id:florentine
読了のことを語る

大江健三郎『みずから我が涙をぬぐいたまう日』講談社文芸文庫

夢中で読んだ超絶技巧小説『水死』の冒頭につながる、ていうことで、
じつは長らく積読だったのだけど花うさぎ連載を終えてすぐ読んだ
連載のあいだ、わたしのあたまのなかにはずっとこの本が意識されていて、
というかもっとはっきりいうと「三島」だけど
ということとかをひとさまに伝わるように言語化するのがたいそうむつかしいので早々に諦めて
一読者としてほんとに『水死』が最後の仕事だなんてのはやっぱりゆるせん、この先にすごいのクルだろう、くるはずだから次をぷりーず! という気持ちでいっぱいだとだけ