「家に帰ったらときめくものでいっぱいだ」と思えば人生薔薇色ですよね。
どうしたらいいのかわからないけど捨てられないものが増えると帰りたくなくなるものです。
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くたびれ はてこのことを語る
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ていうか、わたしに最初にこんまりの話題を振ったのはid:ken_woodさんなんだよね。
ケ「いま話題のときめきお片付け」
は「話題なんですか」
ケ「そう。ときめく物だけ残すという片付け。あれやっても片付かない」
は「なんで?」
ケ「ぜんぶにときめいちゃうから」
は「だったらぜんぶとっておけばいいじゃないですか」
ケ「いやでもーあれだしー」
は「ほんとはときめいてなくて未練があるだけなんじゃないんですか」
ケ「いや違うときめくぜったい今でもときめくから」
は「じゃあとっておけばいいじゃないですか」
ケ「いやでもーほらー」
っていう会話を去年の秋ごろにした。こないだ会ったらまだでもでもーって言ってた。
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「持たない暮らし」という本に、「持ち物がすくなくいつも片付いている人は経済にうとくても貯金の計画など立てていなくてもなぜかお金が貯まっている人が多い」と書いてあったので、あわよくばこれで小金持ちになれたらな、という野望もあります。ええ。
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ほんでもさー。アルバム整理の段階で昔の写真をぜんぶ眺めて見たら、望むと望まざるとによらずかなりのものをこれまで手放してきているんだってことがよくわかった。だからだいじょうぶなんだよね。まあわたしは個人的にもちおに遺品整理で苦労させたくないという気持ちがかなりあるので、あんまくたびれていないみなさんから見ると極端かもしれません。
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燃費の悪い車に乗っていて、高いオイルを入れて、もういいエンジン買うしかないか、と思っていたところで、トランクの中に大量の不要品があることに気付いた、みたいな感じ。捨てるにつれて車体がどんどん軽くなって、あれこんなによく走る車だったの?!って驚いてるうちはよかったんだけど、よく考えたら助手席も後部座席もいらないじゃんというところまで来て、確かに誰も乗せない車だけど運転席しかシートがない車ってこれでいいんだっけ?! と不安になるような気持ち。とにかくたいへんどきどきする経験だった。
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谷山浩子の「さよならおもちゃ箱」というヒロインが自分の玩具の世界へ迷い込む小説の中で、ガラスの人形を割ってご覧なさいと言われる場面がある。ヒロインはそんなこと出来ないと言うんだけど、宝石の女神が「物は壊れても痛くも悲しくもないのです」「痛いのはあなたの心」っていうの。物に自分を投影して、物が自分の一部になっていることを今回痛感したので、こんなにたくさんの物を手放して、果たして自分は今後何をよりどころに生きていけばいいのか、生きていけるのか、と作業が半ばまできた当たりですごくどきどきした。
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そんで、物っていうのは保管するため、所有するためにあるんじゃないんだなって思った。使うためにあって、使い終わったら手放していいんだなと。使い終わって不要になったということは最初から不要だったわけじゃなくて、お金の無駄遣いってわけじゃないんだなと。だから服や本を買って売ったり処分したりするのは、それでいいんだよね。立派に経済を支えているわけですよ。
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ときめきお片付けやりながらさー。何度も何度も「いいのよ、いまときめくなら持っていていいのよ、何一つ捨てなくていいのよ、で、どうどう?」と自分に問いかけた。それでいま思うのは、人間一度にあまりたくさんのものにはときめかないってこと。またときめくかもしれない、いつかときめくかもしれないっていうことでキープしていた方々が大勢いた。もうときめかないなんて認めたくないと思ってときめくんだい!とごり押ししていたみなさんが大勢いた。
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変なバイトは時給換算するとこれまでにやったどんな仕事より単価が高い。
でもなんだか得体の知れない疲れがある。やはり見合っているのか。
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真面目な話、収納整理本を出している人、特に女性のアメニティアドバイザーの自宅の写真は物がものすごく多い。仕舞っておける場所があり、仕舞うスキルがあり、買うだけのお金がある人が物を持たないでいることはらくだが針の穴を通るより難しいのかもしれない。特殊な訓練を受けている近藤典子がたこ焼きパーティーのための屋台を自宅内に持っていることを楽しげに自慢しているのを見ても、一般人はけして真似してはいけない。
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大量の物を家中至る所にぎっしりと持っていていいのは、収納の達人として名を馳せるレベルのほんの一部の方々、つまり近藤典子クラスの方であり、素人が丸腰でそんな生活をしていては人生は破綻するものなのです。近藤典子の料理本の調味料の多さとストックの多さには度肝を抜かれます。
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なぜわたくしがあそこまではっきりもの申すかと言いますと、立派な戸建ての家で物の置き場に不自由しない彼が、常日頃物を処分できず心底悩んでいることを存じ上げているからなのでございます。
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この布はきっとわたしに物作りのたいへんさを教えるためにやってきたに違いないです。
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今日使ってるマリメッコのカーテン用端布が折れるってことを知らないどこまでもまっすぐ突っ張り通そうという性分だったから蓋付きのティッシュケース入れは諦めて蓋なしポケット付きティッシュケースにした。
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洗濯ものを干し終えたら本日のティッシュケース作りを始めたいと思います。
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本日はくたびれはてこの名に偽りなしという暮らしぶりです。
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こんなに背中が痛いなんて翼が生えて天使になってしまうのか。
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「そうよ、みんなポケットティッシュケースにしてしまえばいいのよ! ほほほほほほほほ」
と思いながら布をじゃきじゃき切っている。
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はてちゅんほんとに辛抱強くなったわー。ミシンに異変が起きても「どうした、どうした」と思いながら地道に踏んだり止めたりほどいたりを繰り返せるようになった。前はもう自分の無能さと不運を呪いながらたいへんなストレス抱えてミシン踏んでたよ。
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/くたびれ はてこ