(分かり易くする為に)「透明化して詳細にした」結果今の採点法になっているわけで、実際ずいぶん分かり易くなってると思うんだけど、はっきり言って、「難解だーもっとシンプルニーおれにわかるように産業でー」って言ってる人たちは、誰の為の採点システムで、誰の為の競技だと思ってるの?観客?もし、それが、選手の為!って思ってるなら、大間違いじゃない?
ていうか、そういう人たちは、ここ数年でかなり、技術的に進歩してる(と思うよ。プログラムどれも見応えあるじゃん)ことについてはどう考えてるの?それこそ、あの採点システムが、競技全体の事を考えられて作られたものである、ということを表す結果であり、大切な事だと私は感じるんだけど、そういう人たちは、競技にどうなっていってほしいの?
例の記者が言う「わかりやすい」って何だろ?「自分が納得できるかどうか」「自分にとって公平であるかどうか」という風にしか読めないんだけど。そんなの、求める方が間違ってるよね…。
フィギュアスケートの採点は、確かに面倒ではあるけれど、その面倒さは、すべての選手に公平に、スポーツとしての進化と見据えた為だと感じるし、それは、シンプルに分かり易くする、よりもずっと大事な事だろうと思う。更に、その面倒な採点を、ジャッジは毎年勉強しながらやってて、かつ、それをなんとか観客に理解してもらおうと、プロトコルやルールブックの公開もしてる。
これ以上、わかりやすくしてーって、うーん。なんだろうな。私の希望としては、ジャッジミーティングの議事録公開、とかなんだけど、本当にこの段階で「わかりにくいからだめ!」って言ってる人は、それやってもらって満足するのかしら…するひともいるだろうけど…ちょっと自信無いわ…
ところで、みんな、そんなに6.0制って公平だと思ってたの?あの時から疑惑や問題は結構出てたよね。出てなかったのは何故その選手に1位がつけられたのか、という情報。その情報が無かったから、逆にどうしようもなかったし、ネットも無かったから他の人の意見も聞きにくかっただけだろう、と思うんだけど、違うの?単純明快、すぱっとわかりやすく公平ーーーって思ってた?違うんじゃないかなー。「勉強しなくちゃわからない」というストレスがかからなかっただけじゃないかな。だって勉強しようにも勉強道具がないんだもーんつって。
今は、なんだか小難しそうな数字が並んで、かなり勉強しなきゃ行けなさそうな情報がどばーーーっと出ちゃってるから、うわーめんどくさい、ってストレスに感じてるだけじゃない?
そんで、もっと簡単にしてくんなきゃ俺たち離れてっちゃうよ?…ってあの記事は書いてあって、おいおい、ええと、こういうのなんて言うんだっけ?
もう、何回か書いてるんだけど、因数分解が理解できないからって「俺が理解できない因数分解がおかしい」「理解しようと努力してるのに出来ないから因数分解自体が悪い」ってことにはなんないでしょって事よ…勉強の仕方を見直すか、先生変えな?って話じゃん…