批判に対する批判だって、ある方が機能としては「正常」なんだとおもうけれど「見る目がない」だの「お門違い」だの、批判した側がそこまで言われる問題かなーって言うきもするのよね。
そりゃあ、ドラマよ。フィクションよ。そうやって受け止められたら、いいわね。いいわよ。でも、現実問題、テレビでおこってる事を「そーゆーもん」と刷り込まれて、施設や、施設にいる子どもたちに、ナチュラルな偏見を投げる「通りすがりの人」はいると思うよ。その時に、その種をまいたテレビは、何をしてくれるの?現実的に対処するのは、現場じゃん。
連ドラだからね。最終回までに話が回収されて、いろいろあったけど、問題提議が出来たよね、と問題の道筋が出来ればいいよね。色々納得できたら、そりゃいいよね。「知らなかった人」が「知る機会」になることもあるのだし、それだけでもいいよね。そう考えられたら、いいよね。でも、その間三ヶ月、やっぱり対処するのは現場だよ。三ヶ月あれば、人の心を、壊すこともできるって思うよ。
だからって、放送すべきじゃない、なんて事は、全く思ってないんだけどね。でも、外野が「クレームした」という事実ばかりをとりあげて「何故クレームがおこるのか」を現場の立場から考察しないなら、フォローも期待できないし、やっぱり、TVの影響は深刻に考えなきゃ行けないんだなーって思う。