誰かが病気だと聞くといつも食事はどうしていますかと聞く。
「食事は自分で作ってます」
「自分で?」
「ああ、妻が自分で起きてやってます」
と言った旦那さんがいた。
妊娠中の奥さんにと旦那さんにお料理と果物を届けたことがあった。
旦那さんは自分の食事を心配してくれたんだと勘違いして、奥さんが寝ている間にぜんぶ一人で食べた。
口頭で説明したんだけど、そういうときって人は思い込みで話を聞いてる。
あとで奥さんがそのことをわたしにぷんぷんしながら報告したとき、旦那さんは笑っていた。
わたしが彼女の怒りをおさめるよう諭すと思っていたようで、
「なんで食べちゃうんですか、謝ったんですか」
と言ったらびっくりしていた。
先日健康食品の広告に膝痛が治ったという80代の女性が
「夫婦二人ですから食事の支度もしなければなりませんし、」
と書いていて、
「そうか、80代になって、ひざが悪くて歩けなくなっても食事を作らなきゃならないのか」
とふいにはてこ80代を思って愕然とした。
そういえば90代でほかに女手がないからと息子世帯のおさんどんをしている知り合いがいた。
知人のお嬢さんはがんが進行して車椅子生活になった。でも食事は彼女が作っているということだった。
でもね、せめてもちおが日に三度、ちゃんとした食事を自分で食べてくれるといいんだけど。
チョコとかポテトチップとかから揚げ君とか照り焼きバーガーとかじゃなく。
はてこが一生懸命きのこ料理して出してるのに隠れてそんなものばっかり食べてるなんて泣いちゃうわ。
ずっとふしぎだったのよ。うちの献立でどうしてコレステロール値が下がらないのか。
「無理しないで休めばいいよ」ともちおは言う。
家族が許してくれたらやらないで済むってものじゃなくて、けっこう抜き差しならないのよね、家事って。
胃袋もお金も賞味期限もカビも埃もこっちの都合は考えちゃくれないでしょ。
わたしはきれいな部屋で清潔な服を着て美味しいものを食べて元気に暮らしたいのよね。
「だってさー、昔作ったらはてこさん不味いって言ったじゃん」
「不味いじゃないでしょ、火の通りが悪いとか水っぽいとか塩っぱいとか具体的な話したでしょ」
「あー、うん。でもさー、やる気なくなるんだよねー」
「いや問題があるんだから取り組んで改善しろよ」
家事をしたら不備は問うなともちおは毎日のように言う。
もちおはわたしの家事の不備は問わない。
というとさも寛大なようだけど、そもそもこだわりがないから気づかない。
もしもわたしがプログラムを組み始めたら猛烈にいろいろ言うと思う。
こないだ「javaが・・・」と言ったら「javaとjava scriptは違う、その区別がつかないと将来恥をかく」とずいぶんうるさく騒いでいた。
もちおが読んでるcomputer関連書籍とわたしが読んでる家事本の量はだいたい同じぐらいだと思う。
もちおは洗い物はとても豆にやってくれるけれど、最近とみに料理をしなくなった。
一人だとご飯を温めて冷蔵庫のお惣菜を並べることすらしない。
目を離すと朝からチョコレートだけでいつまでも何も食べなかったりする。
最近では夕飯前にチョコレートを食べて夕飯をおっくうがったりもする。
子ども帰りか。
「帰り着いたらご飯も食べないでベッドにばたんと横になりたい」
と思ったけれど、ご飯作らないとだし、お弁当作らないとだし、でも朝ご飯はバナナケーキがあるからだいじょうぶ。
と思っていたら、もちおはもうバナナケーキは見るのも嫌になったんだって! 昨日の朝!
だからおにぎり作らなくちゃだよ、今日から! もうそんなことできない!
と、思いつめてだらだら小町ナイト。
「ちょっとこのPC最近あまりにも酷いですね。席を替わった方がいいかもしれません」
と講師の方は仰るけれど、これはわたしのカルマだから席を替わっても意味はないわ、と悲しく微笑んでいる。
うそ。ぷんぷんぷんすかしている。
ただいま画像鑑定人が参りまして、
「うぇっ! なんじゃこりゃ!」「なにやってんだ、このひと!!」「日本在来種では最大…ぅわあ…」
とひとしきり感想をいただきましたので、用心することにしました。
これはあれですか、リンク先はあの、精神的ブラクラG画像ですか。
勇気がなくて踏めない画像スレに貼るべきですか。
しかし掃除中、畳の上を一心不乱に逃げまわる消しゴムカスみたいなちび蜘蛛は何を糧にして生きているのか。
ちび蜘蛛一族はトイレにも住んでいるけれど、あそこは窓もないしいよいよ不毛の地じゃないか。
女郎蜘蛛はいいんですよ、別に。はてこは蜘蛛大好きだから。掌に乗せて移動させるレベルだから。
スパイダーズにはがんばってGをやっつけていただきたい。
南の国で暮らしたいと思っていたけれど、南の国にはワモンGがいることを思い出して震えが止まらない。
目はらんらんと輝いていても、唇ががさがさになって頬の内側がべろべろ剥がれて体に力が入らなくてあれもこれも握れなくなるから、足りていないんじゃないかしら。
眠くなる間に寝ておかないとダメ。眠くなる間が華よ。
現実じゃなくBLファンタジーの中にいるのか。
いや、あの方々のほとんどは自分たちの趣味が周囲に与える影響にとても敏感だ。
残存する最後のブラに鋏を入れてワイヤーと分別。
一昨年から実質キャミカップ生活だったけれど、戻れないところまできたわね。
この付近は目付きの鋭いおじさんとFF崩れのお兄さんと挙動不審の太っちょ黒人の往来が激しい。
昼間は地べたに座り込む若者が溢れ、夜には薄着のお姉さんたちが震えながら客引きをしている。
荒みストリートと呼んでいる。
ヤクザのシノギ疑いマッサージ店がある通りは、なぜか一晩中80年代~90年代の曲が流れている。
聖子ちゃん明菜ちゃんたのきんトリオとか八神純子とか岡村孝子とかオールナイトで延々と。
「思い出横丁」と名づけました。
「眠れない・・・胃が痛い・・・気持ち悪い・・・グスン、グスン」
と、お布団の中で泣いていたら、
「はてこ、起きなさい。起きて野口屋のお豆腐を冷奴にして、そうめんを梅&ネギの汁で、ほうれん草のお浸しとトマトとカブの一夜漬けにガーリックビネガー&醤油をかけて食べなさい。食べてこころを慰めなさい」
と、百草丸の女神が語りかけてきたので、いま食事中です。