小学校4年のときの担任(仮)の奥方が、かつて大変な病気にかかったらしい。曰く
「背中に水ぶくれが沢山出来て、それがつぶれると、出てきた汁のせいで背中に服が張り付いて、服を脱ごうとすると痛がる」
医者に見せたところ「これは一生治りません」と言われたそうで、失意のまま先生は新宿あたりを彷徨っていたそう。
「そうしたら占い師に声をかけられたんだ。そこで奥さんの病気のことを相談したら『あなたはご先祖様にちゃんとお祈りしていないでしょう!』と言われたんだ。言われてみれば、うちには仏壇なんて置いてなかった。占い師が『ちゃんと仏壇を買ってお祈りしないとだめです!』と言うので、慌てて仏壇を買って毎日祈っていたら、不思議な事に奥さんの病気がどんどん治っていったんだ!!」
新宿界隈で、自分から声をかけてくる占い師って・・・
病気は帯状疱疹かな。「ウィルスはずっと潜伏している」が、どうかなって「一生治らない」に変換されたのではないかという気がしている。
教師が教えてくれた、今でも覚えている言葉のことを語る