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読了のことを語る

『罪悪』『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ
転がっていく悪党物語だったり誠実過ぎるひとの躓きだったり。
弁護士である「私」の介入が何かを明るみに出すというよりそこに襞があることを示すのに機能する、その距離感が好き。
良いものを見つけた。教えてくれたひとにありがとう。