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勝手に引用のことを語る

義務感と人情から毎年母に会うために帰郷するのは、つまるところ母親がかけがえのない存在だからである。しかし彼は、母を心から気にかけたことは一度もなかった。

ウィリアム・トレヴァー「エルサレムに死す」『聖母の贈り物』