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読了のことを語る

布団部に再入団してぬくっくぬくで読みました!
カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』
 
・ガエル君が主演した映画「ブエノスアイレスの夜/PRIVATE LIVES」が大好物
 という方なら狂喜乱舞してお召し上がりいただける一冊。
 アタクシも主人公セサル=ガエル君を妄想して官能読了。
・アルゼンチン・ノワール(ノヴェラ・ネグラ)はアルゼンチン黒歴史が現代まで続くため、
 時代感覚が身近。(「ブエノスアイレスの夜」も同様)
 アツアツで提供されるので
 「こうしてる今にも、もしかして起きているかも」とゾゾゾ度アップ。
・そんな血の歴史を長く追う書き手が、元ジャーナリストで
 故意になのか作風なのかわからないけど史実風な仕上がり。
・当たり前だけど、報われない話。しかも「一分の隙もなく報われない」
・テーマは横トリ「どこまで知ることができるか」に対して本書「何も知ることはできない」
 
まあ、フツーは朝(出勤前に)読む本じゃないですね。