションをする」か。
本線・引込線と言う区別をなくせば自分は「切り替える」を選択したいと思います。
理由は「見殺し」も「アクション」であると思うからですが、実際に急に直面すればパニクって固まってしまいそうです。

それと、問題的には反則ですが、結果として切り替わりきらずにポイントで脱線してくれることを期待するかも知れません。