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勝手に引用のことを語る

本来、自分の時間は自分のためにある。何をするかは自由なはずだ。しかし、ブログを書くことが日常になると、ついブログに書けることを生活の中に探してしまう。人が驚くようなものを探している。写真に撮って人に見せられるものを見つけようとしている。たとえば、1年かけてじっくりと考えるようなもの、10年かけなければ作れないようなもの、そういった大問題や大作ではなく、今日1日で成果が現れるような手近な行為を選択するようになるのだ。知らず知らず、ブログに書きやすい毎日を過ごすことになる。これは、「支配」以外のなにものでもない。人の目を気にし、日々のレポートに追われるあまり、自分の可能性を小さくする危険がある。

自由をつくる 自在に生きる (集英社新書) by 森博嗣

これはハイクにおいての自分にも若干当てはまるような。