内田「コピーライトがうるさく言われ始めたのは80年代からなのかな。ミュージシャンや音楽を愛さない人間が音楽ビジネスを仕切り始めて、状況がガラッと変わってしまった。たとえば著作物に歌詞を引用する場合、いちいちJASRACに許可を得なければなりませんよね。 すると人は手続きが面倒だから語ることをやめてしまう。語られる機会を失った文化が発展していくとは思えません」
贈与とお布施とグローバル資本主義 鼎談:内田樹×釈徹宗×後藤正文
内田「コピーライトがうるさく言われ始めたのは80年代からなのかな。ミュージシャンや音楽を愛さない人間が音楽ビジネスを仕切り始めて、状況がガラッと変わってしまった。たとえば著作物に歌詞を引用する場合、いちいちJASRACに許可を得なければなりませんよね。 すると人は手続きが面倒だから語ることをやめてしまう。語られる機会を失った文化が発展していくとは思えません」
贈与とお布施とグローバル資本主義 鼎談:内田樹×釈徹宗×後藤正文