私たちに何ができるんだろう
途方に暮れたあの日
落ち込んでしまったあの日
哀しみに暮れたあの日
でも ふとお菓子を食べたこどもが ぱっと笑顔になった
おとなだって おとなになれないときがある
元気を出せないときがある
そんなときは おやつでも食べて欲しいな
そう思って 真っ赤なグリコワゴンは
東北へ向かったのでした
つらいときは つらいって言おう
励まして欲しいときは 励ましてって言おう
そばにいて欲しいときは
お願いだからそばにいてって言おう
おやつはあなたをちょっとだけ
包み込むものだと 信じているから
しまい込んだ心を 癒してくれると信じているから
気を張っている人を 甘やかしてくれるって信じているから
あなたの元に お菓子を 笑顔を 届けに行きます
新しい未来は 待ってちゃダメだ
ぼくらが 自分たちで 作ろう
(江崎グリコ 全面広告:3/11 朝日新聞朝刊 p. 35)