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読了のことを語る

バタイユ『マダム・エドワルダ 目玉の話』

生田訳の眼球譚を再読したかったのだけど図書館になくてこちらへ
ただ、目玉の「玉」にフォーカスした訳文の面白さはあったかな
それと、
前はひたすら、カッチョエエええって思いながら読んだはずが
こんかいは非常に感傷的なはなしにおもえた、感傷的っていうと誤解を招くかもだけど、言うなれば少女小説的というか(余計に誤解をうむってw いやでも、うん、なんか、そんなイメージ)
じぶんの「読み」が変わったのか(まだうぶだった学生時代w)、訳文の印象か(生田訳のかっこよさはあるはず)、じぶんの置かれている状況的なものか(実はおもうところがあって再読した訳ですから)
バタイユ、三島の「小説とは何か」に引かれてるのよね、あれ絶筆だし(というだけで読み返したわけでもないのですが、まあ、うん、いちおう、ね)
もちょっとバタイユは読んでみる
できたら断章形式を真似たい(キニャールの元ネタのひとつ、だから)