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Tips:横着して自分に楽な書き方をすると、第三者には「何について」言っているのか分かりにくい文章になるよ。
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それからのことを語る

最終回。あれほど無口だったお兄ちゃんが語り倒して、あれほどぐちゃぐちゃと語り倒してきた代助がほぼ無言で終わりました。ラストまで読んでみると、「代助」なんていうひどい名前をつけられて、おそらくはその名前にふさわしいであろう扱いを受けてきた人間がしうる行動として、ありかなしかで言ったら「あり」かなあと思えるようなことを彼はしたんだという気もしないでもないです。
平岡は終始一貫して代助を幻滅させ続けるわけですけど、当の代助が昼寝と読書ばかりしている三十男というのもあって、そうそう単純に彼に同情できないし、兄の代打要員として育てられて、…[全文を見る]

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絶賛連載中。代助は三千代のことを平岡に告白。よせばいいのに彼女のことを愛していないだろうと言ってしまう。それで平岡もかっときて、というのが今朝の顛末です。
この局面まで読んでやっと、これは恋愛小説ではなくて、「学生時代の友だちに幻滅する話」だったんだなあと合点がいきました。代助は平岡に、平岡は代助に幻滅し尽くして青春時代が終わり、なんかわかんないけど駆け出す……。
三千代が「どうでもいい」というようなことをやたらと言うのも納得。

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絶賛連載中。昨日今日は代助が悶々と考えていることがさっっっっっっっっっっぱり頭に入ってきませんでした。暑いせいじゃありません。「縁談を断ることを決心」に何日も何日も何日もかけやがって。こちとら朝いちで読むんですよ。配慮してよ、代助。そしてその前にあった平岡との対決シークエンスもサイテーーーー! 読んで「こいつらはもうだめだ」と声に出して言ってしまいました。
つらい。きつい。早く終わって欲しい。でも最終回読んだら手のひら返して「泣いた」とか言っているのだろうか、私。わかりません。油断できません。

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朝日ったら……。こんな代助だったらみんな同情しちゃうじゃない! こいつはもっとつやつやしてんのよっ!

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絶賛連載中。代助包囲網せばまる。通常の精神状態ではとても断れないであろう縁談がついに目の前にやってきました。この相手がもし「三四郎」のよし子( 野々宮妹)みたいな子だったら代助も絶賛、気がそれて「まあいっか」みたいな感じでどんどん結婚へと話は進み、そして代助の時計は止まったままなのでした…ってことになるんでしょうけど、相手が「おいおい」って感じの、に文字熟語で言うと「依存」という感じの方で。あーあ、つまんないの。こうなったらもっとしっちゃかめっちゃかになっちゃえばいいのに。ってくらいここまでの煩悶が長くてどろっとしててもう〜もう〜限界なのよー! いっそ嫂とどうかなったらいいのに!

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絶賛連載中。きつい。代助煩悶中できついです。何がきついって、毎日、いい年した男が、一人で、寝っ転がってああでもないこうでもないとただ考えているだけというのがきつくないはずがあろうか、というきつさです。一回ならいいんですけど、ここんと新聞をめくるたびに「代助は……(煩悶)」なのです。本で読んだときと違ってちょっとずつしか読めないのできついわけです。今日は「助けてくれ」と友だちがやってきたので、若干ほっとしましたが本筋からはずれたのでやはりきついことには変わりありません。三千代〜、三千代来て〜!! 何なら嫂でもいい。

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絶賛連載中。ずーっとじりじりしてましたが今週はついにクライマックス。三千代が百合を持って代助を訪ねました。直接的な会話や所作はないのに濃密な時間が続いています。このくだりに入る前、代助がすずらんの下で昼寝して、そのすずらんを活けてある水を三千代が飲んだ……。
ところでその二人が閉じ込められているのよりは遥かに激しいであろう雨が今降ってきて、おこもりを決め込みたい気持ちが。

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絶賛連載中。先週あたりは長々と平岡と代助が飲みながらの喧嘩をしていたのですが、その裏で代助の気持ちは三千代のことで大きく動いていたと見え、彼女のために兄嫁、梅子に借金を再度申し込んでいる展開です。梅子は非常に魅力的に描かれていて、彼女が出てくると話がすっすっと小気味良く動きます。そして代助がそんなことでばたばたしている裏で、長井家はにわかに慌ただしくなっているようで、メインに描かていることの裏で実は別の事態が進行していて、という描写が続いています。
これ、本で読んでいたときは、傷のない、読みやすい完璧な小説だなという印象だったのですが、新聞連載で毎日少しずつ読んでいくと、その時その時でテンポも変わるし、主人公の代助は時間が止まっていてじりじりするし、印象がぜんぜん違います。すごくがたがたしてる。やっぱり本の形にまとまっていると早く読んじゃうんだなあ。

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絶賛連載中。
今日は代助の旧友、平岡が部下の使い込みの責任をとって銀行を辞めて東京に戻ってきて、資金繰りに苦慮しており、なんと妻の三千代が代助に借金の依頼にやってきたという大変に辛いくだりでした。ところが、その金額がちょっと大きいし、そもそも借金は他にも二口あるっていうし、三千代は私「も」悪いの、病気をしていたから、という説明の仕方をするしで、平岡に対する疑惑が生まれる回でした。借金の依頼に三千代をよこすっていうのもね。平岡よ。
それはさておき、「三四郎」のとき、これはお洒落な漱石にはきつかっただろうなあと思われたのが、主人公がぼんくらでお洒落にまったく興味がないので、着物の描写が間抜けにしかできないことで、その点「それから」は控えめながらちょいちょい書けるのが楽しかっただろうなと思われます。三千代はきれいだし、兄嫁は粋でお洒落だし。

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平岡は銀行をやめて東京に戻ってきたし、お兄ちゃんは忙しそうだし、「人の心を持っていればちょっと断るのは難しいであろう」縁談は来るしで、刻一刻と張られていく代助包囲網。いつまで呑気に大威張りでぶらぶらしていられるかというとそれはもしかして明日までかもしれない、くらいの状況ができてきました。
が、当人はぼんやりと小説を読んで、そして祖父や父たちとの断絶を感じています。父は切腹を免れた経緯があり、しかしそのときに死ぬ覚悟はしたと言います。代助は、父の話がもし本当なら不愉快な人間だと思うし、そうでなければ嘘つきだ、嘘つきだと考えた方が父としてはありそうだと考えます。
そんな風に、徐々に読者が代助に寄り添っていけるような仕掛けがなされるのと同時に、彼が追い込まれていくという、んもうっ! いじわるねっ! っていう感じの盛り上がりです。

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主人公の代助に対して、「なにを言っているんだお前は」という感情しか浮かんできません。そんで友人の平岡は勤め先で部下の使い込みの責任とってピンチだし、お兄ちゃんは忙してくあんまり家に帰ってこないほどだし、その間に代助、兄嫁とコンサートにおでかけだの芝居評をかわすだの楽しげなことをやっており、今度の主人公はほんとーに不思議!
でも明らかに力を込めてつけられたお兄ちゃんの名前と、次男だから「代助」っていう雑な名前をつけられたこいつの来し方とか扱いの差とかはちょっと想像しちゃいます。どこかの時点で時間が止まってしまった人っていうより、ずっと代打要員で来たから動きようないっていう感じなのかなあ。

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ただいま朝日新聞にて絶賛連載中。『三四郎』と違って、たいへん不穏なムードです。音の表現が印象的。主人公の代助は何かを恐れて日々暮らしていますが、音にもびびっています。音は時間を表現するからねえ。今朝は旧友の平岡ががらがらと音を立てて登場しました。平岡、車代の二十銭がはらえず。だいじょうぶか。
ちなみに今のところ代助は非常に気持ち悪く描写されています。主人公に対して「むか」と来るように書かれています。

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