スーパーカップ1.5倍 35種のスパイスで仕上げる黒醤油ラーメン
混沌。胡椒のようなホカホカする辛みがあることは間違いない。ニンニクのような味や、何らかの酸味もある。しかし加えて色々な味の要素が絡み合い、正体を容易にはつかませない。見た目も食感もよくある醬油ラーメンなのに、カレーに近い何かを味わっているような感触さえ覚える。新鮮な体験。
熱量470kcal、蛋白質9.6g、脂質17.2g、炭水化物69.1g、食塩相当量5.5g。
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混沌。胡椒のようなホカホカする辛みがあることは間違いない。ニンニクのような味や、何らかの酸味もある。しかし加えて色々な味の要素が絡み合い、正体を容易にはつかませない。見た目も食感もよくある醬油ラーメンなのに、カレーに近い何かを味わっているような感触さえ覚える。新鮮な体験。
熱量470kcal、蛋白質9.6g、脂質17.2g、炭水化物69.1g、食塩相当量5.5g。
エースコックの焼そばって、変化球が多いから、ソース焼そばって珍しくない? あれ、ふつうの焼きそばじゃない? などと思いながら完食した所、芳醇な後味の中にトンカツの幻が視えた。さすが味なことをする。
熱量674kcal、蛋白質11.4g、脂質24.3g、炭水化物102.4g、食塩相当量6.3g
エースコックのカレー味に間違いはない。カレー味というよりカレーである。そこにカツ用ソースが入る。トンカツを投入してカツカレーラーメンにしたい味わい。
熱量447kcal、蛋白質10.3g、脂質14.2g、炭水化物69.6g、食塩相当量6.5g
「いかふり」の濃ゆい味わいには山椒が合うはずだと睨んでいた我々調査班は、今回エスビーの「山椒の粉」12g を手に入れた。これは、山椒が 2g ごとの個包装で6本入りという手頃なものである。
山椒 2g をいかふりにふりかけた。
思った通り……。爽やかな香気がいかふりの複雑濃厚なソースの上で弾ける。蒲焼きのようだ。激奨。
あの「いかふり」が丼形になって登場。2021年発売品と比べて、内容量は161g(うち麺は130g)から113g(90g)に減っているものの、ほかのスーパーカップ系列のラーメンと同程度の分量は確保されており、麺の改良とあいまって満足感は十分にある。ソースは基本的には従来と同じだが若干変更されている模様。他社のカップ焼そばにはない複雑な味の組み立てが魅力。容器が丼形になったことでソースを絡めやすく、その濃ゆい味わいがより活きる。
熱量459kcal、蛋白質7.8g、脂質15.7g、炭水化物71.5g、食塩相当量4.7g
4年くらい前にもマルちゃんの「QTTA ハンバーガー味」というカップ麺が出てましたけど、肉汁とソースが混ったような美味しさ、それはふくよかなハンバーガーがともにあってこそです。その味をすすりたいかどうか。よく考えてください。一発芸で良ければ。
熱量449kcal、蛋白質9.7g、脂質15.8g、炭水化物67.1g、食塩相当量6.2g
かつて発売された「ギョーザパンチ」は「餃子のような味のラーメン」だったが、帰ってきたこれは「餃子のようなもの」が入った。湯をそそぐ前の見た目は八ツ橋のようだ。4分後のそれは確かにワンタンではない。餃子なのかと問われれば疑わしいが、餃子以外のなにかとも言いがたい。味わいはなかなか。
熱量492kcal、蛋白質11.1g、脂質17.4g、炭水化物72.8g、食塩相当量6.8g
ふりかけは明太子。もったいないのであまりつゆに溶け込ませずに食べてしまいたい。麺は細くてつるつるの博多風。玄界灘を股にかけた味わい。
金の、という名に違わず確かに黄金色のつゆ。味はコムタンにキムチを入れて少し辛みを付けた感じかな。ラーメンではなく、敢えてのうどんが正解。ビーフ調味料の懐に太い麺が深く飛び込む。
「スパイスはお好みの強さになるよう少しずつ入れてください」はい全部入れます。
体の中からホッカホカになる。汁にとろみもあるからカレー直前という感じも。冬は寒いからこういうカップ麺が旨い。
小袋はかやく、液体スープ、ふりかけの三つ。かやくを開けると、確かにゴマ多め‥‥かな? 熱湯を注いで3分待ち、液体スープを加え、そしてふりかけの口を切ると‥‥、なんとその正体は”追いゴマ”だった。カレーにトマトを入れる時、半分は煮込んで味を出し、もう半分は最後に入れて食感を残すような手法。定番そのままの味にゴマ大盛りの魅力。ただし汁に沈むので全ては食べられない。”ごま焼きそば”の登場に期待が集まる?
見た目、わかめが多くてコムタンなのか何なのかよく分からない。本物のコムタンを食べたことはないのだが‥農心の「コムタンラーメン」はこんなにしょっぱくなかったような。塩気の強さが味わいを損ねている‥‥残念!
カップ焼きそば市場の王者ではないが故に類例なき挑戦を続けるエースコック。今回送り込まれた新たなる刺客は「いか天ふりかけ」。具はふりかけに含まれるイカ天と揚げ玉のみ。麺はすごく太くはないものの、太さの印象が口に刻まれる仕上がり。申し訳程度のキャベツでもあれば、さらに賞味感が向上するか。ソースは「いか焼そば」と共通らしく、濃い旨みが特徴的。なお包装の表記にある「付き」は、公式サイトによると正式な商品名には含まれない模様。
長年の定番商品だが、具のキムチが前期品比五割増しとなって新装発売された。豚キムチという看板が期待させるキムチ感を決して裏切らない仕上がりになっている。しかのみならず、スープの味も少し変わってより美味しくなったように感じた。栄養成分表示を見ると、脂質は前期品より1g多くなっている。食塩相当量は全体で0.2g増えているが、めん・かやく分で0.4g増え、スープ分では0.2g減っている。これが測定誤差でなければ、確かに味の組み立てに変化があったようだ。
不朽の定番シリーズ。1988年に「スーパーとんこつラーメン」として発売。以後三十年を超える間に、麺やスープに変遷がありながら、一定した支持を保っている。一時期所謂「こってり」系のどろりとしたスープになったこともあったと記憶している。包装の表示にある「濃コク」は、エースコックのウェブサイトなどによると、正式な商品名には含まれないらしい。エースコックを語るには外せない一品。
固形のルウがちょっと楽しい。
とろみがあり家で作るカレーライスを彷彿させつつ、店っぽい雰囲気の味わいを加えた、美味しいカレーつゆです。
「CoCo壱番屋監修 スパイスカレーラーメン」も食べた。
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あれはいつのことだったか、「飲み干す一杯」と出会ったのは。それは確か「背脂豚骨」というものだったと思う。ラーメンの汁は全部飲んではいけないもの、その通念をひっくり返す題名。脂を活かした味の良さに、ただ感動と言っては安っぽくなる、魅了されたとも言える。
しかし、それからどうしたことか、「飲み干す一杯」と逢う機会は少なかった。何年か経って、ようやくの再会。それは「背脂豚骨」ではなかった、それでも同じ「飲み干す一杯」と期待したが、積もる想いが勝ってしまい、かえって味の実感は今一つ。好きだからこそ嫌いになる…[全文を見る]
「伝説のすた丼屋」というのは多摩地方の名物的な店なのか‥‥おや、北海道にも二店舗だけあった。しかし「すた丼屋」の何たるかを知らない。ラーメン屋ではないようだ。それはおいといて。
「醤油」は戻し3分‥‥。
それと同じつもりで「味噌」を作ろうとすると‥‥、おっと危ない、こっちは戻し5分だ。味に合わせて麺も変えているのだ。
どちらも美味しゅうございましたが、敢えて優劣を付けるなら「味噌」の方が味の組み立ての中でニンニクこさが効いているように思う。ニンニク風…[全文を見る]
こく搾り…
原材料名によると「さいしこみしょうゆ」を使った濃ゆい醤油味。確かに旨いが食塩相当量 8.2g という凶悪な代物。旨い。
北海道…
バター風味(バターを使ったとは言ってない)の調味油が美味しい。脂質は 17.6g と、この大きさのカップ麺としては特に多くはない。ラーメンにバターを加えるなんて奇特ですね、カップ麺でしか見たことないですよ。
カップ麺でこんなに旨いカレーが食べられていいのか?! こぶたxココイチ最強タッグが十周年。歴代売上一位と二位という2012年4月発売の商品が復刻。麺よりむしろ米が欲しくなる系です。カレーライス好きならシメの白飯を用意して食べよう。他社カレー系カップ麺が彼方に霞む。
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