子どもの頃から私は、
「毎日ご飯を食べて寝て起きて、今日はこの服を着て学校でお菓子を食べてきゃーきゃーいって
春が来たらお弁当もってピクニックに行って
夏が来たらサンドイッチもって海にピクニックに行って
秋には収穫して、冬の為の保存食こしらえて
冬は冬でパーティーしたり暖炉の前で編み物したりっていうのを
延々やっててくれたら、大体それでいいと思ってる。
物語としては。そういう物語が好きでしたねー。
だから、物語の中で起こった事とか、あんまり覚えてないの。
日々のディティールが描かれてりゃそれでいいので。
そんな私が、小学1年生の頃から大事に抱えている絵本は「にぐるまひいて」です。
荷車に一年かけて家族で作ったさまざまなものをつめこんで街に売りにいって最後は荷車も牛も売っぱらって帰ってくるって言うお話です。(それを毎年繰り返してまーすっていうお話)