で、そんな風に「過ちは二度と繰り返しませんから」と真摯に反省してた(しようとしてた)ドイツですら、未だにメスト・エジルが(あのエジルですら、だ!)あんな目に遭ってしまうのを考えると、差別偏見と戦うことの難しさを痛感せざるを得ない訳で……まあ、エルドアン大統領は気安く持ち上げたらマズい相手だとは思うけど、それを越えた話になってるっぽいもんなあ。
思うに、差別偏見に本当の意味で対抗するためには、自分の普段の言動や思考の中で、差別的なところ、下手するとそうなりかねないところがないかどうか、あった場合はそれをどうコントロールして、完全なダークサイドに落ちないようにするかってことを考えとかないと駄目なんじゃないだろうか。
他人の差別的言動を指摘したり批判したりするのも、特にその相手が為政者だったり影響力のある人間だったりする場合は大事だろうけどさ。